四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(庚日干酉月金旺生まれ)

2021年09月29日 20時23分46秒 | 命理

☆母の塗り絵集より写メをしてきました。いい色を出して塗れてましたので・・・♪

☆命理
こんばんは!!今日も午後から暑かったです。暑い中で総裁選で岸田氏が決まるのをテレビの前で見ていました。私は別に誰でもいいのですが命運からみてどうなのか、ちょっとだけ気になっていただけです。以前の菅さんがなったときにはホントにお気の毒だなあと思い、運の悪い人が貧乏くじを引くのだとくらいにしか思いませんでした。今回はどうでもいいです。岸田さんであろうが河野さんであろうが・・・どちらかというと岸田んでホッとしたかなという印象です。岸田さんの八字のほうが根なしでも野蛮じゃないと感じるのみです(;^_^A

 でも菅さん、ホントにご苦労であったと何もわからない私でも思います。戦術は下手でも今になって思い起こせば一生懸命に真摯に頑張って結果も残してくれたんじゃないかと感じます。安倍さんがやめる時には何も感じなかったというより、もう当たり前だなとしか思わなかったんですが・・・今回、菅さんには心から感謝のエールを送りたいと思います。コロナという災害に侵された国民が最も窮地に陥っているときの首相でしたからなおのことです。ご苦労は並々ならぬものがあったでしょう。

さて、本日は庚辰日。
辛丑
丁酉
庚辰
甲申 としましょう。
 日干庚金は酉月金旺に生まれた陽刃格の命です。この月の庚金は丙丁が両透しても良いと言われるように旺令の金は丁火煅庚を喜とします。丁火はこの時期は弱いですから甲の火源があって庚金劈甲、甲木引丁、丁火煅庚となるのが好ましいのです。ここはまさに滴天髄に言われるとおりと思います。甲は弱いですから癸水の滋木があればなお好ましいのかと思いますが本日命はありません。配合も庚をはさんで甲と丁火が繋がらない構造です。日干庚金は申酉の2根があって相当な強さを誇る上にさらに辰支が生金しますので丙火がないと煅庚にはなり難いでしょう。運歳で木火と繋がるときが良いことがわかります。
 また八字内での辰中乙木は両サイドの申酉に剋滅されています。天干に甲が透りますがここも水の通関がないので金木剋戦します。木は傷むでしょう。また丁火は月干にあって年干支との剋もあり丁火は力なく日干を煅庚できません。日干は湿土生金と旺金に根があって強く食傷財官に任じたいのに欠落気味です。
方向性の定まらない八字です。
よって喜忌は・・・

日干強
格 陽刃格
用神 やむなく丁火
喜神 水木火
忌神 湿土金
閑神 燥土
調候 不要

 八字は一見、好ましい干が並んでよいのかと見えますがそうではありません。旺令の庚金が強すぎて庚金の剛毅さを出すときもあるでしょうが土の忌もあって思考が邪魔をします。また水木のエネルギーの弱い八字です。必要な肝腎の正気が足りないのです。金の肺気は強いですからやる気や意志は強固に見えて頼りがいがありそうなタイプです。でも内面はとても神経質でとかく胃腸が傷みやすいタイプでもあるのです。
 このように八字を眺めていますとやはりここは水の食傷がきて強い木の財に繋がるとメンタル的に良いように思いますし、生きやすいと感じます。八字の瑕疵は瑕疵として補完できるのが良いのかと感じる八字です。当たり前のことですが方向性として丙丁の剋よりも生きやすいということです。強すぎる場合はやはり洩らすのがベストなのでしょうか!!

