四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

紅葉も終わり・・・

2015年11月28日 20時42分22秒 | フリートーク

☆綺麗に色付いた紅葉をパンフに挟んで持ち帰りました。ラミネートをかけて栞に・・・

☆フリートーク
こんばんは!!
今日は命理はサイドにおいて終わりかけた紅葉を一緒に楽しんで下さい。京都の泉涌寺、今熊野、そして東福寺の紅葉です。
先日、日帰りで堪能してきました。


泉涌寺の庭園



今熊野の紅葉と可愛いお地蔵さん、紅葉に埋もれてました。



東福寺の通天橋の上からと下から。

従旺格!

2015年11月25日 21時23分59秒 | 命理

☆ショウガ焼きならぬ、豚のショウガ炒め。付け合せは豊富な新鮮な野菜てんこ盛り・・・キャベツ、サニーレタス、クレソン、パセリ、ブロッコリー、ダイコン・・・カボチャはコンソメで煮てマヨであえて保存してあります。付け合せに重宝。ショウガ焼きのタレも焼肉のたれに生姜を混ぜても美味しいです。
向うに見えるのはゴボウ、レンコン、人参の煮物。

☆命理
前回は北の湖さんの八字で大運の順逆を間違えてしまい、こちらとしては大騒動でした。まさかの従旺格として解明せねばならず、内心困ったと思ったのですが、ブログとはいえ、エイ、ヤ~で書かせて頂きました。というのも喜忌の取り方が違いますので、どう思われるかと・・・内心思っているのですが・・・
 陽先生がお亡くなりになってから、すでに3年が経ちました。理論は進化していくのが当然であり、誰しも多くの出会いや学びの中で正しいものに魅かれていくはずです。私、詩子も今に至って思うことは、陽理論の「専旺」つまり特別格局については仕切りなおすべきと確信しております。陽先生ご自身も105回のメール講座の中で70回あたり以降はこの「専旺」についてかなり迷われるような思考を提示されていたことを知っております。あれだけの素晴らしい理論を発表されて数冊の著書を出版されて後に、またご自身の理論を試行錯誤していくうちに迷いなど出てくるのも当然かと思います。研究が進んでいた証拠であろうと思っています。その思考錯誤の途中で病に倒れたのだと思うのです。とても残念であり、命理への思いは尽きなかったであろうと今になってわかってきました。
 私、詩子自身もその後、恵まれた環境が整い、さらにステップアップできる環境にありました。そんな学びの中で知り得た知識をもとに考えてみるに、従旺格の喜忌は前回のブログ記事に書いたとおりで正解だと思っています。また北の湖さんの事象をもって正確に裏付けもできるほど正しいことがわかりました。
 再度、提示しますが・・・時干支は推定です。
癸巳
丁巳
丁卯
乙巳
大運:03丙辰 13乙卯 23甲寅 33癸丑 43壬子 53辛亥・・・・

用神:巳中丙
喜神:木火土
忌神:金水
調候:壬不及  となります。

本命での八字なら、喜は第三運まで。そして第4運の癸丑運も印の乙が天干に透りますから従旺格の特徴ですが、八字旺強で印があて化殺しても喜象がでる・・・これは従旺格であるという、まさにその事例なのです。ただ壬子運は破格となり、第5、6運は旺神の火が剋傷されています。今年の未年は大運支の亥水にあたって湿土化してさらに旺火が晦火して減力という結果なのです。

 他にも同じような事例があります。全く似通った八字なのですが・・・
NET講座の最終講座添削命で提示したものでなどは北の湖さんに似ています。
まさに事象と喜忌がぴったりの命運です。講座生の皆さま、再度、見直しをしてくださいませ~!!

北の湖さんの時干支を推す!

2015年11月22日 20時56分55秒 | 命理

★HISAちゃん、このお休みにはパパママと兄いと一緒にパパの友人中最後の結婚式に参加したようです。髪の毛が薄いのでリボンでカバーしました(笑)

只今、NET講座募集中です。初級編がスタートします。八字が出せて少し命理をかじっている程度で十分です。
また中級編は、陽理論においてはまだ確立されていなかった支合についても明解に解説しております。
H28年1月より配信予定です。

★命理
こんばんは!!
うっかりミスで書き直しです。間違いをお知らせ頂いた「スローニン」さん、有難うございました。うっかりものというのは厄介ですね。私は年々、その傾向でご迷惑をかけていると思います。

