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☆薬膳
こんばんは!!
春の雨は優しい雨ですね。庭のビオラたちが生き生きと雨に打たれていました♪畑には今はもう冬野菜はなく、あるのはここいら特産の葉ゴボウとサニーレタスくらいです。そうそうワケギもあります。大根は本日最終で牛すじ肉と煮ました。
春ももう終わりに近く仲春もあとわずかです。仲春ともなると寒さはさすがに遠のきますが今年は少し寒かったですね。花冷えで桜も持ち堪えてくれそうです。しかし身体はまだ冬仕様のようでどうなのでしょうか?木気は強いですから肝や脾のバランスはかなり悪いかもしれません。
また一方で冬の間に溜まっていたものを吐き出せているのかどうか、それも不安です。春は解毒が必要な季節です。特に肝気が滞ると肝の作用の解毒が進みません。そんなときに頂くのが山菜ではないでしょうか!!
先日、頂き物のワラビ(それもアク抜きの灰まで添えられてた)を久しぶりに調理しました。春の野山の恵みは勢いがありますから喜んで頂きました。春の薬膳に山菜はとても良いです♪ 少しワラビの効能に触れておきたいと思います。
〇性味 甘微渋 寒
〇帰経 脾胃 腎 膀胱
〇効能 降気解毒 清熱利湿 案神利尿
とあります。デトックスして体の水分の除いてくれるようです。しかしこれはどうも冷やしそうですから陽気不足には向かいないです(;^_^A 寒がりさんはそこそこでよいでしょう(;^_^A 反対に熱を持っている人、特に熱感があって腫れている関節痛みたいなのは効き目があるそうです。また喉に引っかかる痰も黄色みがかっているなどは熱がありますから適していると思います。他、繊維が多いですから便秘にも良いそうです。
我が家の食卓も振りかえってみますと山菜は今のところ、フキノトウを少し手に入れて天ぷらにしたり、味噌汁のトッピングに使ったくらいです。そういった意味で今回のワラビはとても重宝でした。アク抜きをして油揚げと煮つけて卵でとじたのですが美味しかったです。昔は山菜おこわを作ったりしてました。考えてみると義母が亡くなってから山菜おこわはめったにしなくなっていました。娘が「ばあちゃんを思い出すなあ」と言うのを聞いて、山菜おこわというメニューが我が家の食卓から消えているのに気が付いた次第です。
何だか野山に出かけて山菜取りをしたくなりました。こんな気持ちになるのも少し身体がほぐれて開放的になってきた証拠でしょうか!!