本日命(丙火日干酉月金旺生まれ)②

2021年09月25日 21時11分23秒 | 命理

☆これ、何の花?と思いました。キバナコスモスの中に咲いていたのかと思います。

 
☆HISAちゃん、まんのう国定公園に行ってきたそうです。人はあまりいなくて良かったと言います。

☆命理
 こんばんは!!朝晩は過ごしやすくなりましたが昼間はまだまだ暑いです。次女宅の引っ越しも終わってホッとしたところです。私は何もしませんがみているだけでも疲れます(;^_^A 今年になってからの新築でしたので時間がかかりました。WAKAちゃんが夏休みには終わるかと期待していたのですがやっと入居できました。

本日は月一回の鍼灸の治療日でした。実のところ、昨日は胃がもたれてしまい胃腸薬のお世話になりました。飲むと楽になりますので・・・!今朝はもう調子が良いなと思っていたのですが脈診ではバレてしまいました。「ん?胃の調子が悪いなあ、これは食べすぎじゃ!!」と言われてしまいました。脈は嘘をつかないようです。結局、食べすぎて不消化物の余分な水分が溜まっているということです。平胃散、これですね。水を降ろし、消化を助けるということですからこれに限ります。一週間分、頂いてきましたのでその後は適当に薬膳茶を飲もうと思っています。薬膳茶ならやはり大棗(なつめ)、陳皮(ちんぴ)、甘草に何かを考えようと思います。

 さて本日は丙子日。
辛丑
丁酉
丙子
丙申
 としましょう。
日干丙火は酉月金旺の辛分野に生まれた正財格の命です。日干丙火は根はなく天干の丙と丁と幇による団結を頼みとする八字です。欲しい甲乙木の火源はなく心もとない丙火です。旺令の財は酉と申があって年干に忌の辛財が透ります。そして申と酉は日支配偶支である子水を生じ、地支から日干丙火を煽ります。幸いなことに湿土が日干に近貼せず洩身の心配はありません。年支の丑は湿土ですが遠隔で日干は洩れないですが酉金を強めて子水へと流れます。月干の丁火は晦火して日干と団結しても酉財を制するには力が及びません。

よって喜忌は以下の通りです。
格 正財格
日干 弱
用神 丙
喜神 木火
忌神 湿土金水
閑神 燥土
調候 不要

 本日命、単純に身弱財多の八字です。財に任じられないということでお金が入らないのか入っても残せないのか、いろいろとあるでしょう。財がきれいに身につかないということでは間違いのないところです。八字内で金の財が子水の官殺を強めているところはまた財が原因で心理的圧迫になるということでもあります。本日は大変初歩的な解命となります。財は金銭ばかりではないですから父親であったり、時には婚家の姑とかいろいろと視点はあるでしょう。

 八字の食傷は日干丙火に近貼しないので働くとか働かないとか、いろいろと推せますがもし食傷が強い運に巡ったりすると丙火は身を粉にして働くのでしょうが一向に財は身につかず空回りするのかもしれません。で、食傷がなくて良かったと言ったのです。

 また丙火に限らず、身弱の財多はとかく多趣味でいろいろなことにアンテナを張って手を出すのですが長続きせず、中途半端にしてしまうのも特徴でしょう。私の周りにもよくいるタイプですのでじっくりと観察させて頂いております。特に丙火、明るくて社交性があります。人当りも抜群で良い人って印象を持たれるでしょう。アクがなくて好ましいのですがやや八方美人的かも・・・(;^_^A

💛秋は「燥」の季節!

2021年09月22日 20時56分38秒 | 中医・漢方
 
☆薄手のニットアンサンブル。インは簡単にフレンチスリーブにしました。生地は足りないので後ろ見ごろは白のニットを使いました(;^_^A


☆こちらをインにするつもりでしたが暑いかなと思って最後にフレンチのインナーを縫いました。生地が足りず焦って汗が出ました(笑)

☆中医
 こんばんは!!
もうお彼岸だというのにまだまだ暑い日があります。早く秋服を着たいです!!と思って添付のようなニットのアンサンブルを縫ったのですができあがってみると初夏っぽいです。生地は秋の重ね着には良いと思うのですが、来年にとっておくかなと思います。他の生地も山積みなのですが手が動きません。どうも私は薄いブルー系を先に縫ってしまうようです。毒々しいレッド系の生地は好みじゃないし、黒やチャコールは好きだけど犬猫の毛が目立つから避けたいし・・・です(;^_^A

