四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(庚日干丑月土王生まれ)

2014年01月29日 20時47分41秒 | インポート
 うどん大好き。讃岐っ子ですね。手づかみで食べてます。ツルンと。

★難易度Ⅰ
本日命です。
 
 癸巳
 乙丑(土)
 庚子
 丙戌

久しぶりというか、めったに出なかったかもしれません。庚日干です。丑月土旺の生まれですね。丑月土旺は土が旺令とはいえ、旺相死囚休論は適用不可です。丑は湿にして土の質は低く、己土でも根としての力量は危ういことが多いです。数値に頼るばかりですと間違ってしまう月かもしれません。

 先日来、私のNET講座生の方たちの中から、同じようなご意見を数件頂いております。旺相~論を適用するためには死令の干支と旺令の干支の数値を段階をつけたらどうですか?・・・・と。意味がわかりますでしょうか・・・

 癸巳
 丁巳
 庚子
 丙戌  としましょう。

 本日命の時干の丙とこの八字の丙は同じでしょうか?本日命は丑月です。これは巳月火旺の丙です。質的に違います。丑月の丙は土が旺令としますと丙は休令ですが、それ以上に火は弱です。火旺の丙は旺令の丙火ですので庚日干は天地に透る丙官殺にアップアップです。忌です。丑月の庚日干にとって時干の丙は八字を暖にする調候です。庚を暖金にして日支の子と丑中癸水を生水します。喜の作用です。
 
 これらの時干の丙はいずれも数値は1ですね。質と量は違います。そこを数値にすることは困難ですので、頭の中で常に質的な力量を計る訓練をしなくてはなりません。つまり、同じ丙でも必ず、そういった作業を頭の中でしなくてはならないのなら、数値化したらどうですか・・・というご意見ですね。ごもっともです。
 ま、今のところ、理論内で原則はこうだから・・・ということで学んで頂くしかないとは思います。悪しからず!・・・ですね。

 さて、八字にもどります。再度、八字を・・・
 癸巳
 乙丑(土)
 庚子
 丙戌

 解明です。庚日干は申酉の根はなく、丑中の己土に頼るのみです。そして日支の子、丑中の癸水に洩らします。さらに年干の癸は丑中の癸水に通根しておりますので、癸水は乙を滋木培木します。乙は湿木で巳火の調候があるものの丑に晦火してわずかに暖気が及ぶのみです。乙は浮いてはいません。庚日干は乙財と干合。一方、時干の丙は戌燥土も子水により湿の気を帯び、丙火を晦火晦光し、さらに弱の丙官殺です。庚日干が任じるに足るものではありません。戌中辛金は子水により湿土化した戌中戊土より生金されますが、庚日干に幇の力はなく、日支の子水を生水します。

 もう一度、流は時干の丙から湿の気ある戌土へ。そして生金して庚日干。庚日干から日支の子、丑中の癸水へ。次いで乙木へと流通します。丙も巳も八字全体には及びませんが、喜の調候です。生気のある八字とは言えます。
 それでも喜は湿土、金。忌は水木。火は閑神。調候は丙と取ります。
 


日々精進

2014年01月26日 22時29分39秒 | インポート
暖かそうな裏起毛のソックスです。ボートレーサーの平山智加選手からのプレゼントです。「先生、冷えるでしょ!!」と温かい心遣いです。
彼女、昨年は女子賞金王でした。また女子賞金王座レースも優勝ですばらしい成績を残してます。

★フリートーク
最近、英会話の仲間とお話をしているときに、今の私にとても響く言葉がありました。英語に関して、少し悩みがあります。気持ちも生活も英語離れして行きつつあるということです。

 週一回のレッスンのときだけ午前中に予習という名目で斜め読みをしていきます。その日以外は全く英語の「え」の字も考えません。そんな中で自分の中で老いとともにどんどん忘れていくのが不愉快なのです。。やはり毎日やっている人はすごいです。

 そんなとき、仲間の男性が「一日10分でもしたらいいでしょう!」とおっしゃいました。何気ない言葉でしたが、ん?これはできるかも!!PCの前に座ったら、まず10分だけ英語にすればいいのです。これならできるかもと・・・良いことをおっしゃってくださいました。「10分」というのが私には魅力でした。