では、再度、北の湖さんの八字解明のために時干支を推したいと思います。
 3柱です。
癸巳
丁巳
丁卯
○○
大運:03丙辰 13乙卯 23甲寅 33癸丑 43壬子 53辛亥 63庚戌
本命は前回の解明どおりに丁火日干で、巳月生まれは火が旺じています。普通格か、従旺格かということを考えなければならず、前回は順行運という間違いのもとに普通格だと確信しての解明をしてみました。ですが、今回、逆行運でみますと、北の湖さんが活躍されたのは第二、三運の木旺運です。現役力士として中学生のころから土俵に上がり、21才の甲寅運に横綱になっています。その後は28歳まで常に優勝戦候補として大活躍の上、連勝記録も大きく大先輩を上回るほどの活躍でした。
 そして30才ころには引退となります。以後は相撲部屋を持ちます。大鵬親方以来二人目の「一代年寄」ということですから、引退後も好事象ということになります。また、その後は理事として相撲業界を牛耳った人です。ここから考えられるのは普通格ではなく、従旺格であるとしか推せません。日干丁火強で日支に卯です。そして大運の乙卯、甲寅運に大活躍・・・生年月日が間違ってないなら、従旺格しかないですね。
 そこで、従旺格について詩子のNET講座では次のようにさせて頂いています。陽理論とは少し喜忌の取り方が違いますがご容赦下さい。

 本命の八字を従旺格として看るなら、
 用神:丙
 喜神:木火土
 忌神:金水
 調候:壬不及 
となります。壬あれば破格ですので調候はないと看るのが普通です。

大運干支の中で従旺格になるかと思われる干支を使って八字を構成してみます。
①       ②     ③     ④     ⑤
癸巳     癸巳    癸巳    癸巳    癸巳
丁巳     丁巳    丁巳    丁巳    丁巳
丁卯     丁卯    丁卯    丁卯    丁卯
癸卯     甲辰    乙巳    丙午    丁未

が候補に挙げられますが、①②は旺神の火が重々とはなりませんし、従旺格とするかどうかについても疑問です。よって外します。また⑤は陰干ばかりで丙火が透らず、これも従旺格とみてもやや火が弱いかと思われます。ですが可能性はあります。

ここから事象とあわせて思考を開始します・・・
○本命が現役として大活躍したのは乙卯、甲寅運です。つまり印があって生火し、旺火が重々となる点には問題はありません。食傷の洩気がないのが惜しいのですが、年運での最喜神として訪れることは必ずあります。少しの洩気でいいのですから。ただ印と剋戦してはまずいですが・・・・
他、考慮しなくてはならないのは八字に印がある上に大運での純木運はかなりの印強となります。よって八字の旺火はかなり強く印に勝っていることは必須条件です。よって⑤の時干支が丁未などはあり得ないと思います。
ここで③④の乙巳が丙午ということになります。いずれも旺神は重々となります。
補足ですが、事象のある年運を詳細に看ます。
14才丁未年・・・初土俵
19才壬子年・・・新入幕
20才癸丑年・・・初優勝に次ぐ連勝で次年の横綱へと繋ぎます。最喜神年
 ★大運は乙卯ですので年運の官殺の水は化殺生身して旺神と剋戦はしません。また癸丑年の丑の湿土への洩気は従旺格には洩秀の美です。
21才甲寅年・・・横綱昇進です。以後不動の力強い横綱として6年ほどは驀進します。乙卯 丙辰 丁巳 戊午(結婚)己未 ・・・ここまで喜。

 ○では次に第4運33才からの癸丑運です。ここから引退後の人生はやはり喜象が続きます。さて、癸丑は水強ですから水は忌神です。ですが、癸水官殺は化殺されれば従旺格の場合は問題なく破格とはなりません。大運支は丑ですから洩気は十分な喜の湿土です。ここで言えること・・・・それは時干支は③の乙巳であろうということです。④に丙午では印が天干に透りませんので化殺はなく大運干の癸水は強く、旺神の丙と剋戦します。事象と合いません。

よって時干支は乙巳と決定されます。再度八字を・・・・
 癸巳 
 丁巳
 丁卯
 乙巳  です。

○次の43才からの大運は壬子運ですが・・・これは化殺できません。地支も子と3巳が剋戦します(冲よりは弱)ので破格です。旺神が痛みます。理事として相撲業界を牛耳りますが、おそらく水面下では波乱による苦労の連続であったお推します。水火剋戦し、旺神が痛むことは体調など原因も作っていくと思われます。また病原は普通格も特別格も同じです。調候のない木火強の八字は金を剋傷しますから原局の病源としても金の部位は挙げられます。また木火の血脈に問題がでるのは当たり前です。変則格局は調候があれば破格ですから、体調面は苦労されることは必至です。