 さて、本日は秋の養生です。五行で木の春は風、火の秋は暑、土の土用は湿、金の秋は燥、水の冬は寒となっています。今は秋真っ盛りです。8月に秋だといってもピンときませんが今なら「燥」という言葉もストンと納得されるでしょう。季節の陰陽も陽から陰に入りましたから陽気が衰えています。同時に気温も下がりますので朝夕は冷え込みがあります。暑い、暑いと私は言いますが朝の冷気には燥の気を感じます。呼吸器系が弱い人は注意したい時間帯ですね。夏の間に身体を冷やして夏バテをしているときは特に感じやすいかもしれません。風邪の症状など出やすいのではないでしょうか?今はコロナ禍だから余計に気になりますね。要するに肺系は要注意の時期なのです。

 秋は燥で乾いていますから肺に直接影響がある時期です。肺は中医では「気を司る」と言われています。気には何種類かありますがすべて「脾で作られ、肺が司り、腎に蓄えられます。」 まずは体表の流れる気を護らねばなりません。バリアを築く作用です。身体の陽気も体内に深く収まる時期ですから秋の冷気に反応しやすいのです。また肺は呼吸によって精気(酸素)を摂りこまなくてはなりません。秋は肺が活発に作用しなくてはならない時期ですので、兎にも角にも肺は乾燥を嫌いますから潤いが第一なのです。

 そんなときに夏バテでは脾胃が弱っていますと、「気」の大元である栄養がとれません。やはり夏の生活の良し悪しの判定を受ける時期と言えます。肺に活動のスイッチが入らないのが夏バテだと思います。心当たりのある場合には早めに胃腸の調子を上げる努力をしたいものです。そして肺を潤わせると順次に復活できるのではないかと思います。元は脾ですから・・・(;^_^A

 肺に潤いと水分調節を促すような食品というと・・・
エリンギ、オクラ、カブラ、山芋、アスパラガスなどのお野菜、
イカ、牡蠣、カニ、豚肉、ブリ、鴨肉、サヨリ、クラゲなどの魚肉、

 このような体液調整というに肺は大きく関わります。それについては以前にも書いたことがあるのですが脾、肺、腎は中医では水の通り道なのです。土金水の流が良いかどうかです。ですから秋のこの時期に何だかむくんで困るというのはそういった流れが悪いのでしょう。

本日命(己土日干酉月金旺生まれ)②

2021年09月18日 20時03分40秒 | 命理
 
☆台風でもあまり傷まず、ここ数日はかなり回復した感じです。ジニアもニチニチソウもペチュニアも元気になってきました。


☆こちらもコリウスが頑張ってくれてグリーンたちに映えてます。

☆命理
こんばんは!!
台風、難なく過ぎました♪ 風もたいしたことなくて良かったです。冬ダイコンの芽が出ていたので土寄せをして雨に叩かれないようにしておきました(;^_^A お隣の奥様が野菜作りのお手本なので彼女がしていたので聞いてから私もしたというわけです。彼女は昨年、道路で行き倒れて骨折していた子猫を助けてやり、病院に連れて行きました。そんなときは私のところに飛んで来て、私の指示が優先でしたけどもね(笑)。今は元気にミャーミャー甘えているのが聞こえます。

 さて、本日は己巳日です。
辛丑
丁酉
己巳
丁卯 としましょう(;^_^A

 己日干は酉月金旺の辛分野に生まれた食神格の命です。10日前は己未日でしたので日支が違うだけです。日干己土は根がなく2丁と巳火に囲まれています。酉金への生金はありますが天地に透り丁巳と火金剋戦しています。旺令の食神である辛金を丁巳が制食傷の形です。また時支の卯木は日干が任じる官殺ではなく化殺されて丁巳の火源となり日干側です。よって日干己土と洩気の酉金との比較をしますとどうしても土の力量は足りず印火に頼る強さということがわかります。印多身弱の要素があるのですがこの時期ですから火の印もたいしたことなく埋もれるようなことではありません。が、土勢はもう少し必要という感覚から日干はやや弱でしょう!!洩身も少なく酉も弱化しますが酉の勢いのほうがあります。酉は丁巳の火金剋で弱化も丑の湿度生金があってあまり減力ともなりません。
 よって喜忌は・・・
日干 やや弱
格 食神格
用神 丙
喜神 火土  ☆しかしこれ以上の火は忌です。
忌神 金水木
閑神 なし
調候 不要

