☆姫路城に行ってきました。天守閣まで登って・・・シャチホコもパチッと撮ってきました。
☆命理
本日は一年に一度の人間ドック・・・朝から何も食べないで出かけますから、身体に力が入らず、ボオ~っとしたまま血圧測定に採決でした。この状態だとまた言われるぞ!!と構えてましたら、看護婦さん、言いました。「いつも血圧はこんなに低いんですか?」と・・・毎年、同じことを聞かれて、私の返事も全く同じ、「朝ごはん食べてないからですかねえ・・・!!」・・・と。いつも最高血圧は90前後。最低血圧は50そこいら。夏はもっと低いぞ!!と心の声でした。土多ですから、水の血流は悪いですね。わかってますよん!!以前、近所の医者に言われましたが・・・「この柳に風(医者のくせに使い方を間違えた例えでしたが)・・・みたいなタイプ。長生きするんだよねえ・・・どうせ低血圧でしょ??心臓も力遣わないから長持ちするんだよねえ!!」と。私、付け加えました。「胃下垂だから、腹持ちもいいのでしょうか?お腹もなかなか空きません!!これ、関係ないですかねえ!!長生きします?」・・・そしたら、医者「・・・(無言)」でした(笑)。
アホな話はサイドに置きまして・・・本日は辛卯日です。
乙未
丁亥
辛卯
己亥
辛日干の亥月水旺の生まれです。いつもどおりに時干支に亥の刻を使いますが・・・これでやってみます。
日干辛金は申酉の根はなく、時干の己土に頼るのみです。年支の未は燥土ですが旺令の亥水にあたって湿土化しますが遠隔のため生金はできません。また己土の根となるにも遠すぎます。年干の乙木は丁火では燥木とはならず湿木のままです。亥は蔵干は壬ですから生乙木はなく乙木は天干から未土を制することはわずかです。また丁火は未中の丁に根はなく、亥水により未中丁は無力となっています。また日支卯は両サイドに亥水あって卯は湿の気が強く生丁火もできません。
このように看ますと本命は一見、金日干から水木火と流通するかに見えるのですが、八字は寒冷の亥月です。辛金の干の特性、亥水、卯木と蔵干ですがそれぞれの干の特性を言うならば、流通は滞って上手く流れていない!と看るのが原局です。理想は暖金となって水の食傷に流通し、暖水が慈木培木することなのです。辛金は陰干弱きを畏れずの干です。本命は身弱でも金白水清の八字です。「金水傷官、火をみるが宜しい!」という典型です。身旺、身弱に関わらず・・・ですね。よって丙火に逢う・・・こんな運歳を待つ八字ということです。もちろん申酉の根は必須ですが、丙火なくては喜象も少ないことになります。八字は申酉の根も調候の丙火もないわけですから、位相は低の部類になるかと推します。月干に丁火がありますので丁火が悪いというのではないですが、調候としての作用、力量は劣るというだけです。月干が喜神であることは間違いないですから、家庭環境など悪くはないでしょう。
また辛金が最も嫌うのは土多埋金ですね。本命は己土の印頼りです。幇助のない己土ですので母弱しと看ることもあるでしょうが、母は過保護かもしれません。生金して良い母の傾向とみるほうが適切でしょう。まあ、中には母が病弱というケースもあるようです。母には母の命運がありますので、子の八字の印は傾向として看たら良いかと思います。父の財は卯木ですが、八字では湿木でこれまた不健康な乙財を想像してしまいます。日干辛金は強い食傷に任じるのが精いっぱいですのに、さらに卯木にも力を遣わねばならない・・・という関係です。また卯木は無ければその方が喜の傾向かもしれません。身弱の日干に流通の悪い卯木があっても喜の作用など全くありません。父は不適切ですね。その内容はいろいろなケースを想定して父財の在り様は推すのが筋でしょう。鑑定というのはそこからスタートですね。
事象を推す!八字に潜む可能性の中からどれを選択するのか・・・それは鑑定する側の直感もあるでしょうが、対面での聞き取りの中で瞬時にやってのけるものです。私など、想像外のことも多々あります。鑑定経験はずっとしているつもりですが、まだまだ見通す力はないと思っています。私の最初の先生は高松の先生ですが、いつもおっしゃってました。依頼人が前に座ったら、何を聞きにきたか瞬時にわかるもんだ!!と。死ぬまでやっても無理かも・・・というより私は命理を教えるほうが余ほど好みです(苦笑)。