四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

遁甲は命理よりも難しいかも・・・

2014年06月28日 20時53分24秒 | 命理

オタフクアジサイが小さいですが、今年は娘宅の庭で咲きました。お友達のK井さんが挿し木してくださった株です。おおきくなりました。

★フリートーク
本日は二人の娘夫婦が一緒に夕食という運びになりました。孫を入れて9名の食卓でした。全員集合したのはホントに久しぶりでしたので、私のマカナイ能力も久しぶりの発揮となり、少し疲れました。少しマカナイ能力、落ちてきたかと思うほど、身体が痛みます。やはり、先日来の胸鎖関節の打ち込みのせいだと思います。キャベツの千切りに始まり、すべての材料の仕込みは右手に包丁・・・ですから、腱鞘炎でも起きるかというくらい・・・・・何をやっても右手を使いますので、なかなか治癒には至らないかも!!
 そういえば、昨日はかぼちゃの良いのが届いたので、冷たいポタージュを・・・これはミキサーを使って無精しますので、手が疲れるほどではなかったですが、裏ごしをすれば、エライことです。

 そして今日はまたまた反省しなおしたのですが・・・・先日の遁甲の庚庚 休門の盤が強すぎたこと、これすでに申し上げました。どのようにかというと、私は己土強ですし、丙火はありません。ここから考えていえることは干の特性を云えば、己土には辛金なのですね。滴天髄に謂われている「金多金光です」。また大運も己丑運の土旺です。これも、勘違いをしていたかと・・・つまり、丑土旺といっても水気もかなりありますので、「壬壬 開門」も強すぎるんですね。やや湿の気が強い時期に壬はビタビタになるのでしょうか!調候的に良くないです。これも陰干の癸水が適切であったということです。前回からどうも、変だと思っていましたが、人体実験(?)の結果、わかったことです。

 未土旺の生まれの己土ですが、丙があれば、壬水でしょう。私はないので、燥の気が強いものですが、生金はできますから、癸水で水源か根があればそれで十分だということです。次回は辛金と癸水で参ります。遁甲は長い間の喜の積み重ねで将来来るかもしれない忌にやんわりと対処したいという意図があります。基本的に根っこにあるものはそれなのですが・・・
 遁甲は難しい、ホントに難儀です。命理より難しいとも・・・これ本当ですよ!!!

本日命(丁日干午月火旺生まれ)

2014年06月23日 20時52分41秒 | 命理

見えませんが、茄子の素揚げをしいてあります。「茄子のタタキ風」です。土佐の人より伝授。
調理法は簡単、茄子を薄く切って素揚げし、玉ねぎスライス、トマト、ツナ缶を順次載せます。今日はネギと新生姜の千切りをパラ~っと。ポン酢で頂きます。ミョウガが旬になったら、トッピングします。
★難易度Ⅱ
本日、丁卯日です。
甲午
庚午
丁卯
〇〇  

 です。日干は2午に根です。おまけに日支は卯。また年干の甲も庚と剋もかなり残っていますので生火します。かといって庚があっては従旺格にもなれませんから、普通格として時干支に喜を求めてみましょう。
 
 まず、丁日干で午の火旺生まれですから、湿土生金生水と流通すれば最喜です。また調候は壬です。丁日干でも禄刃格に殺の形を求めてもいいのですが、本命は年干に甲の印がありますので運才での壬は少しは化殺もあります。天地に透る壬が巡れば、日干は十分に対抗できるかとは・・・

 では時干支に壬を求めてみましょう。
 ①           ②
 甲午          甲午
 庚午          庚午
 丁卯          丁卯
 壬寅          壬子  
と二通りあります。
①は壬に根はなく水源もないので寅卯にかなり化殺されます。もちろん化木などはありません。②の壬は子に通根しており、卯に化殺もあり、根は弱化しますが、それでも天地に透る官殺ですので喜の形です。
大運は順行運でしたら、
 辛未 壬申 癸酉 甲戌 乙亥 丙子 丁丑 ・・・

大運を取り出して少し解明してみましょう。
辛未運について・・・
①辛は壬の水源となりますが、弱です。未もほんのわずかに湿の気は帯ますが、わずかです。日干は木生火で強く、辛未運では不十分です。
②辛未は未も湿の気を帯びて湿土生金して辛もしっかりとして生壬水です。未は湿の気あれば、当然、午も納めます。その分また燥の気も戻りますが、壬子干支はかなり調候的に有情であることはわかります。①②では八字の壬の違いでかなり違ってきます。

