大寒波でガリガリの氷状R431(通称:湖北線)を緊張いっぱいに走り、積雪25cmという松江市内に何とか辿り着きました。
向こう5年間の、「島根県自死対策総合計画」(素案)を協議する会議が、今日、県民会館でありました。
委員は、学識経験者・医療・職域・地域・実践者・法律・行政等々の領域から参加、構成されています。
「虹」は、2012年から実践者の領域(いのちの電話もこちらです)に入らせていただいています。
今日の会議前半、ロの字の対面側に何と居眠りをしている委員が・・・!!
取り返しのつかない「命」や「自死」という大事な会議に、緊張感は無いのだろうかとの疑念を抱きました。
積極的に意見発言する委員や、司会者に指名されて発言される委員とさまざまですが・・・
こともあろうか、さっきまで居眠りをしていた、その委員に指名がありました。
空気読めてない・・・そんな発言となり、会議が好くも悪しくもヒートアップしていきました。
「そのような考えの貴方は委員に相応しくない!」と声を荒げるオブザーバー。
会議が終わってからも、詰め寄り理解を求めようとする側、譲らない委員。
空気読めてない譲らない委員は、精神科病院協会に関係しているお偉いお方。
「SOS」を見逃したらいけないと軽々しく言われるけど、精神科にかかっている希死念慮のある患者さんが自死した時って、その場合はどう言うのだろう。
患者さんの「自死」になれているかもしれないが、「一つの命」をなめないでいただきたい。
そして「自さつ」「自さつ」と発言した事に意見されたら、自分は「自さつ」でも「自死」でもどっちでもいいと。
委員に相応しくないというオブザーバーの声、うなずける。
大雪の中出席したのに15分も早く終わるし、いつもに増して空しさの残る協議会でした。