四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

時干支を押す②

2013年08月30日 20時01分49秒 | インポート


★難易度Ⅲ・・・難しいかも!!
 本日は昨日に続き、時干支をさらに推してみたいと思います。
同じ八字です。昨日は単純に日干強で洩らせない、つまり依るべない八字ということでの推命でした。
 従旺格であろうが、禄刃格であろうがいずれも位相が低いものですので、忌象が激しくなるのでかなり可能性としては高いとは思います。
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 本日は別の視点から、同じ八字を眺めてみたいと思います。
もう、くどいなあ、と思われる方はパスしてください。少し、難しいかもしれませんし・・・すみません。昨日から、いつもより難解で申し訳ないです。

 辛卯
 甲午
 丙午
 〇〇
大運:乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥 庚子 辛丑です。

若いころの怨歌に見え隠れする苦しみ、財の喜忌、つまりメンタルに焦点を当てることに変わりはないのですが・・・
時干支に庚金をとってみます。

 辛卯
 甲午
 丙午
 庚寅  
あるいは

 辛卯
 甲午
 丙午
 庚子 です。
どちらを詩子的には推すかというと、庚子です。

 八字ですが、丙日干は2午に座し、旺令です。木の印も天地に透り、極旺でしょう。ですが、子午冲もあって、水火剋戦もしますが、死令の庚金が時干に。財は極弱で八字は破財です。また子午冲あっても子は水源あるものの、午よりは減力。それでもどちらも残って固有の支であることは間違いありません。もちろん、普通格での扱いです。

 またこういった八字はメンタル的には苦しみに付きまとわれるもので、第二運からも申酉と庚金は通根します。火金戦です。旺強の丙火は湿土金に流れず、偏枯する旺火は煩悶に苦しむものです。これも可能性としては十分にあると思われます。

 そうしますと
第四運戊戌運は喜忌が伴いますが、水の年には燥土もやや湿の気を帯びるときもあります。そういったときは旺火は湿土生金と喜の食傷財となります。ですが、年運も木火となれば、八字は曇り出しますので、浮沈に翻弄されることになると思われます。この時期に結婚して出産し、普通の幸せな時期もあったというのも事実でしょう。
第五運己亥は己土は庚金との通関として十分です。亥は卯に化殺もあり、火旺の八字には任じるほどの官殺ではありません。平運
第六運庚子は2子と2午の水火剋戦。平穏とは行きません。水面下での変化変動に翻弄されます。2庚財とは火金戦であることには変わりはなく、この時期はメンタル的には苦しいと思います。忌神運
第七運辛丑は一見、湿土に洩らして喜のように見えますが、年運まで湿土金水となるのはいかがなものかと思います。昨年、壬辰年は忌。干の特性上一番嫌う最忌の晦火晦光となってしまいます。今年の癸巳年も火とはいえ、これは湿土に晦火。癸は八字の子、大運支丑にも通根しますし、水源の庚辛もあり、侮るわけにはいかないと思います。事象もうなづけるかと・・・平運:年運注意

ま、こういう推命も後付けのこじつけがずいぶんと入るもので、聞き流して下さればいいと思います。
はっきりしないものはいくら推命しても疑問は残るものです・・・
昨日に続き、失礼いたしました!!! 詩子


時干支を推す①

2013年08月28日 22時30分39秒 | インポート
ショウガ入り牛丼。夏バージョンです。食欲のない夏にはいいかも。高知の黄金ショウガを千切りにしてたっぷりと。あとは牛バラ肉でいいのです。ただ、熱湯でサッと油を落としておくとさっぱりとしてますね。甘辛くお好みで味付けを。ミニ牛丼にして、あとの副菜をバランスよくすれば・・・いいですね。安上がりメニューかも。ショウガの量は半端じゃないですよ~!!

★難易度Ⅱ
先日来、藤圭子さんが亡くなられた記事やらワイドショーは連日オンパレードですね。お気の毒としかいいようがないですが・・・また、お嬢様の辛さは計り知れないと思います。そんなことを考えたら、母という立場では死んだりできないと思うのですが・・・・そこはこころ病気なのでしょうね。

 いろいろと取沙汰される中、四柱推命でも、おそらくは・・・時干支は昼どきではないか・・・という憶測は簡単にできますね。多くの推命家が昼時をとられていることと推察します。

こうです。
 辛卯
 甲午
 丙午
 甲午  です。
3午で、日干強に甲木の印。年干の辛は吹っ飛んでますが・・・従旺格にしろ、普通格にしろ、問題は洩らす食傷がないことです。従旺格なら、そんなに問題とはならないでしょう。従旺格なら火旺は当たり前。辛は瑕疵です。
湿土にもらせばいいだけの話です。禄刃格なら依るべない八字となるでしょうし、忌象は激しいとみます。
しかし形から行くと従旺格です。きっちり印も近貼していますし。

従旺格なら喜は湿土。忌は剋になる金水。木火はこの場合は閑神ではないかと・・・これ以上は不要。
禄刃格なら喜は官殺ですが、この八字では2甲あって取れません。喜はやはり湿土。あるいは湿土と同時に金がセットならOK。忌は木火。閑神は燥土、金、水。

果たしてこの時干支があっているかどうか・・・事象的には禄刃格とみるほうがあっているのではないかと。それなら、この時干支は従旺格になります。で、事象的にウツや感情のコントロールができないなどはうなづけるのですが、子どもを産んでいることからも、少し違うのではないかと思います。全くの無水で、ホルモンなし?これではうなづけません。やはり、少しの水は八字か大運の早くに巡らないと無理ではないでしょうか?

