ハルbonです。夫のおなかに。仰向けで恥ずかし気もなく・・・眠りに入ってます。
★フリートーク
私事ですが、先日、母方の祖母が亡くなり、26日がお葬式でした。享年99歳の大往生でした。母が長女、私が初孫でしたから、この年になるまで祖母が生きててくれたのですが、こんなに呆気ないものだとは思いませんでした。7月初めころには少し弱ったかなとは思っておりましたが、会うたびに握手をして「ばあちゃん、しっかり~!!」と励ますと「うん、うん、ありがとな!!」とお返事をしてくれていました。
祖母は最後まで認知症の要素は全くなく、しっかりとしておりました。老衰といえば、そうなのかもしれませんが、腎臓が弱ってきていたようでした。頭はしっかりとしていたので、二度と同じことを聞くような人ではありませんでした。耳が少し遠いかな・・という程度でした。亡くなるひと月前には母たちは呼ばれたらしく・・・つまり、祖母に呼ばれたのですが、後のことをしっかりと頼むと涙ながらに話したそうです。葬式のこと、近所への連絡などなど・・・老健施設に入所したのは1年半前でしたから、97歳までは一人暮らしでした。乳母車を押して、お買い物、炊事、洗濯をしていたのです。そば打ちも得意でしたから、母たちが湯を沸かして傍についているときだけは、そば打ちも許可していたようです。
私の母は膠原病で5年間の闘病生活をしていますので、祖母の後見人としては、ひどく荷が重かったようです。昨年末は膠原病が悪化して、再入院もしましたので、祖母を看取ることができるかどうかと、体力に自信がなかったのです。老健施設に入っていましたから、介護はないのですが、見舞うこともしんどい日が多く、ばあちゃんを看取るまでは死ねん!!というのが口癖でした。母としては大役をこなした気分だろうと思います。
人が死ぬときって命理的にはわかっているものかもしれません。陽先生も壬辰年はいかに忌の巡りであるかを繰り返し、おっしゃっていました。祖母は3柱しかわかりませんので何とも言えませんが、医療の手が命理を弄繰り回さないなら、命運どおりになるものかもしれません。医療は命運を変える・・・と思うことも多々あります。仮にも腎臓が悪いのですから、若ければ人工透析をするでしょう。そうすると寿命は延びるかとは・・・祖母はそれすら危険な年齢でしたから、あえて選択肢からは外しました。祖母は庚日干強。月令はありませんが、95歳から酉運の身旺運でした。7月土旺は難しいかな?と何となく考えたのですが、20日前後の土旺に入るころから急に悪化はしていました。こんなものなんだ・・・と命理も考えながらのお葬式でした。
それにしてもお化粧をしてもらった祖母は可愛らしい死に顔でした。