しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

12月31日(日)

2023年12月31日 | その他


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年12月27日(水)の一畑百貨店

2023年12月27日 | その他

小学3年生か4年生の頃、松江城近く(殿町)に一畑デパートが開店した。
一年に一度、夏休みの終わりに平田駅から一畑電車に乗り、両親がワクワクのデパートへ連れて行ってくれた。
その頃から、将来は絶対にデパートガールになる!!という夢を抱いてしまった。

1968年4月、あこがれと希望の一畑デパートへ社員として入社できた。
それから出たり入ったりしたが、36年あまり一畑デパート(松江店.出雲店)に勤務していた。

2006年12月27日(水)、一畑デパート内の化粧品コーナーで仕事をしていた。
夕方の喫茶店での休憩時間に、お互いの息子の事を話し合っていた。
仕事片付け中の午後8時前に、息子大輔からメールが届いていた。
ちらっと読んだが、片付けが終わってから返信しようとしていた。

最初は、冗談? 何ふざけているの? ぐらいにしか思っていなかった。
「24年間ありがとうございました……」で始まるメールなのに。
その後返信したが反応がない。
電話をかけても、電波がどうのこうのとアナウンスするだけだった。

その数時間後に大輔は還らぬ人となり、メールは本物の遺書となった。
あの日を境に、知った人に会うことが苦痛になり、人前にも出れなくなり退職した。
一畑デパートの前さえも、もちろん店内にも足が向かなかった、心と体が行けなくさせてしまった。

一畑百貨店が閉店になるとの衝撃のニュースは知っていた。
詩人の里みちこさんと、今年11月にご縁があった。
12月20日(水)の山陰中央新報「こだま」欄に、一畑百貨店の思い出が掲載されている里さんの文章を読んだ。

その一週間後の今日、私は一畑デパートへ来ていた。
17年前のあの日と同じ日巡りの、12月27日(水)。
17年経ってやっと、私の人生最後の職場に行けた。

里みちこさんの投稿記事を読まなかったら、今日という日は永遠に来なかったと思う。
一畑百貨店が消える事は残念だが、気持ちに一つの区切りがついた。

桑原正好


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHKしまねっと610

2022年04月12日 | その他

NHKのしまねっと610でしまね分かち合いの会・虹の発足から現在の活動の様子などを、桑原さんを中心とした遺族会のあゆみとして3月24日に放送されました。

 

しまねっとニュース610 アーカイブス3月24日をご覧ください。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生命力

2022年04月03日 | その他

一本の木に紅と白の花が咲く木がず~っと欲しかった
昨年、仲間の知人から分けていただけた
この枯れ木にどんな紅白の花が咲くのだろうか……
一向に咲く気配はなかった
ある日突然、根元に芽吹いていた!紅と白の花が!
仲間に写真を送った
「移植成功だよ!」って言ってもらえた
その生命力が嬉しかった
大事に育てたい


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道の駅のツバメ

2020年07月04日 | その他

道の駅スタッフの思いやり  自動ドアに貼ってあるイラストにも…  
どんな社会にも、相手を思いやる優しい心があれば、追い込むことはないでしょうに…

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたは

大切な家族を 自死で突然失う衝撃 誰にも話せず胸がつぶれそうな日々 一人ではとてもかかえきれない想い このつどいでは 悲しみ苦しみ怒りなどを分かち合っています 涙しています 聴いています あなたのとなりには 同じおもいの自死遺族しかいません 安心して分かち合っています 新しいつながりが きっとあなたを待っています 一度いらしてみませんか (会場等に自死自殺の文字は使用していません安心してお越しください)