○最後に53才からの辛亥運ですが・・・ここは忌の辛金が生水し、亥と3巳が冲剋します。破格ですが、前運よりはさらに事象は波乱の度合いを増しますから、問題発生の連続でしたね。立場上は神経を痛めることばかりであったことでしょう。体調を悪くされても不思議ではなく、水の官殺の忌象でしょう。
再度、触れますが、従旺格は旺神が重々となくてはなりませんし、旺神と剋戦してはなりません。20年の水旺運は苦労の連続であったと思われますが、丁の進取の気性と巳火の粘りで邁進してきたのだと思います。今年の乙未年はやはり水旺運の亥水に当って湿土化しますからさらに旺神の火を晦火させての忌象となって亡くなられたと推します。

というのが再度、仕切り直しの解明でした。

とにもかくにもまだまだこれからという年齢でのお別れはご家族にとっては悔しいことだと思いました。
北の湖さんのご冥福をお祈りします(合掌)


以下に順行だと勘違いして間違った解明をのせておきます。
もしお読みになって参考にされるなら、馬鹿にもできないかと思いますので、参考にしてください。
普通格なら・・・という話です(笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11月21日土曜日の掲載でした。

 本日は大変残念なニュースが流れましたね。正確には昨夜ですが・・・
元横綱の北の湖さんが亡くなりました。私、詩子は結構、相撲好きでして、学生時代にはいつも夕方はテレビの前に座り込んでました(笑)。最も力を入れて観ていたのは北の富士と玉の海の対戦でした。懐かしいですが・・・北の湖はその後でしたね。そのころは娘たちが産まれていたので、子供を抱きつつ、横目でしか観られませんでしたが、睨みの利いたコワい印象でした。それでも強さは抜群で負けたら座布団が舞うという・・・頼もしいくらい強かったですね。
 そんな印象の横綱ですのでさぞかしゴツイ干支が並ぶのかと思うと違うんですね。驚きます。
 時干支が全くわかりませんが・・・本日は勝手に想像してお勉強します。

癸巳
丁巳
丁卯
○○
大運:07戊午 17己未 27庚申 37辛酉 47壬戌 57癸亥・・・

さて、この3柱を眺めていますと年干の癸水は沸水です。卯の生火あって2丁に2巳です。普通格なら得令格。特別格なら卯があるので従旺格の可能性もあります。
 時干支を推す上で裏付けとなる事象ですが・・・・
・力士としてはかなり早い引退となっており、第二運が力士としての全盛期であったこと。そして27才からの庚申運に入るまでは常に優勝戦に残り、不動の力を見せていたが、29才壬戌年には怪我による不調が続き、その後30才あたりには引退となっています。
・また亡くなった直接の病源は腎臓疾患と多臓器不全。他、大腸がんは末期。糖尿病、貧血、痛風、高血圧など生活習慣病の最たるものです。血液はドロドロのようです。亡くなる57才からの癸亥運は水火戦ですが、ここは事象となるだけでその前の壬戌運をよく精査しなければならないかと思います。そして原局には調候はなかったかもしれない・・・と推します。これだけの病源ですから・・・

以上のような事象から看てわかることは・・・
・横綱としてもっと長く君臨したいのにできなかったことから、庚申運になっても喜象が続くような湿土生金となる干支はない。普通格なら火金戦。従旺格なら破格の忌となるらなければならない。
・相撲業界では理事として君臨したことから、庚申、辛酉運も救いはあるはず!!・・・ならば、普通格としてみるほうが適切かもしれないとなります。従旺格で破格となれば、財の忌象など出そうですがあまり表だったことはないのかな?という印象ですので普通格での干支を検討すべきと思います。

では、性情など3柱は陰命的要素が大ですが、あれだけの業界を束ねるだけの威圧感を持たなければなりません。時干支には陽干支でしっかりとした剛のイメージを入れたいと思います。そして水運には湿土化して丁火を晦火させていくと最も事象に合ってきます。今年の乙未年の未土は大運干支の癸亥によって湿土化しています。これもポイントです。

時干支を絞ります・・・庚子 壬寅 甲辰 丙午 戊申 庚戌 壬子です。

まず、外したいのは丙午。これはありえません。次に甲辰。これもまず除外です。気概はあるのですが、現大運の癸亥の水をずいぶんと化殺していきますので今回のような事象はあり得ないと言えます。今年に亡くなるとは思えません。
壬寅干支も外します。現大運の癸亥の亥が水火戦になるところをずいぶんと寅卯団結して緩和していきます。これもないです。

