しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

自死遺族の分かち合いは自己顕示欲のためにあるのではない…と思う

2021年07月26日 | お知らせ

 

6月23日に、出雲市主催の「自死遺族支援研修会」が、庁内職員向けにあった。
その様子はNHK松江放送局から、県内に夕方と夜と、翌朝は中国地方にも放送された。

県外から数人の自死遺族の方から連絡が入った。
そのうち広島県北の方から、一度会ってから分かち合いに参加してみたいです…との電話をいただいた。
松江道「道の駅たかの」で待ち合わせをし、個別分かち合いをした。
お互いが気丈に振る舞っていても、自己紹介をした時点で、堰を切ったように涙があふれた。

自動車道.尾道松江線にある「道の駅たかの」で出会ってきました
この日の夕方から大雨になり、自動車道で土石崩落があり一部通行止めになりました


その方から意外な言葉が出た。
「島根県にもうひとつ会があるというので、そこに電話をかけたら『先日三次での分かち合いは終わった』
『では次回いつありますか?』『未定です…』と言われたんですよ!?本当にあったのですかねー」と。

もうひとつの会の事は、だいたい想像がつく。
確かに島根県のホームページにも載っている。
県内の新しく「虹」に繋がってきた遺族たちは、その会の存在や主催者を知っている人はいない。
県は、実動が無いなら「消します」と伺いをたてたら「消さないでほしい」との返事がきました…と。

U市の広報に「虹」の集いを掲載したくても、実態が分からないもうひとつの会の主催者の住所がU市にあるので「虹」だけを載せれない、、、とU市は言う。
つまり、U市の遺族の方たちには分かち合いの場所が県内にあることを、広報で知ってもらえない状況にある。
ホームページから消さないでと主張している主催者は、実は自分がU市やU市内の遺族たちに迷惑をかけている事に気づいていない。

その主催者は「打倒虹.打倒K」という不純な目的で立ち上げたと、その会を当初手伝った遺族から聞かされていた。
ならば、何故その会は県内(特にU市)でやらず、三次や尾道などの県外でしか出来ないのか?
自己顕示欲の為に、遺族だということで、何故遺族を利用したいのか?
それとも、そもそも実存しているのか?
このような人がいるから、自死遺族の自助グループは危険だ!という印象を与えてしまっている。

自死遺族たちの分かち合いの必要性や基本的ルール、そして、悲痛を抱えて「虹」に繋がってきた、あの時の自分自身を振り返ってほしいと願う。

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