四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

遅ればせながら、川島なお美さん!!

2015年11月04日 22時05分48秒 | 命理

☆我が家の近所のランチ。昔からある喫茶レストランのランチ。30年前から変わらずです。たまに昼ご飯に行くのですが・・・何ともおしゃれ感ゼロ。昭和な食器。特に左端の膳の湯飲み!!こんなのあるんだと笑ってしまったのですが、我が家の天井裏の段ボール箱に入っていたのを処分した中にあったような昭和感(笑)。ステーキランチですが、娘たちが子供のころから変わらずのメニュー。懐かし~と言っては食べてます。真ん中はイカたらこスパ。これ、美味しい。右は味噌カツです。ふつう~!!お近くの方はどうぞ~!!テリアですよん!!昼時は込み合うから早めにどうぞ!!

☆命理
記事にするには少し遅ればせ・・・という感じですが、川島なお美さんです。
時干支を知りたいと思ったのですが、ないだろうと勝手に思っていた部分があたので、3柱のみで看ていました。昨日、仲間から、あるよ!!と言われて、手元の資料も看ましたら、あ・り・ま・し・た!!

 1960年11月10日 19時48分 名古屋市 です。
年 庚子
月 丁亥
日 壬寅
時 庚戌
大運:01丙戌 11乙酉 21甲申 31癸未 41壬午 51辛巳・・・

事象は昨年、胆管がんを発症し、今年1月に手術。そして今年7月に悪化して9月に亡くなられました。

本日は的を絞って、病源について看たいと思います。後付けである感はもちろんご容赦頂くとして・・・ですが。胆管がんは木の部位です。腫瘍は金の粛殺の気です。

まず八字を!!
日干壬水は亥月水旺の生まれです。年干支の庚に生じられた子も団結してさらに旺じますし、時干の庚にも生身されますので日干はかなりの強さです。日干は陽干で強ですので禄刃格に殺というのが陽理論では先行します。陽干には陽干の剋!!という基本姿勢です。ですが、八字を看るときはいつも考えるといいかとお勧めしますが・・・八字はどんな方向性をもつのか、つまり喜となる方向はどちらなのか、どうすれば喜となるのか、それなら八字にその方向性を邪魔する病、瑕疵はないか・・・ということです。そうやって本命を眺めますと、気が付くことは、天干に2庚があることです。日干強ですから、官殺の剋か食傷生財かのいずれかですが、本命では戊官殺は日干を剋すには無理があります。戊は湿土かして2庚を生金して化殺生身の忌の作用をします。
では逆に木の食傷に洩らして、火の財につながれば喜象があることがわかります。その方向は本命には可能です。日支寅に洩らして火の財に繋げばいいのです。
さて、八字、大運において、食傷生財は可能でしょうか?八字では寅は残念ながら、天干の庚金に剋されます。庚は壬にも流れますが、同時に斜めに剋の作用もするということです。また寅は厳密には壬の生を受け、同時に戌とも剋の意があります。戌は湿土化して戌中で湿土生金もあります。寅は湿木であり流通も滞ります。最もこの八字の病だと思うのは時干の庚金です。この庚がなければ、寅も憂き目に合わないのではないかと感じます。これが八字における木の在り様です。
 一応、喜忌を取ります。寅は用神、これは痛まないことが大事です。
用神:寅中の甲
喜神:木火
忌神:金水
閑神:土
調候:丙不及

 病源というのは八字に潜むものと、運歳での喜忌による一過性のものとあります。本命では先での木の状態を計るには八字の段階で苦しい環境にあります。
そして川島なお美さんの八字、お酒大好きな八字です。見事に!!ワインの化身というのもわかります!!
 
 次に看ていきたいのは大運での寅の在り様です。亡くなられた51才からの辛巳運と前運の壬午運との違いを解明してみます。
41才から壬午運・・・日干は強ですので壬は忌。午は喜とみるのが普通です。ですが、八字の病、つまり庚剋寅はどうか!!壬は寅を救います。庚金は日干壬と大運干の壬の2壬に流れることになります。そして2壬は寅にも流れるのですが、庚金の剋はかなり削がれることになります。寅は2壬を受けることができるかどうか・・・午があるので燥湿は救われますから、よく納水して午火に流れるかとは思います。ただ大運干支は壬午ですから午は半減してはいます。微妙な生剋制化の中で寅は無事です。この運の最後あたりで結婚もあったのですね。

51才から辛巳運・・・ここからは時干の庚金は日干壬への流通のみに戻ります。八字の時干の庚は寅を強く剋し始めます。巳は亥と対峙の冲。寅は冲を通関しようとしますが力不足です。地支は水火剋戦です。しかしこれが原因というのではありません。庚金が寅木を痛めるのは前運よりは強まるという傾向です。ここは問題。
昨年の甲午年は木よりは火が強いが、八字の年支子と冲。午は弱化しても大運支の巳と団結して寅木を洩らします。寅は弱化。昨年は弱くとも天干に甲が透りますので庚と直剋です。地支は亥巳、子午の水火戦と忌です。ここで発症です。
本年の乙未年は未土旺になりますと、つまり7月あたりからは土がかなり強まります。寅は大運支の巳に流れますが、巳が弱いですから、本年の未土旺には寅は未と戌土に任じることで力を遣います。天干からの庚乙の陰陽の剋は強く、同時に寅木も傷むということです。最悪は未土が旺水にあたって湿土生金し、庚が強まることです。八字の病(瑕疵)がここでは救えなかったということ、そして用神の寅を剋傷してしまうという忌象が招いた結果かもしれません。また、大まかにみて火旺運は調候運であり、喜神運とだけみたら、解明は無理だという典型かもしれません。こんな話、昨日、中之島で皆と話したばかりです。
後付けですが、このように地支も詳細に生剋制化をみることができます。わかりにくいかもしれませんが乱文で悪しからず・・・(苦笑)。
コメント
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