しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

~しまね自死遺族フォーラムin浜田~タイトル等決定!

2017年12月29日 | お知らせ

~愛しい命、社会とのかかわりの中で~


日時:3月3日(土)13時~16時
会場:いわみーる
講演:西澤久夫氏(滋賀県東近江市在住、演題:「ハラスメント(嫌がらせ)と自死」)
うた:木下徹氏(大阪市在住、フォークシンガー、「僕のゆめ」他)
遺族は語る:県内3~5名の遺族の体験発表

チラシは後日、アップさせていただきます。
ご多忙な時期ではありますが、ご来場いただければ幸いです。


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~12月19日までの活動~

2017年12月21日 | ご報告
 
12月4日(月)
現在闘争中の裁判応援に行きました。
その足で、メッセで開催された「29年度自死対策等関係機関研修会」に参加してきました。
東京都足立区の講演「足立区生きる支援の取り組みと他機関連携」。
島根とは地域性や社会背景も全く違う、使う税金の多さも違うのにと、「う~ん!?」でした。
これを参考に、島根県や各自治体がオリジナルな取り組みを始めるなら、上滑りにしかならないと感じました。
かの「ライフリンク」が何人も入っていること自体に、なんの疑問も持たないのでしょうか。
そしていつも思うのは、「有識者・専門家知識」だけで取り組みや対策会議が進められていくことへの疑問です。
「体験的知識」を持っているたくさんの話せる当事者の声も、島根県では活かしていただきたいものです。
 
数年前の京都で、聞き取り調査報告集会時にライフリンク代表が「死んだ人から学ぶ」をしつこく連呼したあの声が、今でも耳から離れない。
せめて、「亡くなられた方から学ばさせていただいています」と、故人を尊重すべきだと怒り狂う気持ちを押さえた。
そして、「自殺」から「自死」に行政用語を換えた島根県の事を、皆んなの前で非難したのに島根の行政機関は誰も知らない。
辛い聞き取り調査に協力した遺族達の懇願を無視し、故人を踏み台にしのし上がり、自死の専門家と自負する。
謙虚さのカケラも無い。
 
 
6~7~8日(水・木・金)
毎年、12月4日からの一週間を「人権週間」と言います。
川本町教育委員会からのお声掛けで7日、川本町「人権を考えるつどい」に、「自死遺族の想いを伝えるパネル展」を同時開催させていただきました。
町内の児童・生徒さんが来場されるとのことでしたので、学校や職場の「いじめ(嫌がらせ)」で追い込まれ命を亡くした人たちを中心にした展示にしました。
・生きたいのに生きていけない壮絶な「いじめ」へのもがきや苦しみの遺書。
・あなたの命はあなた一人のものではない~こんなにたくさん人たちにとっても尊い命だった。
・いじめられて亡くなった人たちの人権は!?。
と投げかけ、故人や遺族からのメッセージを伝えました。
 
涙をこぼしながら、遺書に見入っている女子生徒さん。
高校生の息子さんを亡くした地元遺族のお母さんからのパネルの説明を、真剣な眼差しで聴いている男子生徒さん。
いじめられた過去をカミングアウトしてくれた男子生徒さんに「今をこうして生きてくれててありがとう!!」と、おもわずハグしてしまいました。
 
誰の身にいつ起きるかも知れない、決して他人事や個人の問題ではない自死。
現実から目をそむけないで、しっかりと受け止めてほしいと思います。
 
今までは、遺族の声やパネル展示はNGとされてきた教育委員会でした。
今回川本町から、県内で初めて、児童生徒達にもとの依頼をいただきました。
結果的にどうなったかは分かりませんが、お声掛けいただきました事は、私たちの活動の励みにもなりました。
          
 
 
11日(月)
浜田市の久保田市長にお会いしてきました。
3月3日に浜田で開催する「しまね自死遺族フォーラム」の協力のお願いや、虹の活動を紹介しました。
また、トップとしての自死対策のお考えなどをお聴きしました。
 