甲戌運について・・・
①甲は八字の寅卯に通根して強く大運干支だけで甲は戌を疏土しています。甲は壬官殺を化殺生身します。忌です。八字は依るべなくなります。任じるべき官殺が日干側に流れてしまいます。月干の庚は甲と剋になりますが、これはわずかに化殺の邪魔はしていますが、力不足です。
②甲はこちらも卯に通根して強く同様に壬子を化殺生身します。このあたりは多少の違いはありますが、化殺の忌は同じです。天干に印の甲は忌ですね。地支に寅卯がくるのは忌ですが、壬の根が弱化するという意味で、日干と壬の対抗はありますので救いはあります。

丙子運について・・・
①丙は午に通根して強い比劫です。壬は子に通根してここは丙壬不離の輔映湖海になっていると思われます。喜です。根は2午とダブル冲ですが、無くなるわけではありません。いずれも弱化して固有の支です。また子午の剋があって、水面下では寅卯が通関していることも見逃せません。つまり、子はここでもかなり弱化します。この大運でもやはり日干側が官殺よりも強いと看ます。
②こちらは上記のような解明と比較しますと同様に丙壬不離は言えますが、壬は2子に根があるわけで、①よりは壬は強いと看ます。また子午の冲剋もありますが、卯の化殺も弱です。②のほうが丙丁と壬が対峙していると思われます。喜です。
この大運は扶抑という観点からは①②ともによいですが、事象を考えるとき、官殺の喜象はあると思われますが、子午の水火の剋はありますので、すべて平穏ということではなく、わずかでも波乱もあるでしょうが、大局は喜神運と看て良いという判断になるでしょう。水火の剋の意は①のほうが穏やかとは看ます。喜忌参半ではありますが、寅卯が剋の緩衝剤となります

以上、2命を比較検討してみました。

自分の顔は自己責任!!

2014年06月21日 20時58分36秒 | フリートーク

長女宅のネコ。孫の滑り台でスル~っと何度も(笑)。

★フリートーク
本日は中之島研究会でしたが、私は欠席でした。出身大学(奈良女)の同窓会:佐保会というのがあるのですが、来年は香川支部の幹事が当たります。お当番さんです。私の同期は少なくて3人しかいません。みなさん、県外なのでしょうか・・・他の学年はかなりいらっしゃるのですが。3人ですから、どうしても不義理はできない気分に押されて参加しました。参加されない人の中にはこういったシガラミからはきっちり縁を切りたいとおっしゃる方もいらっしゃるとか・・・それはそれで理解できない世界ですが・・・

 まあ、皆様、パワフルな女性ばかりで圧倒されどおしでした。私のように命理、人に言わせれば「占い」の世界の人は誰もおらず、皆様、お堅い官公庁にお勤めが大半です。もう一見しただけで判別できるものです。ああ、あの人はちょっと他の職業かな?と、でも主婦でもなく、オーラが出ていて魅力的!!と思うと、企業経営をご主人の肩腕となってしておられる・・・などなど。マイクを持ったら、待ってましたとばかりの受け取り方をされる方が大半(笑)・・
お一人は知的で素敵!と思ったら、なんとうちの娘二人が丸亀高校時代に担任をしてくださった先生の奥様でした。この方は高校の先生でまさにそのタイプです。ファッションも化粧も・・・すべて傾向をもっていますね。

 こうやって皆様の様子を眺めていると、命理だけでは計れない、環境が作るものも大きいなと感じました。おそらくですが、同じ八字であっても職業が違うと絶対に違ってくるなとしみじみ感じました。人は八字という宿命の素地は同じですが、生まれ落ちたと同時にそれぞれ違う親のもとで育てば、これまた違ってくるはずです。昨年でしたか、赤ちゃんの取り違い事件がありましたね。同じ八字でもどちらの親に育てられるかでまず性格が違ってきますでしょうし、長じて就く職業でも変わってくるでしょう。どんな仕事をするかで顔つきまで変わってきますね。年を重ねるごとに顔は自分で作るもので、自分の顔には自分が責任を持つことだと思います。品格が付くか付かないか、八字の位相の問題もあるでしょうが、育ちの問題も大きいと言うのは正しいと感じます。
 本日はつい、同窓会に参加して命理を別の意味で考えてみました。楽しかったです。

遁甲の影響?