彼が教えて下さった英会話サイトでは、今の私に欠けているものを補ってもらえるということがさらにわかりました。というのは、英会話歴はかなり長く、何十年もやっています。海外生活の経験など全くないし、生活に密着した英語が身についているわけではありません。受験英語、そして英会話独特の話題性のある話などは得意です。

 ところが、普段の生活でする行動をすべて英語で考えてみようとするととんでもないことです。
 例えば、「私は健康のために毎週2回、ストレッチ体操を楽しんでいます。」と、ここまでは簡単なのです。また「体操の合間に友人たちとの久しぶりのオバサン特有のおしゃべりは格別楽しいものです。」などなど、簡単にやっていけます。ところができないのは、「足を開脚してストレッチをかける」というのを正しく表現しろ!と言われると「ん?」となるのです。他の表現で「足を反対方向に真っ直ぐに伸ばしたポーズをとる」というふうに説明はできるのですが、さて、正しくはどういうのかわからない、つまり英語で言う機会がない・・・そのために???となることが多いのがしょっちゅうあります。「stretch」ではなく「do the splits」なんですね。

 また、スーパーなどレジでカードをレジにシャッと店員さんが通すこと、これもどう言えばいいのかというとつまづきます。「swipe the card」なのです。
 
  塵も積もれば・・・・ですから、毎日10分のイングリッシュタイムを取ること。これがここ数日のうちに始めたことです。
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 四柱推命も同じかもしれません。毎日、するのは困難だと嘆いていらっしゃる方も多いかと・・・私のように命理が生活や思考の大半を占めている人間は別として、毎日忙しい生活の中で命理の勉強をされている方のほうが多いと思います。女性の方など、お子様を育てながら、家計を支えながら・・・そんな忙しい生活の傍らで!!また、年老いた親の面倒を看ながら、夫の世話をしながら・・・命理を通して、人生を見つめ直されている方・・・いっぱいいらっしゃいますね。

 今日はM恵ちゃんのレッスンでした。いろいろな悩みの中で、彼女も命理を通して尽きない悩みを解決できたらいいと・・・そして前向きに活用していきたいと話しあったところです。

 命理は知って、応用したいもの!!そんなふうにも今日は考えました。
英語はさておき・・・です。
 


乙日干丑月土王生まれ

2014年01月22日 21時39分58秒 | インポート
最近買った「 大人のエンピツ」です。書き心地がいいです。

★難易度Ⅰ
本日命としたいのですが、癸巳日です。二日後は乙未日です。丑月乙日干でやってみたいですね。

 癸巳
 乙丑(土)
 乙未
 丁丑 でやってみましょう。

特徴的なのは全陰干支です。そして地支には陰の土性支がダブル冲で・・・天干には癸乙乙丁と!!粘りの干支がずらり(笑)。
乙日干丑月土旺の生まれですので一応、財格です。日干乙は根はなく、丑中の癸水に頼るのみです。そして丑月独特の寒令で湿の極みですので扶抑よりも調候の丙が第一。また乙日干ですので丙の反生も期待できます。干の特性からも陰干ですから根があって食傷生財となるのが理想です。これがこの八字が望む方向性です。つまりますます丙火をと・・・推します。

 さて、八字には丙はありません。代わりというわけではないですが、時干に丁火があります。乙丁では丙のような作用は望めません。また丑に晦火晦光して乙には無情です。年支の巳は同じく丑に晦火晦光と根ある癸水の剋もあって無情。しかしながら、いずれも八字全体には及ばないものの調候という点では喜です。

 また月干乙も日干への幇の力はありません。年干の癸や丑中の癸の生はありますが・・・これは日干より印の恩恵は厚いと言えます。しかし日干への作用とはならないのが残念です。日干乙は月支丑中の癸水と時支の丑中の癸水の生に頼ります。

次に地支の土性支のダブル冲です。陽理論では解冲ということですが・・・まあ、このあたりは土性支ですので朋冲ということで3支ともやや減という程度に考えます。つまり全支残って固有の支として働きます。未も働きます。

よって日干乙は地支の土財に任じることになるのですが、どの程度か・・・理論では乙は未くらいは制す!!ということになっています。単純に2乙対2丑1未です・・・冲により減力あってと、考えてもわかりますが、日干は任財不可能です。