 
13~14日(水・木)
13日、広島市男女共同参画推進センターに行ってきました。
センター長、副センター長、広島県弁護士会の佃弁護士、大阪の働く者のメンタル相談室伊福理事長、島根「虹」の桑原の5名で協議しました。
詳細は未定ですが、7月に四者で「自死」に関したイベントを開催予定です。
14日、広島~島根県邑智郡邑南町瑞穂支所の教育委員会と健康課を訪問~川本町のパネル展を片づけして帰りました。
瑞穂から邑南に抜ける国道261沿いに、不思議な綺麗なものに思わずシャッターを切りました。
これって、「樹氷??」
  
 
 
16日(土)
午前中、松江分かち合い。
8名で分かち合い、そのあと7名でランチをしました。
桑原は、夕方の便で大阪に飛び、エルおおさか(大阪府立労働センター)の企画委員会に合流。
夜9時まで議論し合いましたが、なんと、松江総局の時に"いまもそこに「自死」という死"を7連載してくださった朝日新聞の一色記者が、議論の終ったその9時から合流。
京大や専修大や立教大や大阪府立大など、全国バラバラなところからの研究生の方々と、7人で7種類のアラカルトなお好み焼きを食しました。
17日(日)
9時から12時まで昨日のつづき。かたい問題なので難しい。
午後、以前島根でとてもお世話になった毎日新聞の金記者と合流し、京大大学院の福若さんと3人で、大阪駅やその周辺を探索しました。
 
 
19日(火)
県議と出雲の遺族二人とで、久しぶりに活動の現況報告や県へのお願いなどを話しあいました。
その後、NHK松江放送局の若~~い記者も一緒に、島根のことや虹のこと、取材のことなどの打ち合わせをしました。
 
 
12月(師走)、あと10日で、終わります。今年も。
23日の益田分かち合いが終わりましたら、「虹」の今年の活動も終わりです。
 
命日月の心のザワメキを、活動という形に代えて突っ走っているだけなのだろうか。。。
11年前のちょうど一週間後の、この夜この時間、突然の永遠の別れとなった。。。
 
 
 
 

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〜近況報告4〜

2017年12月13日 | ご報告
 
11月の主な動きです。
 
◎11月4日、大阪枚方市にある自死遺族「ふきのとうの会」主催の講演会に参加してきました。
 写真家 吉田亮人氏の「生と死を語る」を聴講しました。
 従兄弟(大輝君)と、ほほ笑ましいばあちゃんの映像を織り交ぜ、時には感きわまりながらお話をされました。
 ばあちゃんと二人きりで長らく一緒に住んでいた大輝君は「ばあちゃん、いつもありがとうね。元気でいないよ」という言葉を残し姿を消してしまいました。
 一年後に、落ち葉の積もる山中にて大輝君は発見されます。「自死」だったそうです。
 大輝君の「自死」をこのような写真集で表に出していいのか、悩まれたそうです。
 関係性の強かった親族は自死遺族同様に悲嘆にくれる・・・どこまでを「自死遺族」と線引きをするのか・・・難しいと感じました。
 京都の本屋で写真展を開催されているということで、翌日、広島の遺族と行ってきました。
  
 
◎5日、自死遺族の想いを伝えるパネル展10年の足跡について、働く者のメンタル相談室から約2時間のインタビューを受けました。
 
◎6日、島根県自死総合対策連絡協議会。(島根県民会館大会議室)
 
◎9日、浜田市役所健康福祉部部長室で、部長、課長、担当の方、そして浜田市内の遺族とで「しまね自死遺族フォーラム」in浜田の打ち合わせ。
 
◎11日、出雲分かち合い。
 今年4月に息子さんを亡くされた鳥取県のお母さんが、出雲会場に参加されました。
 行政主導の集いに参加したけど、遺族2名と主催者側3名では威圧感があり、話にも違和感があって分かち合えなかったそうです。
 また、分かち合いはもういいけど皆とつながっていたいからと「j交流会」にのみ参加の遺族もいらっしゃって、遺族10名で交流しました。
 
