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四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛春に山菜!!

2025年04月02日 21時27分55秒 | 薬膳
 ☆ネメシア!勢いが付いてきました。


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☆薬膳
 こんばんは!!
春の雨は優しい雨ですね。庭のビオラたちが生き生きと雨に打たれていました♪畑には今はもう冬野菜はなく、あるのはここいら特産の葉ゴボウとサニーレタスくらいです。そうそうワケギもあります。大根は本日最終で牛すじ肉と煮ました。
 春ももう終わりに近く仲春もあとわずかです。仲春ともなると寒さはさすがに遠のきますが今年は少し寒かったですね。花冷えで桜も持ち堪えてくれそうです。しかし身体はまだ冬仕様のようでどうなのでしょうか?木気は強いですから肝や脾のバランスはかなり悪いかもしれません。
 また一方で冬の間に溜まっていたものを吐き出せているのかどうか、それも不安です。春は解毒が必要な季節です。特に肝気が滞ると肝の作用の解毒が進みません。そんなときに頂くのが山菜ではないでしょうか!!

 先日、頂き物のワラビ(それもアク抜きの灰まで添えられてた)を久しぶりに調理しました。春の野山の恵みは勢いがありますから喜んで頂きました。春の薬膳に山菜はとても良いです♪ 少しワラビの効能に触れておきたいと思います。
〇性味 甘微渋 寒
〇帰経 脾胃 腎 膀胱
〇効能 降気解毒 清熱利湿 案神利尿
とあります。デトックスして体の水分の除いてくれるようです。しかしこれはどうも冷やしそうですから陽気不足には向かいないです(;^_^A 寒がりさんはそこそこでよいでしょう(;^_^A 反対に熱を持っている人、特に熱感があって腫れている関節痛みたいなのは効き目があるそうです。また喉に引っかかる痰も黄色みがかっているなどは熱がありますから適していると思います。他、繊維が多いですから便秘にも良いそうです。
 
 我が家の食卓も振りかえってみますと山菜は今のところ、フキノトウを少し手に入れて天ぷらにしたり、味噌汁のトッピングに使ったくらいです。そういった意味で今回のワラビはとても重宝でした。アク抜きをして油揚げと煮つけて卵でとじたのですが美味しかったです。昔は山菜おこわを作ったりしてました。考えてみると義母が亡くなってから山菜おこわはめったにしなくなっていました。娘が「ばあちゃんを思い出すなあ」と言うのを聞いて、山菜おこわというメニューが我が家の食卓から消えているのに気が付いた次第です。
 何だか野山に出かけて山菜取りをしたくなりました。こんな気持ちになるのも少し身体がほぐれて開放的になってきた証拠でしょうか!!

💛強筋骨作用のカリフラワー!

2025年03月05日 21時04分40秒 | 薬膳
 ☆本日、収穫のキャベツと大根。ティッシュの箱と!大根は短いですが雨のおかげで急成長です。昨年秋に採れるかどうか不安ながら蒔いたものが今、食べれるようになりました。先に収穫済みの大根たちよりみずみずしいです♪ キャベツはたったの5玉だけ。白菜は全滅。ブロッコリーも5株のみ成長。

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☆薬膳
こんばんは!!
今日は二十四節気の啓蟄。卯月に入りました。外は雨模様で寒い一日ではありましたがこの時期の雨は野菜や庭木を慈雨するもので勢いを感じられるものがあります。添付の通りに畑の大根(虫に喰われるばかりで大きくなれなかった)が一気にほこり、ブロッコリーやキャベツなども同様でアブラナ科は相当に水分を欲していたことがわかるほどの成長です。

 そんな中、Y農場から届いたお野菜の中にカリフラワーがやっと仲間入りしてきました。週一でお取り寄せの平飼いの卵やお野菜などの中にありました。久しぶりに使うのでこれ、どんな性味だったかなと調べてみました。

カリフラワー
 〇性味 甘 平性 ・・・甘味が強く平性は寒熱のいずれでもないということ
 〇帰経 腎脾胃
 〇効能 補腎 強筋骨・・・腎気を補い、骨や筋肉を強くするということ

そうでした。思い出したのですが骨を強くするお野菜なのです。ブロッコリーも仲間ですがこちらも似ていますが補腎と強壮です。免疫をあげるのかと思うので制癌作用が書かれています。なるほど!です。昨年は覚えていたのですけど。

