四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

もみじに寄す

2012年10月31日 16時54分28秒 | 詩歌
あけびです。数年前に山からアケビの蔓をもってかえり、挿し木したら、今年初めて実をつけました。二房あったのですが、一つは落っこちました。

★フリートーク
 本格的な秋を紅葉とともに味わってみましょう!!

秋陽射す 古井の水面に 浮くもみじ ひとひら紅く 人恋うがごと (詩子)

あきひさす    ふるいのみなもに     うくもみじ     ひとひらあかく     ひとこうがごと

 人気のない山寺です。裏庭の古井戸にひとひらの紅葉が浮き、心を射るよう
に秋陽に映えます。薄陽しか射さず、閑散としているのでひときわ紅い紅葉は
情念を映してしまいたくなることもあるのでしょう。苔むす庭は春には桜の古
木が薄ピンクに吹雪き・・夏のゆうべには蜩(ひぐらし)が哀しきまでに音を
引く。秋の陽射しは、もみじ葉に紅を引き、しとどに濡れた枯葉の小径は足元
を頼りなくしてしまう、さらに・・・・・・・冬枯れに凍おりそうな息を吐く
とき、ついには生きていることを感じてしまう・・・そんな季節のめぐりを感
じてほしい!!このように人気なき庭の片隅にも精霊が宿りて四季を綾なすご
ときに感じてしまう・・・・この季節のとっておきの楽しみと言えますでしょ
う。


★昨秋12月には四国霊場にてもみじを詠んだ記憶が・・・・・
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辛金戌月土旺生まれ

2012年10月27日 23時16分27秒 | インポート
ホトトギスです。

★難易度Ⅰ
今日は辛日干で戌月土旺の命(男命)です。
 癸丑
 壬戌(土)
 辛卯
 癸巳  

大運 05辛酉
   15庚申
   25己未
   35戊午
   45丁巳
   55丙辰
   65乙卯
・まず、八字をみて一番にわかることは天干に食傷の壬癸がずらりです。日干は根の申酉なく洩らしています。いわゆる金水傷官命ですね。

・しかし月令は戌の土旺です。日干辛は相令です。壬戌ですので・・・・壬は死令ではありますが、戌に納水されて、戌の燥土はやや適切な湿土となり戌中で土生辛金そして辛金生壬水となり転々とします。ここで地支戌は土で上昇力は五行の中で一番低く、壬を剋するとまでは言い難く、それよりも納水することで壬は弱化すると見たほうがいいのです。月支なので力量も強いので剋もないとは言い切れませんが・・・ここで戌土を食傷の病薬と取る見方には賛成できません。上記のように生日干の戌土とみるのが適切であると思います。

・したがって日干の辛金は戌に頼っていると言えます。用神ととってもいいかもしれません。

・用には申酉のほうがいいですが、申酉は日干の根とはなりますが、生水の忌もあるので、いいとは言い切れません。

・強の食傷は卯の財、巳の官殺へと流れます。

・巳は調候と言ってもいいと思います。辛金を暖金としています。命に生気を与えていると言えます。しかし弱い巳火です。日干は任じるには弱くてよかったとなりますね。

・この巳火ですが、男性にとっては子星ですが、天干の水強で剋されているとみてよいと思います。しかし巳があるとないでは命の位相が違います。

・年干支の癸丑は水とみて、年干支は忌です。

とこのように命をまず見ておきます。
まとめます。

日干弱
用神・・やむなく戌中の戊土(やや湿化して)
喜神・・金
忌神・・水、木、
閑神・・火、土
調候・・巳

この八字はイチロー選手です。ちょっと暗いけどクールなイメージはそのままですね。
大運です。
・第一運 辛酉
・第二運 庚申・・・日干の根の喜神運・・木火の財官に流れるとなお喜。
★印、日干、食傷強ですから、木財に流れることが必須

・第三運 己未・・・日干は転弱です。やや印多。未燥土ですので納水して湿土生金の喜はあります。やはり陰干とはいえ、根はほしいです。やや印多つまり土多は埋金が気になります。
平運。
★事象はこの運で米大リーグに移籍しています。