◎13日、浜田保健所へ浜田圏域会議の打ち合わせ。
 
◎16日、鹿足郡吉賀町教育委員会、吉賀町健康福祉課の方々と、町立小中学校(長)に冊子を配っていただくための打ち合わせをしました。
 吉賀町役場は中国自動車道六日市インターを下りて間もなくの所にあり、島根県の横の長さにあらためてビックリさせられました。
  
 
◎18日、浜田分かち合い。
 
◎21日、厚生労働省主催「過労死等防止対策推進シンポジウム」鳥取会場に参加。
 講演をされた川人博弁護士と少しお話をし、その後「山陰過労死等を考える家族の会」の定例役員会を。
 
◎22日、昨日に引き続き「同シンポジウム」の島根会場では、パネリストとして登壇させていただいた。
 パネリストのお一人島根電工代表取締社長は、このような(厚労省主催の)重要な集会に、トップがどれだけ来ているのか!!と苦言を呈しておられた。
 たしかに、「やりましたよ~」のためだけのセレモ二―になっているのではないかと、疑いたくなるシーンもあった。
 また木下徹さんが歌い続けてきた「僕の夢」に、追加の歌詞が作られダカーポによって歌われていると紹介し流された。
 残念なことに、声も曲調も全く心に響かない軽々しいテンポの、元々の主旨から離脱した過労死防止ソングとなってしまった。
 少数派への圧力や、権力の怖さを知らされた。(私たち役員は、ひとり1枚2000円でCDを購入するのだとか)
 
◎22日、浜田圏域自死予防対策連絡会。
 この圏域会議に、初めて地元遺族が参加させてもらえました。
 遺族の怒りにも似た思いきった発言に、既存の連絡会の方々はきっと驚かれたのではないでしょうか。
 資料に基づいて労基署・医師会等の取り組みなどを発表されたが、「それはそれでいいことではあるが「魂」が入っていないと感じます!」と意見を述べたそうです。
 「遺された者の悲しみや苦しみを知らないで(聴きもしないで)、きれいごとをいくら話し合っても何かむなしく感じます。」とも。
 そして、ご自身のつらかった体験感情や現況もお話されたそうです。
 「自死対策は予防や防止だけではないとご理解いただけたと思うので、「自死予防対策」を「自死総合対策」に。」と提言したら満場一致で即決されたとのことです。
 国レベルの会議にも当事者をもっとたくさん入れて、その声も反映させた予防・防止や遺族・未遂者支援等に役立ててほしいものです。
 
◎28日、「しまね自死遺族フォーラム」in浜田の第一回目合同打ち合わせ会。
 浜田市役所で、保健所と市役所と虹とで協議しました。
 昨年もでしたが、浜田市役所の担当の方の事前準備には頭が下がり、このようなバックアップ体制に申し訳なさを感じる程でした。
 
「虹」につながる遺族が、それぞれの地域で対策に関わらせていただけることを願っています。
「虹」発行の冊子を、まだ終わっていない飯南町と奥出雲町と隠岐の各町村の教育委員会を通して、各小中学校(長)に届けてもらえるようもう少し走ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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松江分かち合い/開催時間の変更

2017年12月09日 | 変更案内
 
12月16日の松江分かち合いは、午前10時からの開催に変更させていただきます。
皆さまにはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

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あなたは

大切な家族を 自死で突然失う衝撃 誰にも話せず胸がつぶれそうな日々 一人ではとてもかかえきれない想い このつどいでは 悲しみ苦しみ怒りなどを分かち合っています 涙しています 聴いています あなたのとなりには 同じおもいの自死遺族しかいません 安心して分かち合っています 新しいつながりが きっとあなたを待っています 一度いらしてみませんか (会場等に自死自殺の文字は使用していません安心してお越しください)