しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

~無題~

2015年12月23日 | その他
 
その年を象徴するという漢字一文字の発表が、12月15日にあります。
H18年の漢字は、忘れもしない「命」でした。
決まった時、お笑いコンビTIMのゴルゴ松本達の「命」の人文字の格好をして、私を笑わせた息子。
それなのにそれから12日後に、自らその「命」を閉じてしまいました。
12月は、何を見ても聞いても感じても・・・つらい事ばかりです。
母親として、いつまでたっても忘れられない、忘れてはならない小さな想い出です。
 
12月も11月以上に奔走の月でした。
大田と松江の分かち合いの集いの各会場に、初めてご参加の方がお一人づつ、お二人とも配偶者を亡くしておられました
すがるおもいで初めて集いに参加した時、誰もそんな目で見ている人はいないのに、周りの目を意識して会場に行きました。
私たちの中に、「自死遺族」だからと後ろ指を指されているような、偏見があるからなのです。
逝った人のことを悲しみと共に語ってあげれ、私達も毅然と生きることが出来る社会になればと思います。
 
2つの裁判応援(傍聴)、人権デーや週間の関係で人権に関する講演やNHKラジオ収録(18日、中国エリアに放送済み)など。
大阪のシンポに参加し、東北の過労死家族の会の代表の方や、「虹」に通って地元で遺族の会を立ち上げた代表の方達と交流しました。
出来る人が出来る時に役割分担でカバーしながらの、12月の「虹」の活動でした。
そんな今月も、今年も、あと数日で終わろうとしています。
 
24日(木)、新庁舎となった雲南市役所へ、雲南の遺族とパネル展開催の打ち合わせに行きます。
26日(土)、益田会場の分かち合いの集いで年内の活動は終りです。
 
「しまね分かち合いの会・虹」の基本的活動は、大きく3つからなっています。
1、自死遺族分かち合いの集いの継続開催
2、24時間電話相談、個別相談、同行支援など
3、自死に対する啓発活動 です。
来年度は、集いや啓発活動の内容を少し見直したいと考えています。
県内各会場のスタッフ的立場の方がた、どうもお疲れさまでした~(*^^)vb

私達のような悲しみ苦しむ遺族が出ないことを願って、私達にしか出来ない活動を続けたいと思っています。
活動をご支援いただいた皆さま、新しい出会いをいただいた皆さま、どうもありがとうございました。
 

 

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あなたは

大切な家族を 自死で突然失う衝撃 誰にも話せず胸がつぶれそうな日々 一人ではとてもかかえきれない想い このつどいでは 悲しみ苦しみ怒りなどを分かち合っています 涙しています 聴いています あなたのとなりには 同じおもいの自死遺族しかいません 安心して分かち合っています 新しいつながりが きっとあなたを待っています 一度いらしてみませんか (会場等に自死自殺の文字は使用していません安心してお越しください)