しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

~島根県自死総合対策連絡協議会~

2018年02月06日 | その他
 大寒波でガリガリの氷状R431(通称:湖北線)を緊張いっぱいに走り、積雪25cmという松江市内に何とか辿り着きました。
向こう5年間の、「島根県自死対策総合計画」(素案)を協議する会議が、今日、県民会館でありました。
委員は、学識経験者・医療・職域・地域・実践者・法律・行政等々の領域から参加、構成されています。
「虹」は、2012年から実践者の領域(いのちの電話もこちらです)に入らせていただいています。
 
今日の会議前半、ロの字の対面側に何と居眠りをしている委員が・・・!!
取り返しのつかない「命」や「自死」という大事な会議に、緊張感は無いのだろうかとの疑念を抱きました。
積極的に意見発言する委員や、司会者に指名されて発言される委員とさまざまですが・・・
こともあろうか、さっきまで居眠りをしていた、その委員に指名がありました。
空気読めてない・・・そんな発言となり、会議が好くも悪しくもヒートアップしていきました。
 
「そのような考えの貴方は委員に相応しくない!」と声を荒げるオブザーバー。
会議が終わってからも、詰め寄り理解を求めようとする側、譲らない委員。
空気読めてない譲らない委員は、精神科病院協会に関係しているお偉いお方。
「SOS」を見逃したらいけないと軽々しく言われるけど、精神科にかかっている希死念慮のある患者さんが自死した時って、その場合はどう言うのだろう。
患者さんの「自死」になれているかもしれないが、「一つの命」をなめないでいただきたい。
そして「自さつ」「自さつ」と発言した事に意見されたら、自分は「自さつ」でも「自死」でもどっちでもいいと。
委員に相応しくないというオブザーバーの声、うなずける。
 
大雪の中出席したのに15分も早く終わるし、いつもに増して空しさの残る協議会でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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第9回しまね自死遺族フォーラムin浜田 開催のお知らせ

2018年02月05日 | ご案内

タイトルは、~愛しい命 社会とのかかわりの中で〜

 浜田で2度目のフォーラムとなります。わたし達のような悲しい苦しい体験を誰にもしてほしくないとの願いを込めて、開催します。
地域の皆さま、自死問題に関わられていらっしゃる方々、自死問題に関心をお持ちの方々、そして当事者の方々などのご参加をお待ちしています。
 
 
 

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~近況報告⑤~

2018年02月02日 | ご報告
 
◎1月13日(土) 出雲分かち合い
   今季初めての寒波襲来4日目に、ことし初めての分かち合いは出雲で開催でした。
   Xmas~年の瀬~新年を、どのように過ごしクリアしたのかを中心に分かち合いました。
   初めて新年を迎えた方は、喪中葉書さえ出せないままに年賀状が届いてしまいどうしようかと。
   おめでとうございます、などと書けないお返しの年賀状・・・ならば、寒中見舞いを出しては?と。
   あの時以来、年賀状が書けなくなってしまった、私たちほとんどの気持ち。
   クールダウン(J交流会)には、出雲市役所・出雲保健所・NHK記者さんがご参加でした。
   それぞれに、想いや現状や方向性や取材方法などを11名で交流しました。
 
◎1月20日(土) 浜田分かち合い
   配偶者を亡くした2名、親を亡くした1名、子供を亡くした2名の、5名で分かち合いました。
   後半のJ交流会は、浜田保健所から2名、江津市役所から3名が参加され10名で交流しました。
   感情を抑えた「体験的知識」に耳を傾け、本気で自死対策に活かそうとしてくださるのなら嬉しいかぎりです。
 
◎1月26日(金) ぱらん広場(子どもを亡くした親の会)
   今季2度目の寒波の中、子供を亡くした親たち恒例の一泊分かち合いがありました。
   時薬はあるというものの、背格好が似ていたり年齢が近いなどの重なるものがあると、感情が噴き出ます。
   もう大丈夫、、、と思っていても、いつまで経っても、自死で子どもを亡くした親の悲痛は、止まりません。
   年齢のせいか、極寒のせいか、午前1時半には10名の親たちは早くもご就寝zzz、でも
   目覚めて朝の露天風呂~朝食バイキングで、元気いっぱいになれました。
 
朝の湯けむり露天風呂

個室で朝食バイキング

全国ベスト8の庭園も今年はまるで水墨画です
  


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あなたは

大切な家族を 自死で突然失う衝撃 誰にも話せず胸がつぶれそうな日々 一人ではとてもかかえきれない想い このつどいでは 悲しみ苦しみ怒りなどを分かち合っています 涙しています 聴いています あなたのとなりには 同じおもいの自死遺族しかいません 安心して分かち合っています 新しいつながりが きっとあなたを待っています 一度いらしてみませんか (会場等に自死自殺の文字は使用していません安心してお越しください)