・第四運 戊午・・・戊は2癸水とト合。戊は強力に制水します。
 ここは前運とは違います。午の火旺運です。戊は戌に根で食傷を制し、日干は洩れにくいですが、・・
 一方で、卯木生2巳と午。午火生戌土で火燥土が強くなっています。生辛日干も危うくなっています。ここは埋金と言ってもいいかもしれません。
★己丑年には胃潰瘍を起こしています。湿土ですが、土多です。弱の辛金は辛いでしょう。
★今年壬辰年には心機一転したいということからニューヨークヤンキースに移籍ですね。・・・気持ち伝わりますね。・・・いやあ~、もう、体のことを考えて引退したらどうでしょうね。体を壊していそうな気がしますが・・・
奥様、そのようなアドバイスしてもいいと思うのですが・・

 スポーツ選手って最後まで選手でいたいと思うのでしょうか!!サッカーの三
浦知良選手は45歳ですけど、最近、フットサルの国際試合で出てましたね。似
たような世界でした生きられないのでしょうか?以前、野球の伊良部選手は苦
るしんだあげくに亡くなりましね。自殺説もありました。地元の尽誠学園出身
なのでよく覚えています。

またイチローに戻りますが、彼は怪我したりというのは・・松井選手に比べ、
少ないのではないでしょうか?とにかく準備体操というのは入念にされるとか
か・・・・ストレッチは欠かせませんでしょう。そういった意味では辛金の人
ですね。根気よく忍耐の人なのでしょう!!天才は一分であとは努力ですから
ね。命の良し悪しよりは蔭の努力のほうがいかに人生を物語っているかとも思
えます。ですが、運勢を知って、人生を計ることはこういったときには良い指
針になるとは思いますが・・・

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詩を忘れてはダメ!

2012年10月24日 22時01分38秒 | インポート
古伊万里の猫の置物です。骨董店で見つけました。本当は招き猫を探していて見つけたのですが・・・バックのは黒猫の招き猫です。

★フリートーク
 最近は本当に過ごしやすいですね。お天気は良いし・・・でもなぜか家ばかりにいて四柱推命三昧の日々を過ごしています。好きなことをして、結構な身分じゃないかと思いますが、これもやっぱり、息抜きは必要と感じます。外に出て、季節を感じていると、爽快な気分になってまいります。長いこと歌も詠んでませんし、すっかり忘れていることに気が付きました。
我が家のトイレには短歌集を置いているのですが、その中に

 たとへば君 ガサッと落ち葉をすくうように私をさらって行ってはくれぬか  河野裕子

 「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの   俵 万智

どちらも若い女性の恋や結婚の詩ですが、「ガサッと落ち葉をすくうように・・・」という言葉はくすぐったいですね。なかなか口にはできないものですが、あっさりと言ってしまっています。河野さんてご夫婦で歌人ですね。二年前に亡くなられてますが最後まで家族のことを詠まれたようです。

 俵万智さんのこの歌は有名ですが、結婚ってこんな簡単に決めていいの?という女心ですね。とても新鮮な歌だと思ったものです。この歌の時代って今とは少し結婚観も違いますし、当時は結婚に対して、若者はプラス思考であったと思います。今だとこのような歌はできないと思いますし、ウケないかもしれませんね。
吉田拓郎の「結婚しようよ!」というフォークソングもありますね。「ぼくの髪が肩まで伸びて~」です。結婚ってそんなに難しいものじゃないよという感覚ですね。そして実現可能というか・・・
今の子たちってこんな歌はどのように聞こえているのかしらとふと思いました。先に提示の河野さんの歌じゃないけど、今だったら、ガサッとすくっていくのは強い年上女性じゃないかしら・・・なんて!!草食系男子がじっと待っていたら、こんな具合に手練手管の年上女がさらっていってくれるかもと思ってしまいます。
なんだか話が結婚問題になって行きそうですがそうじゃありません。今日はこんな時代の歌もあったなというか、五十路も終わりに来て、あ~あ、その上、ばあちゃんですからね。毎日、ばあちゃんって平気で言ってる身にはふとこんな歌を見たら、エッ?こんな時代も昔はあったかと思い出し、元気にもなりませんが、懐かしい歌だと・・・
平和な平和な日々だとこんなトイレにある歌でも刺激になりますわ!!