 本日命は前の己未日の命に比べると日干の土は弱いのですが丙火が入りますので守備が違います。己未日の未は火はあっても未土はこの時期ですから生金してしまう脆さがあるでしょう。比較すると本日命は土は弱いですが金に対しても洩気は少ないですから金の強さが以前の命とは違います。土対金、やや土が弱いでしょうか!!
性情的にも金の強い食傷の人というよりは火の印星の強いタイプに見えます。


本日命(丙日干酉月金旺生まれ①

2021年09月15日 21時01分41秒 | 命理

☆生徒さんちの「そら君」です。数週間前にもう一匹のチワワちゃんが高齢で亡くなったのですが相棒だったのでちょっとメンタル的に変なのだそうです(;^_^A

☆命理
 こんばんは!!
コロナ感染者数、グッと減ってきた印象ですがまだまだ油断はできないみたいです。先日のこと、県外の友人が帰ってこられるので「会いましょうか!」というお誘いを頂き、ついフラッとOKしたのですが翌日になってオッとこれは大変なことになるぞと思い、お断りのメールをしたのです。翌日の生徒さんには「駄目ですよ。まだまだ、うちなんか娘と2年ちかく逢ってないんだからね!!」と言われました。そのとおりですよね。ホントに皆さま、逢えない時間を過ごしているのに・・・と反省しました(;^_^A

 話は変わりますが・・・最近は生徒さんたち、お顔を見たらついでに舌も見せてもらったりしています(笑)。先日はオンラインの生徒さんにも舌を見せてもらいました。画面でも何となくわかるものです。今のところ舌診を目指しています(;^_^A これ、たくさんの事例を見ているとわかるようになるんじゃないかと思います。八字と合わせても納得だなと思うケースはかなりあります。先日の生徒さん、3人のときに舌を見たら全員、違うんですね。はあ~、これは興味深いわと思うのと同時に彼女たちの八字を思い浮かべたものです。微妙なタイプはさっぱりわからないのですが、お一人は事象もはっきりとしているのでとてもわかりやすいのです。腎が傷んでいますから舌の奥が白っぽいのです。おまけに舌の色も赤味がなくて色が薄いのです。冷えて陽気が足りないのか、疲れやすいよね!という印象でした。

 本論に戻しますと本日は丙寅日です。
辛丑
丁酉
丙寅
丁酉 としましょう。

 日干丙火は酉月金旺の辛分野に生まれて正財格の命です。日干丙火は巳午の根はありませんが天干に2丁と団結します。また日支には寅があって火源となります。この時期の火は退気も刻々と弱化しつつある時期です。ですから丁火の陰火では幇の力はありません。仮にも数値計算、陽干の丙火と同じにみて3×2ではないでしょう。陰陽の補正はかなりしないといけません。寅にしても2酉とは冲ではないですが剋です。旺令と死令の剋ですから寅は傷みます。しかしながら酉月も辛分野ですから庚金の剋はやや減とはなります。丙火に土の食傷は近貼しませんから食傷生財ともならず、ただ弱火が旺令の2酉財に任じるという形です。
 日干弱
 格 正財格
 用神 甲
 喜神 木火
 忌神 湿土金水
 閑神 燥土
 調候 不要

 年干支の辛丑は八字内では日干には無情ですが金の財を強める忌神です。そういった視点からは月干の丁火は弱いながらも旺金をブロックする比劫です。頼りになります。時干の丁火も斜めでも寅の生火を受けますから天干から丙火と団結して酉を制するかというところです。それもほんのわずかですが悪くはありません。この2丁は2丙であればと思いますが丁火でも捨てたものではないというところです。比劫の兄弟姉妹や友人は良いでしょう。弱くとも大事にしたい仲間です。
 身弱とはそういう良さがあります。仲間を大事に生きると良いのです。身が強い場合にはどうしても結論の財を巡って比劫争財になります。これは私の経験では大いにあることでしたからわかるのです。陰日干でしたら、さすがに運歳の陽干に争われると負けます。そんなときは動かないことが原則です。相手が動いてもこちらが動かなければ争いは起きないでしょう!と思います。逆に身弱の人は運歳の陽干や地支の根は比劫ですから頼りにして外に出てみると良いのではと思います。