Naked Heart

その時々の関心事をざっくばらんに語ります

10年目のリベンジ

2006年01月09日 21時00分23秒 | 学座
昨年5月19日の記事「平和国家?」で、「この夏、被爆60年の
広島を案内したくて」と書いていましたが、それが延びに延び
て、この度の連休になりました。
1泊2日の平和学習が無事に終わって、帰って来たところです。
慣れないガイド役で、クタクタになってしまいました。
内容に関しては、まだ整理できてませんし、まとめる気力も
残っていないので、明日以降載せて行きたいと思います。

広島で平和学習をやりたい、と思い立ったのは、まだ学生
だった1995年のことです。50年という節目が強調され、私も
多少踊らされた面もありますが、その年の春に沖縄での平和
学習に参加して、それを私自身の日常の場につなげたいと
いう思いから、広島にこだわるようになりました。
私が長崎県の生まれで、身内にも被爆者がいることも多少は
影響したと思います。震災のあった神戸・淡路や沖縄には
関われない、関わりたくないと思っても、広島・長崎だけは
逃れられない宿命(クリスチャン的には「重荷」と言いますが)
のようなものを感じていました。
でもその年は、個人的に友人を8月6日の広島に招いたものの、
とにかく「ヒロシマ」を肌で感じてほしい、ということ以上には
考えられず、十分な準備もできず、こちらの意図が伝わらない
まま不完全燃焼に終わってしまいました。
翌年からは私が岡山に転居し、8月は教会の奉仕に追われて
いたこともあり、二度目の機会は持てませんでした。(一度
「毒ガスの島」竹原市の大久野島の見学を企画しましたが。)
広島に戻ってからも結婚、仕事に育児と余裕が無く、10年目
にしてようやくリベンジを果たした格好です。
まあいろいろと不備もありましたが、今後も続けていけそうな
手ごたえを得ましたので、反省を次に生かしたいと思います。