まとめますと補腎というのは腎の経絡に作用して腎を強めるという意味ですがなぜ、骨を強くするのかと言いますと・・・
骨は五行(木火土金水)では金の部位のように思われていますがそれも正解です。しかし骨を育てていくのに必要な骨髄は腎系に含まれますので水の部位というのも正解です。正確には腎精という腎のエネルギーによって生成し養育されるのですがこの腎精が不足すると骨が弱くなるそうです。腎精というのは生まれた時は100パーセントあるのですが老化とともに減ります。だから腎精が尽きるときは命が尽きるということです(;^_^A 髪が白くなり、背が縮み、老眼になる。そして歯も脆くなります。これが老化ですがすべて腎精の不足によるものです。
 よく言われるアンチエイジングというのはこの腎精を補うことでもあります。ので世間ではいろいろなアンチエイジングがあります。しかしここで言うのは補腎です。腎気を補う食べ物を多くとって腎気を補い、骨も強くするという発想です。

 補腎の野菜にカリフラワーがありますがあまり使い勝手が良いものでもなく、私はめったに使いません。茹でてサラダや酢の物、あるいはポタージュくらいです。ブロッコリーのほうが食卓には上がりやすいですし、孫たちも好きですね。ま、私などは高齢になり老化も気になるので、ん?強筋骨というと目が光りますね(笑)
他、健康茶で杜仲茶なども補腎になりますし、これも強筋骨という作用がありますのでどうぞ!!単純にはイワシを食べれば骨は強くなるんでしょうけど、お野菜でもありますよというお話でした!!

💛発陳の季節!

2025年02月15日 19時41分19秒 | 薬膳
 ☆白い葉牡丹、薔薇のようにきれいです♪

 ☆昨日はバレンタイン。長女が買ってくれたリンドールチョコ100個。


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☆薬膳
こんばんは!!
春はまだまだですが24節気の雨水はもう目の前です。暦の上では春本番となります。今まで冬眠していた動物たちも目を覚ますでしょうし、鳥たちもにぎやかになっています。人も自然の中で生きていますし、元来は動物と同じです。今まで冬ごもりであった身体は目覚めようとしている!これは本当です。
 これを中医学では春は「発陳(はっちん)の季節」と言います。薬膳でも「天人合一」と言いますように人は自然の一部であり、自然に任せて生きるのが最も自然な形であるということです。発陳とは陽気が生じ、春がやってきたことを言うのですが冬の間に蓄積されて熟したものが盛んになって外に出るということです。静から動への変化でもあります。
 そのせいか人も何かしら、ソワソワして外に出たくなったり、活動的になりたいと望むのもこの季節ならではの自然な心の動きです。一日のうちでも日の出とともに人は目覚め、朝方には夜の陰気が去り、陽気が上向いてきますから活動的になる!これも自然の節理です。それに合わせられないとしんどいということになります。 体内の臓腑では「肝」がよく機能する季節です。植物も木の芽が吹く時期ですので今まで蓄積していた体内の毒や汚れが表に出る時でもあるのです。

 それに合わせられない人、つまり肝の作用が悪い人はいろいろな不都合が生じます。肝は気の流れを促す「疏泄(そせつ)」、血液を貯めて身体に送る「蔵血」の作用があります。気が流れないと肝鬱になったり、また血液が十分に補給されないと血虚になったりします。人は木の芽時といって冷えやのぼせ、イライラ、不眠、筋肉痛、またアレルギーなど外因による風病も出ます。
 一方で肝気が強まると木剋土で脾胃は傷みやすいのもこの時期です。春は味では酸味です。酢の物をやや多めに取るような心がけが良いようです。柑橘系の香りのものも良いです。また解毒作用の山菜を取り入れるのもこの時期ですね。そろそろ春本番に備えて過ごしたいです。やはりこの時期を大切に過ごすことは夏から秋への橋渡しでもあるようです。



💛身近な生薬で冷え症対策!

