四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(己土日干卯月木旺生まれ)

2018年03月28日 21時28分47秒 | 命理
★命理
本日、己未日です。
戊戌(辛戊)
乙卯(甲乙)
己未(丁己)
辛未(丁己)

滴天髄の天干論より・・
己土卑湿 中正蓄蔵 不愁木盛 不畏水狂 火少火晦 金多金光 若要物旺 宜助宜幇

≪訳≫己土は低く広がり薄く、また湿であり、中正にしてよく蓄積します。また木多を畏れず、水狂うのも畏れません。火が少ないと湿土に晦火します。金が多いと湿土は金を光らせます。もし土が旺じるのを要するならば、印の生と比劫の幇が宜しいのです。

≪解説≫己土は卑しいと言う意味ではないのでお間違いのないように(笑)!!薄く低い位置に広がるという意味です。田園の象ですね。適切な水気を蓄蔵した湿土は柔ですから草木を良く育てます。また一方でよく生金もしますから消耗も激しいのですが、干の特性上は水多木多を畏れずということで陰干弱きを畏れずの代表です。つまり官殺の剋も畏れず、洩身から水財の狂うのも畏れないという利点があります。また己土は適切であれば金をよく生じ金の良さを引き出します(金多金光)。強火は納めますが弱火は晦火させるのも己土です。己は壬水とは濁壬しますから在り様では喜忌あります。また土が厚いと金は埋もれるのでこれも注意が要ります。それでも己土が旺じる必要があれば、丙火の生(己干用印)または戊の幇が宜しい!!・・・これが己土の看方です。

では造化元鑰ではどうなのかというとこれはあまり頂けない註釈しかありませんので引用はしないことにします。卯月の己土は死令の土ですが寅月とは看方が違います。卯月になりますと陽気が盛んですから調候は不要です。己土は丙火とは不離ですから火旺や未月土用以外は丙火が八字にあることで命の位相はグンと上がることが大半です。
 さて本日命、再度・・・
戊戌
乙卯
己未
辛未  です。

 日干は弱ですが大弱ではありません。2未がありますが日支未中の己土は卯中甲乙と剋で弱化しますのでほぼ無力。年干支戊戌は日干には無情無力ですが月干乙卯とは無情の剋ですが気勢として乙卯は減力もします。日干は時干の辛金に洩身も無視できません。よって日干は弱となります。
ここでちょっとだけ年干支の戊戌に注目しましょう。戊戌は運歳では日干に代わって大運干支に関わるので大喜です。仮に甲寅干支が巡ったとして・・・甲寅は八字全体に関わりますので日干とも剋ですが、同等に年干支の戊戌とも剋となります。つまりその分だけ甲寅の力が分散しますので日干が対抗するのが楽になるという仕組みです。
八字では無情無力な年干支でも運歳では同様に関わるので年干支はとても大事ということになります。
こうやって八字をもう一度見直しますと・・・日干弱としましたが、運歳ではそんなに弱というほどではないのが本日命ですね。おまけに己土ですから前述の滴天髄にありますように陰干弱きを畏れず・・これをプラスしますとまた日干はアップさせて命を看る必要が出ると言うことです。


YORIとHISANO 七五三のお写真より



春の養生!

2018年03月24日 20時41分04秒 | 中医・漢方

★丸亀城のお堀

★中医
こんばんは!!やっと暖かくなり桜の開花を待つばかりです。というのもここ讃岐ではまだお花見どころではありません。2,3分咲と言ったところでしょうか!!一昨日も英会話の折に丸亀城に立ち寄って桜の開花状況をチェックしましたら上記の写メです。天気も悪くて・・・皆さま、まだだねえ~~と!!
 さて、本日は中医的観点から春を手引書から抜粋したいと思います。せっかくの春を迎えたので、誰しも活動的になるものかと思います。暖かい日差しのもと、お出かけも多くなりますね。思い思いの春を過ごしたいと思います。
 日々の生活の中で誰しも体調を整えようと考えるものです。特に季節の変わり目などちょっとした特徴があるものです。
〇春や陽気ながらも鬱っぽくなりがち・・・
〇夏は体力消耗が激しくて夏バテしそう・・・
〇秋は過ごしやすくなるものですから食欲が増します・・・
〇冬は活動が落ちてさらに体力を保とうと何かと貯め込もうと・・・
 こんなふうに書いてみますと秋から冬にかけては活動的でないですね。人は冬眠はしませんが冬眠状態みたいな生活をするのは私たちみたいなリタイア組ではないでしょうか!!
 抜粋です。
〇自然変化にカラダは連動している!!
東洋医学では人と自然は一つの統一体であり影響し合う存在と考えられています。そのため、人体も気候の変化に対応して、生理活動を行うと考えられています。例えば、自然界は、陽盛(陽気が盛んな真夏)から陰盛(陰気が最も盛んな真冬)の時期に変わっていきますが、人間も春から夏に向けて活動的になり、秋から冬にかけて沈静化し、だんだんと休息期に入って行きます。このようにカラダも陽と陰の特性に合わせて変化していくものです。
〇春夏秋冬で異なる症状の特徴
春は別名「風」の季節と言い、吹き荒れる風がカラダに害を及ぼす原因になると考えます。風に乗って飛んでくる花粉がカラダに刺激する花粉症も風邪のひとつです。また春は発散する時期と考えられており、ダイエットに最適。しかし冬から一転、増加する陽気に対応できないと、憂うつになるやすいので注意です。

