★WAKAがいる着てベストと下に着ているカットソーは「Nブランド」です(笑)。私の手作りを娘たちはこう呼んでいます。
★フリートーク
今、講座生の方々の中に台湾出身の女性がいます。彼女は日本語、英語は日常会話には困らない程度で台湾語を母国語としていらっしゃいます。彼女に命理を教え始めて1年少々になるのですが、命理用語の難しいことを痛感させられます。普段の日本語もなかなか誤解を招きそうな表現があるようで、時々、質問されます。「こんなメールが来たんだけど、イエスってことですよね?」と聞かれました。「・・・について請求していただいて結構です。」というメール文の「結構です!」が気になるというのです。??とおもったのですが、よく考えてみると「結構です」は「申し分ない」と「望まない」の二通りの意味合いがありますね。ですから、外国の方はどちらなのか、母国語でないので不安だということのようです。私たちネイティブ(?)は当然のごとくに読み取るのですが、難しい~とおっしゃいます。
命理用語も「相生」は「生じる」「洩らす」「生受」と二つのエネルギーのどちらに重きを置いて表現するかで違ってきますね。彼女にはここもかなり苦しかったようです。今日、たいそうエネルギーを使った表現は日干の「絶対的強さ」「相対的強さ」の違いです。日本人同士でしたら、簡単な話なのですが・・・
絶対的強さとは日干に根があって印の生助もあったりで食傷財官がどうあれ、日干そのものの強さがあることを言うのです。それに対して相対的強さとは日干が仮に前述のようなものではなく、対象物である食傷財官が日干には及ばないということでの強さを言います。仮に日干が根がなくても印が強く(印多も埋もれるほどではない)、食傷財官が少なければ日干のほうが相対的に強くなることもあります。
彼女には通じにくかったのは「絶対的、相対的・・・」でした。彼女、とうとう英語が出始めて「絶対的、これはアブソリュート(absolute)でいいね?」というので、こちらも「それじゃあ、相対的はレラティブ(relative)ね。レラティブ ストレングス(strength)ということでわかる?」というと、英語のほうが良いと言うのです。で、最近は英語混じりの講義ということになっています。確かに相対的というのは他の通変に「比較関連しての強さ」ですからレラティブというのは非常にわかりやすい一言であるのです。英語も便利な言語だと思います。一言で意味合いをキャッチできるんです。日本語を私が使うと初心の彼女には難しくなり過ぎると気がつきました。
命理用語をいかにわかりやすく初心者に伝えるか・・・これも検討していかなければ、つい難しいものを当たり前のごとくに使っています。彼女のお蔭で初心への配慮というものを教えられます。私が苦手なのは入門者です(苦笑)。英語を教えるのもABCを教えるときが一番難しく、中学一年生の授業が一番大変でした。落ちこぼれを作るのは一年の三単現Sを教えるときでした(笑)。数学を子供たちが嫌い始めるにも時期がありますが、中学生だと文字式であったと思います。数字をにらんでいるうちはニコニコしているのですが、XやYが出始めるとあかんのです。何だか、昔の苦労を思い出した次第です。
今日は一日中雨模様で、一日中講義でした(苦笑)。