数値にするのは控えますが・・・
日干弱
用神:丑中癸
喜神:水木・・・水も過多は浮木に!
忌神:土金
閑神:火・・・火も過ぎれば忌。洩気に耐えうることが条件

大運です。
 順行運は木火と東南を巡りますので喜の傾向です。第一運は丙寅です。
 逆行運は水金と西北を巡りますので喜は望めません。水運は浮木を危惧し、金旺運は純金運となります。全陰干支と粘りの性情で乗り切るのでしょうか!!案外、忌とは言え、性情からも危険は避けて生きるのではないでしょうか!!女命なら順行運ですので第三運の戊辰運以外は初運から喜ですので人生設計は順調に行くと思われます。第七運以降の金水運は体調管理の万全を期せばよいかと思われます。男命なら逆行運となりますので人生の苦労がつきまといそうです。乙未丑の性情で頑張って頂きたいところです。地道にコツコツと粘り強く生きる、これですね。

 後になりましたが、丑月は土旺といっても水が深いとされています。この八字は未燥土とぶつかりますのでやや水気は減ですが、それは水多を避けているかとは思います。


最近のニュースより・・・

2014年01月19日 22時20分23秒 | インポート
「わびすけ」です。友人から頂きました。

★フリートーク
 最近のTVニュースですが、都知事選、名護市長選(この時間、もう結果出てるかも・・)とにぎやかです。特に都知事選は原発反対派or推進派で議論も火花が散ってますね。細川元首相まで出馬とか・・・何故、都政に出るのかしらと思いませんか?そんなに原発の問題を取り上げたいなら、国政に出るべきだと素人の私は感じますが・・・小泉さんまで出てらして・・・・

 昨年末には安倍さんが靖国神社にお参りしてくださいました。小泉さんが靖国参拝をされて以来でしたので、胸が透く思いでした。世論調査も靖国参拝を評価するパーセンテージも48パーセントでしたっけ?違ってたらすみません。みなさん、同じように思われた人は多かったのだと思います。気概を見せて頂いたと感じたものでした。外国の言いなりになるばかりでは日本人の腑抜けぶりをますまず披露するようなものです。中国、韓国との関係良化にはマイナスだと憤慨される意見もありますが、このくらいはやっても大局に変わりなどないはず・・・・そう思うのが気概のある政治家のすることだと思います。外国の顔色ばかりみている政治家は要らない!!そう思います。民主党など何を言ってるのかわかっているのでしょうかね!!アホですね(前回のブログからアホアホと使っててすみません!!指摘されそう・・・)

 いろいろと国益やら、国政の駆け引きに選挙が絡むのはわかりますが、どんな問題にも犠牲者がいっぱいいたことを忘れていなかったら、靖国参拝の是非など外国に関与されたくないというのが日本人の気概だと理解できるでしょう。私たちの現在の平和な生活や安全な環境の陰には多くの犠牲になった人たちがいらっしゃることは事実です。戦争だけでないですね。水俣病などの公害問題もそうです。東北の復興も遅れてますが、津波と原発の因果関係はあるかもしれませんが、無知の上に提示された汚染度合を示す数値に躍らされてしまうのもどうかと思います。恐怖心ばかりを煽るような報道ばかりで・・・・辟易としてしまいます。これ、失礼だと思われる方には申し訳ありません。現状を知らない四国のバカが言っていると思って下さっても結構ですが・・・怒ってるわけではありません(笑)。

 それよりもそれよりも・・・一昔前に、靖国神社に詣でたことがあります。友人の一人が女宮司さんで、またそのお友達が靖国神社の権宮司さんでした。そういう関係で内部まで見せて頂いたことがあるのです。私など戦後生まれで戦争のことなどは教科書やニュースで知る程度でしたから、衝撃でした。

 特にある部屋には白無垢の花嫁人形がケースに飾られていて、それが何体も祀られていました。若くして尊い命をお国のために捧げた息子たちにせめてもの親心です。天国にいる息子へ花嫁をという思いです。陽の射さない薄暗い部屋でしたが、戦争の犠牲者への思いがいっぱい詰まった場所でした。特に親心には涙する人が多かったと記憶しています。私には息子はいませんが、親の気持ちはよくわかりますね。

 話は戻りますが、気概を持って行動した総理ってここ数年はいなかったですね。安倍さんには期待してきましたし、今年の甲午年はさらに期待したいところです。やはり日干がしっかりと根を張った政治家がいいと命理的には思います。
 今日は最近のニュースで感じたことを書いてみました。


[詩子のHPよりお知らせ] PREーNET講座にて第三回模擬LESSONを配信中 お勉強好きの方はどうぞ!!