2025年01月22日 20時50分50秒 | 薬膳
 ☆冷え症の人にピッタリの飲み物です。ナツメとクコとショウガです。
☆薬膳
 こんばんは!!
大寒とは言え、寒いのは朝だけです。昼間は暖かいと感じます。そのうちに三寒四温と言いながら暖かい日々が日を追うごとに増えていくのでしょう!!先日、手持ちの大棗(たいそう)といってナツメがなくなったので買い求めました。どちらかというと食品っぽく半生のを買います。煮ることも多いので!!そのパッケージの裏にあったレシピを参考にして薬膳茶を作ってみました。寒い今の時期にはピッタリで誰でも手に入るものなので良いかなと思います。

 材料は 大棗5~6粒 ハサミで小さく切っておきます。
     枸杞子 10~15粒
     生姜 小さじ1 ☆ショウガをスライスしたものでも可。3枚くらい
     ハチミツor黒糖

 作り方は 800ccくらいの水を小鍋で沸かして大棗を入れ、10分くらい弱火で煮ます。最後のあたりで枸杞子を投入して出来上がり。
飲むときにハチミツか黒糖を入れて好みの甘さにします。入れなくても甘いです。私は冷蔵庫に保存しておいてレンチンして温めて飲んでいます。

効能を書いておきますと・・・女性に不定愁訴で疲れやすかったり、冷えたりととにかく調子が悪いなと思われる人には良いかと思います。

大棗・・・ナツメのことです。これは脾胃に働いて消化吸収を良くします。同時に補血しますので精神の安定も望めます。

枸杞子・・・補陰滋陰。これは肝腎に作用しますので目の疲れには良いです。また冬の乾燥した時期には肺を潤すので潤肺の作用もあって良いです。
他、枸杞は美容効果も高く皮膚に良いそうです。食べるルビーとも言われています。
☆ちなみに甘さはハチミツだと潤肺でこれも喉や肺に良いです。是非、お勧めしたいです。


💛花粉症の鼻水!

2025年01月08日 20時56分09秒 | 薬膳
 ☆5日には金毘羅宮にお参りしてきました。夫と二人でしたが階段、キツかったです。昨年は行かなかったので2年ぶり。体力、落ちてるかも(;^_^A

 ☆讃岐富士(飯野山)が綺麗に見えました!!

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☆薬膳
こんばんは!!
さすがに寒の入りを過ぎると真冬ですね。寒いです(;^_^A しかしこれぞ丑月だと感じます。丙火の照暖を一段と欲するという感覚、身に染みて感じ入る日々となりました。大寒を過ぎ、立春を迎えるときが待ち遠しいという感覚、しばし味わいながら春を待ちたいと思います♪ 
 
 さて、先日ですがある人に聞かれました!!「台湾に行くんだけど、何か花粉症に聞くような生薬があったら買ってきたいです。何が良いですか?」ですって。
はあ?って思ったのですが単純に聞いているんだろうなと思い、「鼻水がでるから?それとも目がかゆいの?」ってお聞きしたら、まあ鼻水じゃないかなあ!とおっしゃいました。

 花粉症対策も来るべき時に備えて早くから体質改善をしながら時期を待つ人もいれば、またその時々の症状に合わせた対処療法をしながら過ごす方もいらっしゃいます。鼻水一つを論じても種類があります。花粉症の鼻水が流れて止まらないというようなサラサラの鼻水もあれば、黄色っぽくてネバさのあるものもあります。この二種類は真逆です。

 サラサラの鼻水は身体に冷えがあることを意味します。そして身体に水が多く溜まっていることでもあります。中医では水毒の一種と考えます。黄色っぽくて粘いのはどこかに熱があり、炎症があるのかもしれません。と考えます。まあ、花粉症の場合は前者のサラサラが多いですね。風邪の初期の諸症状と似ているかもしれませんが風邪薬ではだめです。鼻水に聞く「小青竜湯」など一般的に処方されますが対処的です。身体の水を取り除いてくれます。そして同時に身体を温める作用もあって一時的には効果があると思います。

 しかし根本的には身体に冷えがあるということですから気血も不足していることでしょう。また体表を護る「衛気」というバリアも低いということです。つまり肺経をしっかりと立て直し、補気、補血、そして何よりも脾胃を健全にして栄養を身体全体にいきわたらせることが根本解決になるのではと考えます。

 こんなふうに考えていると台湾に行って何を買ったら良いかなどお返事できませんでした。それこそ、そちらのお店で花粉症になるから体質改善をしたい旨を言えば良いのではとお答えしました(;^_^A そしたらお店の人は知識も豊富でしょうから私が考えるようなことくらいは朝飯前で慣れておられるから適切な漢方の生薬や食材を教えてくださると思いました。私なら、こちらではお高い高麗人参、田七人参のお買い得を探したいなと思いましたが・・・笑 これだって飲んで良い人とそうでない人がいますから難しいです(;^_^A