夏は六気の「暑」や「湿」の時期です。一年で最も暑く、湿度も高いため、熱中症への注意が必要です。また、汗(水)の排出とともに、気も消耗するため、気虚になりやすく、いわゆる夏バテの症状がみられます。

秋から冬にかけては「燥」の時期。カラダを乾燥させ、潤いを奪います。肺にも影響し、空咳など起こりやすいのです。また口や鼻、のどが乾燥し、髪や肌がぱさぱさになります。

冬は「寒」の時期。カラダの熱を奪われ、寒けや手足の冷えが起きるため、お腹の冷えや下痢が生じます。また、水分の氷になると同様に、冷えによって体内の血や水の流れが滞り、痛みやこわばりの症状が現れます。

以上、抜粋でした。

これより春の養生を考えてみるにまだ3月ですから遅すぎることはありません。春は肝の季節ですね。春の陽気の高まりに冬眠に近かったカラダがついていけないですから軽い鬱などになりやすいものです。特に中高年は適応力が落ちていきますから季節の変わり目というのは心身ともに不調をきたし易いのだろうと思います。気が滞る「気滞」の症状や、季節の変化についていけないため変に体力を消耗して「気虚」になるなど。とにかく自律神経は乱れに乱れるのでしょうか!!中医でいう「気・血・水」のバランスが一気に崩れる状態なのでしょう。
こんな状態にならないためにも春になったら適度な運動は心がけると良いのかなと思います。汗をかく・・・発汗作用はこの時期とても重要なカギになるように思います。季節が人の体に求めているのはこういうことだと思うのです。発汗しやすくなっているはずですから適度な運動はこういった春独特の症状を改善してくれると思います。
また増加傾向であった体重も減りやすくなるのはこの季節ですね。私も運動不足は実感しております。特にインフルで子守は、抱っこはしても歩くことは少ないです。腰痛は増しても筋力は落ちます。何とかしようと思います。

本日命(壬日干卯月木旺生まれ)

2018年03月21日 21時28分07秒 | 命理
★命理
春分だというのに寒かったですね。雪が降っているところもあるようで・・・
こちらは低気圧で台風みたいに風が強くて気温も低い一日でした。こんな日は暖かいお部屋で過ごすのが一番です。出歩く気にはなりませんでしたが、コートなしでついスーパーに行ってしまったものですから寒くて急いで買い物をした次第です。
 さて、本日は壬子日です。
戊戌
乙卯
壬子
壬寅

としましょう!!
 日干壬は卯月木旺の生まれです。日支子に通根し時干の壬の幇がありますが旺令の卯と寅に洩身しますので壬も子はかなり減力します。乙卯は陰干なので年干支の戊戌とは陰陽なので剋の意は発生しませんが乙卯が戊に任じる気勢はあります。よって乙卯はやや減力と看ましょう。2壬は団結しますが制食傷する金の印はなく洩らすのみで日干は弱。ですが極弱でないのは救いですが・・・

 さて日干弱で食傷が強く財はありません。こんな八字の視点ですが・・・財があれば、つまり丙火や巳午があると日干は弱ですからさらに財に任じられないことになります。順行運で第一運は丙辰、丁巳と財運に入りますから財の忌象を言わなければなりません。逆に第一運の甲寅は食傷大過も甚だしいものの、第二運からは水旺運です。日干弱ですから日干は強まりますが、さて木食傷はどうなのか・・・本日命が水木清奇となるにはどうあれば良いか、考えてみましょう。