では最も可能性があるのは庚子か庚戌と看たらいかがでしょうか!!第二運の己未運の活躍を合わせますと丁火日干強が強い己土の食傷に洩らして庚財に繫がります。子か戌か・・・・子のほうが調候で健康的に見えますね(笑)。外しましょう。戌でしたら、火燥土ですが、これは壬戌大運ですと2戌が燥土ですが、壬に逢いますので湿の気を帯びます。湿土が多いので壬戌運の病源の発現は頷けるものになります。特に57才壬辰年の直腸がん手術などはそれまでの壬戌運土旺の仕業かと推します。ここ数年も癸亥運に入ってからは昨年までの巳、午年は日干側で無事でしたが、今年の未は湿土化して丁火は晦火します。丙丁火の最も畏れる晦火です。日干強の八字のはずですが、これだけの湿土に逢うと無理なのです。これは多くの実践の裏付けから言えることです。火は水の剋よりも湿土への晦火が嫌いなのです。

 他、戊申時干支も可能性として挙げたいと思います。性情的にも手練手管の干支は必須かとも思います。これでしたら、第二運の活躍は少し苦しい説明になりますが、相撲の世界もどこも同じでしょうが、才能があってこそ・・・ですから、第二運の己土頼みでは事象に合いにくいので第二案とします。

 結果、詩子が推します時干支は庚戌・・・
癸巳
丁巳
丁卯
庚戌  です。




命理用語は難しい!

2015年11月18日 21時27分42秒 | フリートーク

★WAKAがいる着てベストと下に着ているカットソーは「Nブランド」です(笑)。私の手作りを娘たちはこう呼んでいます。

★フリートーク
今、講座生の方々の中に台湾出身の女性がいます。彼女は日本語、英語は日常会話には困らない程度で台湾語を母国語としていらっしゃいます。彼女に命理を教え始めて1年少々になるのですが、命理用語の難しいことを痛感させられます。普段の日本語もなかなか誤解を招きそうな表現があるようで、時々、質問されます。「こんなメールが来たんだけど、イエスってことですよね?」と聞かれました。「・・・について請求していただいて結構です。」というメール文の「結構です!」が気になるというのです。??とおもったのですが、よく考えてみると「結構です」は「申し分ない」と「望まない」の二通りの意味合いがありますね。ですから、外国の方はどちらなのか、母国語でないので不安だということのようです。私たちネイティブ(?)は当然のごとくに読み取るのですが、難しい~とおっしゃいます。
命理用語も「相生」は「生じる」「洩らす」「生受」と二つのエネルギーのどちらに重きを置いて表現するかで違ってきますね。彼女にはここもかなり苦しかったようです。今日、たいそうエネルギーを使った表現は日干の「絶対的強さ」「相対的強さ」の違いです。日本人同士でしたら、簡単な話なのですが・・・
絶対的強さとは日干に根があって印の生助もあったりで食傷財官がどうあれ、日干そのものの強さがあることを言うのです。それに対して相対的強さとは日干が仮に前述のようなものではなく、対象物である食傷財官が日干には及ばないということでの強さを言います。仮に日干が根がなくても印が強く(印多も埋もれるほどではない)、食傷財官が少なければ日干のほうが相対的に強くなることもあります。
彼女には通じにくかったのは「絶対的、相対的・・・」でした。彼女、とうとう英語が出始めて「絶対的、これはアブソリュート(absolute)でいいね?」というので、こちらも「それじゃあ、相対的はレラティブ(relative)ね。レラティブ ストレングス(strength)ということでわかる?」というと、英語のほうが良いと言うのです。で、最近は英語混じりの講義ということになっています。確かに相対的というのは他の通変に「比較関連しての強さ」ですからレラティブというのは非常にわかりやすい一言であるのです。英語も便利な言語だと思います。一言で意味合いをキャッチできるんです。日本語を私が使うと初心の彼女には難しくなり過ぎると気がつきました。
命理用語をいかにわかりやすく初心者に伝えるか・・・これも検討していかなければ、つい難しいものを当たり前のごとくに使っています。彼女のお蔭で初心への配慮というものを教えられます。私が苦手なのは入門者です(苦笑)。英語を教えるのもABCを教えるときが一番難しく、中学一年生の授業が一番大変でした。落ちこぼれを作るのは一年の三単現Sを教えるときでした(笑)。数学を子供たちが嫌い始めるにも時期がありますが、中学生だと文字式であったと思います。数字をにらんでいるうちはニコニコしているのですが、XやYが出始めるとあかんのです。何だか、昔の苦労を思い出した次第です。
今日は一日中雨模様で、一日中講義でした(苦笑)。