2014年06月18日 21時15分55秒 | フリートーク

早朝の飯野山にて!!暑いので朝早く登りました。足腰を鍛えるためです。

★フリートーク
まさか遁甲の影響ではあるまいか・・・なんて!!ここ数日、変な肩こりに悩まされています。いつものように頭痛がするでもなく、眼もショボつかず・・・・それなのに週二回のストレッチ体操の際には激痛が走ります。まあ、そのうちに治るだろう・・・くらいでいました。
 ところが4日前に孫のYORIを抱いていると、小さな指で私の胸元の鎖骨が二本出会うところ、胸鎖関節というところを押すのです。ズキッと痛みがあるので、「えっ?」と思うと同時にあることを思い出しました。10日ほど前の上棟式の餅投げです。
私は欲気に駆られて、藁棒に手を出し、ど~んと突き飛ばされました。その際に右肩から胸鎖関節にかけて突きこむような力の作用を感じました。それって私の難点をさらに悪化させることでした。私の胸鎖関節は以前から「ムチウチ」状態ですから、それをさらに悪化させる力の向きであったと気が付きました。
 なんと腫れて熱をもっているのです。ホントに我ながら、アホかと呆れるばかりでした。遅ればせながら、氷を出してアイシングを・・・・数日するうちにストレッチの先生の体操も効いたのか、痛みが和らぎ始めてはいます。笑い話にもならないかと・・・・
 遁甲が悪かったのか(笑)?・・・・庚庚 壬壬でしたからねえ~!!人体実験としましたら、庚庚が効きすぎたか!!・・・・でも、良いこともあるんですね。頭の中からは次々と書きたいことが意のままにまとまっています。第一回のNET講座の皆様、次回の資料はおもしろうございますよ!!と一人、ニンマリしております。土性支に入りますっ!!本講座のピークにさしかかりつつあるかと・・・・

 他、ソーイングのほうも今夏はリネン素材に凝っています。ニットと合わせて素材の違うものを使います。巷でもよく見かけるようには思いますが・・・
写真のお洋服は衿と裾は白のニット。身ごろ部分は涼しい麻素材です。寒いかな?・・・昨年みたいに40度近くまでいくなら、これくらいで構えてないと暑い夏が楽しくないですね。これ、能力発揮とは関係ないですかね(笑)?
 今回の遁甲は肝心要を成功させたいという願いをこめたのですが・・・・反応的には関節の痛みは出ましたが、他は絶好調です。自己満足ですが・・・




本日命(丙日干午月生まれ)

2014年06月14日 21時58分36秒 | 命理

ホタルフクロが咲いています。鉢植えのヤハズススキと一緒です。

★難易度Ⅰ
本日は丙辰日です。

甲午
庚午
丙辰
〇〇 です。

日干丙は午月火旺の生まれですね。2午が目立ちます。やはり同じ干支は2個あると目に付くというか、気になりますが・・・・
この八字ですと陽日干が月令を得ているので禄刃格に殺を求めます。壬水です。丙壬不離と言われるように丙と壬は輔映湖海と言って干の相性としては良いのです。太陽が湖面に輝く様を云うので即物的な印象ですが、そうではなく丙日干が強く、それに見合う壬の官殺の剋には弁証法的発展があるということのようです。干の特性を言っているのでしょう!!!
 壬の官殺を求めるのですが、八字に求めるのか、あるいは大運に求めるのか・・・
 まず、八字に!!

 甲午
 庚午
 丙辰
 壬辰 となり、非常に特徴的です。

全陽干支で2午、2辰です。時干支に壬辰が来るなら、丙日干は強いですが、年干と月干が反対のほうが安心感がありますね。2辰にはかなり火は洩らしますから、甲の嫡母に守ってもらいたいかなあ・・・と。いくら2根があっても八字で無事であっても運才での2壬となるのは厳しいからです。甲木が月干にあれば、こわくないですね。

でも年干の甲でも運才での壬は化殺はできます。化殺生身とならないだけです。わずかには甲は月支の午を強めることもできますので、全く日干に無情というわけではありません。

八字内で年干支というのは以外に無視されがちですが、大運ではよく作用しますので看る練習をしてみたらいいですね。この八字でしたら、順行運では第二運で壬申が巡ります。これをどう看るか・・・2壬ですので日干丙は2壬に任じなくてはなりません。地支は申ですので水源深いです。また八字には2辰が控えていますから日干は2辰に洩らし、湿土生申金から生壬水です。日干丙は転弱します。八字でも日干強弱はやや強程度でしょうから!!・・・・・

では年干支の甲午はどう働くのかです。大運干の壬が八字に関わるとき、八字に重ねてみるわけですから、八字全体から壬をみたらいいのです。日干からだけ看るのではありませんね。日干丙とも、年干甲とも、月干庚とも、すべて同時にです。年月の甲庚の剋は減力はしますが、決して去とはなりませんので残って固有の干です。庚は生壬水。甲は壬を納水しますので大運の壬は化殺します。ここで大運の壬はやや減力されたことがわかります。同時に日干丙と関わるのですが、減力されながらですから、まるまるの壬ではないことがわかります。甲のほうに流れた壬水のエネルギーは甲に化殺されて、甲から午に流れますと間接的に丙日干の根を強めたことになる・・・ということです。

 八字全体としては上記のようにやはり日干丙は転弱とはなりますが、舞台裏での甲の作用は見えないかもしれませんが、あるのです。ですから八字に甲の印があるかないかで全く違ってくると言えます。あるほうが良いというのが今回のケースの結論です。喜の印であるということですが・・・
 逆に大運が逆行したら、全く反対の作用となります。検証してみてください!!