しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

「ぱらん広場」と「Jサロン・虹」

2016年01月27日 | ご報告

 今季最大の寒波に、2つのイベントは大雪が襲う前のラッキーさでしたが、さすがに寒さは厳しかったです。

 
1月22日(金)、子供を亡くした親の一泊分かち合い「ぱらん(親)広場」がありました。
温泉宿では、美男(?)美女が湯けむり立つ湯に何度もつかったり、次々運ばれる美味しい料理をお腹いっぱいにいただきました。
ふだんを離れ、少しだけ贅沢気分を味わいながら、分かち合いも時間を気にすることなく深夜まで続きました。
 
食べれない(食べてはいけない)、楽しめない(楽しんではいけない)、そんな罪悪感に苛まれた時もありました。
それぞれに笑顔が戻ってきた・・・今はもう、それだけで十分にいいんです。
亡き子供たちも親たちの笑顔を、きっと、この場で笑いながら一緒に過ごしてくれているのでは・・・そういいきかせていました。
 
翌23日(土)は、「分かち合いの集い」を通して少し前向きになれた遺族の集い「Jサロン・虹」を開催しました。
「Jサロン・虹」は、荒波の宍道湖や横なぐりに散る雪を眺めながらの、サロンになりました。
サロンは入退出時間が自由なので、別会場の遺族同士の初対面自己紹介がその度にあります。
「分かち合いの集い」とは違い、基本そこにはもう涙はありませんし、なんでもありです。
足を地に着け前を向いて上を向いてみんなで一緒に歩こう!! そんなイメージの交流サロンです。
 
残念なことに、この会場は来年3月にホテル自体が閉鎖になり、ここでのサロン開催も後一年です。
ロケーションがいいので、それまでに一度いらしてみられませんか。

 













 
 

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~クールダウン(茶話会)~

2016年01月11日 | その他
2016年、初の分かち合いのつどいは9日(土)の出雲会場でした。
親を亡くした3名、配偶者を亡くした1名、子供を亡くした5名の9名でつどいました。
 
初参加の方がいらっしゃらなかったので、クールダウンの時間を少し早くから初めました。
持参されたお正月っぽいお菓子や佃煮や漬物が、テーブル上にひろがりました。
NHK松江放送局からいただいたクッキーも・・・。
 
遺族感情に違いのあるⅩマス~年末年始の想いや、それをどのようにクリアしたのかを話し合っていました。
また、県主催の「自死遺族支援研修会」や、虹主催の「しまね自死遺族フォーラム」の打ち合わせ的な話も盛り上がりました。
そして27年度内に、県と虹と、それぞれに冊子が発行される事についての情報などもシェアしました。
 
申年にあやかって、心底笑わせてくださったМさんの猿の集団行動のお話などに時を忘れ、会場使用時間を1時間もオーバーしていました。
いつもの重い分かち合いを引きずったクールダウンとちがい、新年らしくちょっとだけ明るく雰囲気のいい時が流れていました。
 

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あなたは

大切な家族を 自死で突然失う衝撃 誰にも話せず胸がつぶれそうな日々 一人ではとてもかかえきれない想い このつどいでは 悲しみ苦しみ怒りなどを分かち合っています 涙しています 聴いています あなたのとなりには 同じおもいの自死遺族しかいません 安心して分かち合っています 新しいつながりが きっとあなたを待っています 一度いらしてみませんか (会場等に自死自殺の文字は使用していません安心してお越しください)