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壬日干戌月金旺生まれ(本日生まれ)

2012年10月18日 20時14分42秒 | インポート
茶花.
フジバカマです。友人が教えてくれました。

★難易度Ⅰ
本日生まれの命・・・壬日干、戌月金旺生まれとなります

壬辰
庚戌(金)
壬子
庚戌  

全陽です。戌月金旺ですので壬日干は相令。月干の庚は旺令の庚金です。辰戌あって戌中の金は弱化しますが、庚の根です。弱化した戌中の戊土も湿になって湿土生金生水の流れです。時干支の庚戌も同じこと。燥土の戌は子水によって湿土化し、土金水の流れですべて壬日干に集まります。

日干は強。
真の印格
用神はとれず
喜神は木火
忌神は土金水・・・燥土は湿土化して化殺の官殺となること多いので。
調候は丙火・・・戌月壬水による湿土化は壬子で充分。

八字内は庚金が天干に透出しており、戌中の辛金も生気を帯びています。金の印強です。戌中の戊土は化殺生身されており、無効の官殺です。
月干の庚金は年干の壬よりは日干のほうへ流れています。壬は子に根あるので金多水縮とはなりません。子水は2戌に納水され、戌中の戊土を湿土化し、湿土生辛金となり、辛金はまた子水を生じます。子と戌の双方で土金水と転々と流れます。
 大運は順行運なら辛亥、壬子、癸丑、甲寅、乙卯、丙辰、丁巳
    逆行運なら己酉、戊申、丁未、丙午、乙巳、甲辰、癸卯
となります。
第三運までいずれも忌が多いですね。
第四運に入っても順行運は甲寅で強日干を洩らしますが、火財にはつながりません。逆行でも丙午の喜の財ですが、八字に通関の木がありません。
本日命はなかなか運気は厳しそうです。

八字に戻ります。八字は日干強で洩らせません。日干強で印多の命ということになります。
壬水の良いところは出そうにないです。残念ですが、水智などと言っている場合ではなさそうです。強いエネルギーは内向しますし、依頼心の壬となりそうです。小さいころから、甘やかさずにきちんと躾をし、社会性を養う必要があると思われます。

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きっかけ・・・

2012年10月17日 21時56分29秒 | インポート
黄色のバラが咲きました。

★フリートーク
今日は台風の影響で雨模様でした。雨の中を講座に行って参りました。1時から2時半までですが・・・・・、さすがに中級の人たちは1年以上していますので八字の喜忌を上手に取れるようになってきました。ご本人たちは「わからん、わからん!」とおっしゃいますが、何を言う、一年前のことを思い出してごらんよ!と言いたくなります。ご自分が持って来られた命の解明を聞いていますと、結構、性格などもキッチリ見ているじゃないですか?

 女性は男性よりはこういったものを好きですね。鑑定に来られる方も女性が圧倒的に多いと思います。また、何故、命理を学ぶようになったかも、人それぞれでしょうが・・・・ご自分の運勢に疑問を持たれたとか・・・・病気など不運続きは何故・・・とか。

 私などはそういった理由は何もなく、嫁いで来たころから、家に四柱推命の本が転がっていました。夫や姑が八字を出して、教えてくれたり・・・いずれこれやったらいいよ!みたいなことでした。私は言われてするのは嫌いなのでふん!くらいで横目で見ていただけでしたね。仕事(塾は大賑わいでした)は忙しいし、子育てはあるし・・・なんでそんなもんできるんよ!くらいでした。
 
そうこうしているうちに子供が大きくなって姑はいろんなところに子供の将来を見てもらいに行くんですよね。四柱推命や何やらかにやらと・・・・そういえば、娘たちが生まれてすぐにも四柱推命は見てもらいに行きました。そのノートたるや、あかん!!これはあかん!という程度の解明でした。こんなのだれでもできるわと思ったのがきっかけかもしれません。私の八字など比肩がずらりで、下には羊刃、飛刃がずらりで、ゲッとなりましたね。もう、パタッとノートを閉じたくなるような・・・・・悪いことばかり書いてあるじゃないですか!それにしては今まで、たいして悪いことはないような気がしますし、健康だし・・・・
 
そうこうしているうちに習い始めたのが泰山流。その後、紆余曲折あって陽先生のところに来たのですが・・・・ここにきて自分の八字を見直してみると気分がよくなりました。おお、ここだ、ここだと。夫も陽先生の本を2冊買い求め、メール講座はほとんど目を通しました。通勤の電車の中で・・・・「これはいい、今まで読んだ四柱推命の本の中では一番だ!おい、これやれ!」というのが背中を押してくれて、大阪通いが始まったのですね。
 
私が大阪に行くという日は夫が昼、晩とごはんの支度をして、まかなってくれました。何も炊事はできないのですが、少しづつは覚えていき、何とかなるようになっては来ました。犬、猫の世話もありますし・・・・
 こんなふうにみていますと私は幸せ者ですね。好きなことをして時間を過ごせて・・・・
 今日はちょっとしおらしいでしょうか!

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