本日命(丙日干丑月水旺生まれ)

2014年01月15日 23時42分45秒 | インポート
 真冬に咲いています。

★難易度Ⅰ
本日命です。丙戌日です。丑月の丙日干については書かないようにと避けていたのですが、また当たってしまいました。同じような内容になるかもしれませんが、同じ八字はないのでやってみましょう。

 癸巳
 乙丑(水)
 丙戌
 甲午 です。一番よい時干支に・・・(笑)

日干丙は水旺生まれですので死令です。時干の午に通根してさらに甲木の生です。丙日干を強めるには最高の時干支です。

さて、丑月水旺は丑中の癸水が旺じているということ。癸水が天地に透って強力です。その癸水によって滋木培木の乙木です。乙は湿の気が強く生火には程遠いです。年支の巳は丑に納火され不及。それでもわずかに調候。年支喜神。

先日も言いましたが、丑月は一に丙、二に丙です。扶抑ではなく調候が第一ということです。丙が二つくらいあれば命に「生気」が出るでしょう。もちろん丑月だけでなく、水旺月も同じです。

たまに言われるのですが、日干丙と乙で「反生の効」?と・・・・それは違います。乙日干で火旺以外なら丙があれば、反生も望めます。つまり弱の乙日干が丙火に洩らすのではなく、つまり洩らすように見えて、そうではなくお互いに強めあうことになる・・・・それが反生です。

話がソレますが、辛と壬の関係と同じですね。弱の辛日干に壬が近貼すれば、いいのです。それが反生です。辛は壬に洩らすのかと思いますが、そうではなく官殺の剋ともいえる丙火がきても壬が対抗してくれますし、喜の作用のほうが多いという・・・ことです。
例えば、昨年でしたら
 癸巳
 己未(火)
 辛巳
 壬辰
のような八字です。壬は調候でもあり、辛日干は反生の効で強まります。強い味方ですね。

話をもとに戻します。
丑月の乙木は「凍土凍木」です。乙の身になれば、日干は丙も年支の巳も喜ですが、八字の解明は乙木を中心に考えるものではなく丙日干にとって乙木がどうなのか・・・・というのが論点です。初学の時、こんなことを言うのも何度も聞いたような記憶があります。本末転倒なのですが・・・・(笑)。笑い話ではないかもしれません。本当によくある考え違いなのですね。乙のことを聞いているのではないよ!!と何度言ってもゴチャゴチャになってらっしゃることがあります(もう笑えないです。)
乙の生火力がどうか・・・乙と癸水の干の相性はいいです。壬水では相性が悪いので乙が今度は浮木となるかどうかを精査しなくてはなりません。この八字でしたら乙は浮いてはいません。湿木で生火には問題!!と看れたら、そこまででいいのです。ここで丙と乙の関係はいいのでは?と聞くのがアホだといいたいのです。もう背中を向けて知らんぷりですね(笑)。陽先生が生きてらしたら、もうこめかみに青筋立てて、イラっとされてるかと・・・・間違いありません。なんか、思い出してきましたね~~!!ああ、懐かしや!!

日支の戌がどうか・・・燥湿ですね。戌は燥土です。ですが、厳密にはわずかに湿の気があります。丑中の癸水を無視はできませんでしょう。日干丙は洩らしてはいます。数値変化に出すか出さないか・・・大差があるほどではなくとも日支の喜忌の問題ですので、水が来るか来ないか、精査しながらいかないと配偶縁ですし、・・・・丙日干が一番嫌う晦火晦光の忌ともなります。それが一番嫌うところですね。

本日、やや脱線かとも思いますが、ま、こんな日もいいでしょうか?いやいや、以外にハッとされてたりしませんか?