降霊の儀式

2015年11月14日 21時02分50秒 | フリートーク

☆布製の手提げ。昨夜、仕上げました。

☆フリートーク
昨日は久しぶりのバレエストレッチの日でした。みなさん、参加されて賑やかなひと時でしたが、多伽子先生のお顔はやはり苦悩が潜んでおりました。お母様を事故で亡くされてまだひと月少々ですから、ムリないですね。
素敵なお母様でしたので、私たち一同がお母様の思い出話で盛り上がったのですが、どうも、この場でお母様も一緒にストレッチをかけていらっしゃるに違いないというのはみなさんが一致した意見でした。そしたら、先生も、「母は皆さんと一緒に体操をする日をとても楽しみにしていましたから、絶対にいますよ・・・」とおっしゃいました。そして続いて、先生が言われたことに私たち一同はくぎ付けになりました。
「事故で急に亡くしてしまい、どうしても納得できなので、母の魂はどう感じているのか・・・会わずには居れなかったので、高野山の真言密教のある方にお願いして母に合わせてもらったんですよ!!」とおっしゃいました。私、「先生、それ、降霊の儀式をしたんですね!!」・・・私はつい声が上ずってしまいましたが、思い切ったことをしたもんですから・・・・
以前に、一年前くらいにブログで書いたことがありますが、「人は死なない」という本、東大医学部付属病院救急部の医師、矢作直樹氏によるものです。彼もお母様を湯舟の中で一人孤独死させてしまい、とても苦しんだものですから、この降霊の儀式をされ、お母様との交信により自分を取り戻したという記述がありました。確かに突然死で受け入れられないこと、あるかと思います。私にも理解できる心境です。私の場合は2年前に愛犬を腕の中で突然死させてしまい、そのトラウマは消えることがありません。ふじわら先生のヒプノセラピーを受けたいと思ったこともあります。これは催眠療法の中で愛犬に逢って心の整理を促すというものですが・・・
お母様は、まだ49日が過ぎておりませんから、こちらにいるということのようです。こういった降霊の儀式がいいのか悪いのかわかりませんが、交信できるというのは私としては信じています。媒体となった人はお母様の生前のことなど知らないはずなのに、こう言ったそうです。「お母様は何か、体操をしておいでですよ。皆様と体操を楽しんでおられるようです。・・・」とおっしゃったそうです。そんなこと知るわけのないことを言うので、媒体の霊媒師は嘘を言っているのではないと思ったそうです。ですが、やはり事故現場での言葉にならない苦悩を持って、媒体の人にしがみついてくるので、霊媒師さんは「申し訳ないですが、娘さんたちに話さないと、離れてくれないので、その時のことを言います・・・」ともおっしゃったそうです。その時、我が夫は、「センセ、お母さんはセンセに何を言うたんな?」と聞くのです。そんな涙で言えなくなるようなことを質問するので、またまた私はドン引きでした。
とても辛い体験であったようですが・・・・事故現場で彷徨うことだけはしてほしくなかったので、家に連れて帰ってもらえるようにしましたが、お母様の霊はこの世に強い思いなどは残してはおられないこともわかり、とても安心したとおっしゃっておりました。
このような話は、マユツバモノだとおっしゃる方もいらっしゃると思います。ですが、私は子供のころから、祖母とそういったところによく出入りしていたものですから、とても自然に受け入れられます。祖母も何を思ったのか、自分の父親に降霊の儀式で交信したことを覚えています。何かをどうしても聞きたかったと言っておりましたので・・・

こんな話を台湾人の友人に話しますと、彼女の国ではお葬式の後、数日後のことでしょうか?・・・親族が集まって、亡くなった家族の霊と交信することがあるそうです。またそういった業者もいるとか・・・中にはインチキ業者もいるよ!とおっしゃってましたが。
この話を我が家の夕食の際に夫がまた話題にするので、もうやめなさいよ!!と言いたかったのですが、夫は私に「僕、先に死んでも呼ばんといてな!!そんなことしてくれんでええ!!」というので、私も「心配せんでも呼びになぞ行かへんで!!」と言ったものです(苦笑)。