 八字の状態ですが、2壬もあって木食傷に洩らすということは、木は湿の気がとても強いということです。寅も湿木ですが乙卯も同様に湿木となります。ここでは干の特性をよく見ながら解命することが大事です。特に乙木は湿を嫌いますので月干支の乙卯は良い状態とはいえません。そうすると任じられないとはいえ、丙火によって燥に傾くことが大事と言えます。要は、日干は強められながら丙火があると八字はバランスが良いということになります。つい、身弱でも前述のように丙火に洩らすほうが良いのかも・・・なんて思ってしまいます。が、それも困ります。

 なかなかバランスは取りにくいといのが現実です。命を良くしようと努力はしますが、一手ではだめで二手は要るという場合のほうが多いと思います。大運干支に頼り、されに流年に頼りやっと求める運が来るのでしょうか!!本日命も第一運、二運と火旺であれば、流年では金水年を待つことになります。そのときに食傷生財の喜象が成立するので思い切った行動も後押しできますね。そんな喜運が過ぎると静観したり、手堅く生きるのが良いということでしょう。でも流年は、ほんの一瞬ですから何か事を起こすには難しいものです。

 では丙火なくて八字のまま水旺運に入っていくとどうなるでしょうか!!
第一運は甲寅、第二運から癸丑 壬子と続きます。こんな場合、日干は甲寅運では弱もさらに弱化甚だしく食傷にも財にも忌象が出そうです。水旺運には旺令の寅と乙卯の木食傷は八字内よりはさらに湿の気を帯びて状態が悪くなります。水旺運にこそ、丙火ですがこれも流年に望んでもわずかでしょうから、やはり木の忌象が付いて回る運気となります。こちらのほうが病的な印象です。心身ともに病的です。

 水木清奇とは日干がある程度強くあって、適切な木の食傷に洩身し、火財に繫がれば喜象があるものです。木火通明も同様ですし、金白水清も・・・頭脳は明晰の傾向でしょう!!

ヤクルトのようなヨーグルト!!

2018年03月17日 20時05分16秒 | フリートーク

★教室の玄関に!!年末からずっと咲き誇ってきました。まだいけそうです。

★フリートーク
こんばんは!!今日はちょっとだけ肌寒いと思いましたが、とてもいいお天気でした。実家の母を訪ねたのですが、気持ちよさそうに眠っていたので笑ってしまいました。母は10年前から自己免疫疾患を患い体調不良のことが多いのです。ですが最近は少し食養生をしなければ太ってこまるそうでダイエットを彼女なりにしているようです。毎日の甘酒も太らないように昼ご飯の際にライスを減らして甘酒を食べるようにしているとか・・・でも便秘なのだそうです。ヤクルトを飲んでみるとこれは効くというのです。それなら乳酸菌シロタ株の多いのがいいからヤクルト400だよ!!ということで届けてみました。毎日宅配してもらう気にもならんというのです。

 ヤクルトは少量の割に高いという発想もありますが、いろいろと検討した結果ですけど、私の思うところはヤクルト400かヤクルト400LT(こちらはカロリーが低い)が最も値打ちがあると思います。シロタ株の含有量が多いからです。ヤクルト400とヤクルト400LTは400臆個、ヨーグルトのソフールはシロタ株の入ったヨーグルトですが、これには10臆個です。値段はほぼ変わらずか、ややソフールが高いのではないかと思います。乳酸菌を摂取するという観点からはヤクルトのほうがうんと安いと思ってしまいました(笑)。

 子守りばかりでヒマに任せて考えたことがあるのです。シロタ株を増産してみたいという願望です。で、ソフールをヨーグルトメーカーで37度に設定してヤクルトを一本入れ込んで牛乳と混ぜて作ってみました。すると普通にヨーグルトができました(笑)。でもシロタ株が増えたかどうかは判定できませんし、食べてみるとヤクルトっぽい「ヤ―グルト」って感じです。もう笑えますけど!!で、値段など考えてみますに、やはり普通に宅配されるヤクルトを飲んだ方が経済的だし、面倒くさくないですね(笑)。

 でも楽しかったです。アホなことをしたものです。ちなみにWAKAちゃんと夕食のときに「WAKAちゃん、ヤクルトみたいなヨーグルト食べる?」というと食べるというので食べさせてみると黙ってたべました。「美味しい?」とききますと首をかしげるのです。「ばあちゃん、これ、ヨーグルト?」と聞くので「そうだよお!!」と答えましたが、誰が考えてもヤクルトのほうが美味しいですよね。WAKAちゃん、後でヤクルトを飲みなおしてました(笑)。



★カレイの唐揚げ
 茎ワカメとシイタケの煮物 春なのでたくさん出回ってますね。
 ポテトサラダ
 ブロッコリーは畑から採れます