しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

~自死遺族支援研修会~

2016年02月16日 | その他
 
2月8日(月)、島根県主催の平成27年度「自死遺族支援研修会」が開催されました。
遺族支援には遺族の数だけ、それぞれに様々な支援があると思います。
 
島根県の場合、どのような支援を必要としているのかを遺族達に打診してくださいます。
改訂後は、全国自死遺族連絡会の田中幸子氏、全国自死遺族支援弁護団所属の和泉貴氏、自死遺族支援の第一人者奈良女子大の清水新二氏に、ご講義をいただきました。
今回は、「当事者の声の発信をどう手助けするか」~自死遺族、震災被災者への地元紙の報道から~と題して、宮城県仙台市河北新報社編集委員の寺島英弥氏が実践してこられた支援を聴講しました。
 
ご自身のメディアとしての支援のあり方は、支援をしようとする方々にも共通しているように思う、と前置きをしてからお話をされました。
・地域メディアの本義~人と人の間にあってつなぐもの、つなぐ人・手伝う人。
・記者(新聞社)は、高みの人ではない・・・。(地元紙をおもい比べ「そうかな~」と感じるところがあり首をひねってしまいましたが)
・自死遺族との出会い~見つめ支援し続けた歩み~『自死遺族の悲しみはつながる力に』~等、多方面の支援者に大いに共感してもらえる内容だったと思いました。
自死遺族支援に先駆的な宮城県の、各機関との連携などもお聴きしたかったのですが、それは欲張りと言うものですね。(宮城県主催自死遺族シンポではコーデネーターをされています)
 
今までの自死遺族研修会への参加者は内部的な方が多かったのですが、今回は市や県の議員の方や報道に関わる方の自主的参加も多く、今後の課題にしていただきたいと思いました。
 
研修会修了後、寺島氏、県の自死対策関係者5名、報道関係者3名、弁護士、支援者、遺族9名、20名でランチ交流会をしました。

  

 


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第7回「しまね自死遺族フォーラム」inまつえ開催のお知らせ

2016年02月04日 | その他
 
 「節分荒れ」という言葉があるように、この時季山陰は例年けっこう吹雪いたりする日が多いのですが、昨日の「節分」と今日の「立春」は、暦どおりのぽかぽか陽気になりました。
そんな中、3月に開催するフォーラムのチラシがやっとできました。
 
3月13日(日)13時~16時、会場は松江市総合文化センター(プラバホール2階大会議室)。
今回のタイトルは、~わたし達のまさか 自死は他人事(ひとごと)だとおもっていた~、です。
1回目からの共通サブタイトルは、~この苦痛は、もう私達だけでいい!~、です。
 
「しまね自死遺族フォーラム」は毎回、フォークシンガーの木下徹さんを除いて全員が自死遺族等の当事者です。
今回の基調講演は、全国自死遺族支援弁護団所属で自死遺族でもある、広島の佃祐世(つくださちよ)弁護士が講師をつとめてくださいます。
「遺族は語る」では、家族を失った県内遺族達がそれぞれの痛恨の想いや、自死がゆえにうけた差別や偏見について語りかけます。
 
また、3月の自死対策強化月間に合わせ、「自死遺族の想いを伝えるパネル展」を展開します。
3月1日~4日雲南市役所ロビー、 3月7日~18日島根いきいきプラザロビーです。
各会場では、会場担当遺族がパネルについて説明をしたり相談にのったりもさせていただきますので、どうぞお出かけになってください。

 
 
 
 

 


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あなたは

大切な家族を 自死で突然失う衝撃 誰にも話せず胸がつぶれそうな日々 一人ではとてもかかえきれない想い このつどいでは 悲しみ苦しみ怒りなどを分かち合っています 涙しています 聴いています あなたのとなりには 同じおもいの自死遺族しかいません 安心して分かち合っています 新しいつながりが きっとあなたを待っています 一度いらしてみませんか (会場等に自死自殺の文字は使用していません安心してお越しください)