ちなみに大運は
01乙未 11丙申 21丁酉 31戊戌 41己亥 51庚子 61辛丑・・・

となり、水は見かけません。32才になるS58年1月に出産ですから。

一刻前の癸巳ならどうでしょうか?

辛卯
甲午
丙午
癸巳 です。
囚令の癸水は沸水です。しかし、11歳からは水源あってなんとか・・・などと考えるのは浅はかでしょうか?
これなら禄刃格です。しかし殺を用神にはとれません。あまりにも旺強な八字ですので、洩らす以外に手はないでしょう。
喜は湿土。忌は木火。閑神は燥土、金、水。・・・金は湿土とセットでないと無理。ですので第二、三運の丙申、丁酉は通関なく破財の忌。
第四運戊戌も洩らせず、忌。第五運己亥は己土は喜。亥は卯に化殺生身もあって大したこともない地支の官殺。平運。第六運庚子は忌。2午と子の水火剋戦は禄刃格には良いように見えますが、何も弁証法的発展などなく、水火の変化変動のみで心の安定など得られません。第七運辛丑は喜神ですが・・・・???

やはり時干支がはっきりしないのは読みづらいですね。亡くなった方にたいして失礼かと思いますが、推命するには興味深いです・・・お許しください。


癸亥日干申月生まれ(本日命)

2013年08月25日 22時48分23秒 | インポート
夏でも、淡い色のやさしいピンクに咲いて・・・きれいです。マチルダ。

★難易度Ⅰ
今日は久々に雨が降って・・・ホッとする一日でした。私までしっとりしてきたような・・・してませんかね?
夏はお肌が痛みますので、この年でも気にして、気にして・・・ます(笑)。誰もみてないのに、気になるのは、どうしようもありません。棺桶に入るまで、捨てきれないように思います。

 本日は癸亥日です。

 癸巳
 庚申
 癸亥
 〇〇  です。

こんな命って結構お目にかかりますね。日干に根がない八字のほうがよく見かけるようには思いますが、今日の八字は日支に通根します。時干支なくても金水強とはなっています。水が金に埋もれる金多水縮とはならないでしょう。根があるので・・・また年支の巳は調候的で申金を暖にしてよく生水します。

最喜は・・・

 癸巳
 庚申
 癸亥
 戊午  ですね。時上一位官殺格となります。官殺の喜ですね。

この形は最近、良く見かけてますので・・・次!!

なかなか良い時干支はないです・・・大運頼みで・・・
 癸巳
 庚申
 癸亥
 乙卯 でどうでしょう。甲寅もいいですが、洩らし過ぎ?
しかし、乙卯では湿木なので丙火が巡らない限りは生火できず喜はありません。

 癸巳
 庚申
 癸亥
 甲子  これも甲は湿木で調候の丙火が年支では遠く無理。大運は逆行運で
火旺を行ってもらわないと無理です。

いっそのこと最初と同じで官殺のほうがましかも・・・
 癸巳
 庚申
 癸亥
 己未 です。
これも大運が逆行すれば・・己未、戊午、丁巳、丙辰、乙卯、甲寅となり、火旺運はよいとしても乙卯、甲寅運になってくると苦しくなります。時干支戊午であっても最後の甲寅は???となりますが第六運なのでいいか・・・!!甲剋戊となっても地支は寅午と流れて、食傷財の形はあるので、ま、いいでしょう。

やはり、八字に財の火の作用が最初からほしいということになってしまいます。
順行運は辛酉、壬戌、癸亥、甲子、乙丑、丙寅、丁卯・・・となり、人生最後での喜神運では何も喜象は望めないことに!!よってやはり火が原局にほしい。この一言につきます。

かえって、時干支に丙辰をもってきますと・・・
 癸巳
 庚申
 癸亥
 丙辰 で逆行運を行くとします。八字の段階ではピンとこないかもしれませんが・・・

いかがでしょう。ほぼ喜神運となります。以外に大運頼みは丙辰であったといえます。大運に助けられて、健康で財官に任じていけます。男命にはいいということになります。日干は癸の陰干ですが、辰亥があって気概も感じられます。秘めたる闘志の持ち主かもしれません。


頼もしいベル猫さん!!

2013年08月21日 19時53分39秒 | インポート
 ☆これは讃岐の「そうめん茄子」です。そうめん茄子にはいろいろなレシピがあるようですが、我が家は茄子を甘辛く煮つけて、そうめんをさっと茹で、だし汁を足してそうめんを加えて煮るというものです。食欲が湧きますよ~!!

★フリートーク
猛暑にも慣れ・・・・などと到底、書けません。汗だくの毎日ですが、暑い、暑いと言う話ももうこの期に及んでは聞き飽きた感ありですね。で、涼し~いお話もあることはあります。
 実は、私は今、この教室の2回の和室で寝ています。夫と寝所は別(ムフフ)ですが、さらに2階まで上がってしまい、どちらかが死んでてもわかりません。

その2階でですが、昨年のお盆に娘婿のK一さんが幽霊らしき男性を見たという話をするのです。彼は娘と昨年は4か月ほど2階に寝起きしてましたから。「お義母さんが今寝ている部屋って去年のお盆におれとYORIのことを幽霊が覗きに来ましたよ!たぶん、昔のじいちゃんが、こりゃ、見たことないやつらが二人おるぞ~と覗いたのかもしれませんね~!」というのです。そしたら、義母が「それ、私の父親かいな?背は高かったかな??」と聞くのです。「わかりませんけど・・・男の人でしたあ!」だけ。その次です。「今年もお義母さん、出るかもしれませんよ~!!」と言うのです。
 おいおい、私は何も今までみたことないし、この期に及んで、変なものは見たくもないです。
 その夜、どうも寝つきが悪くて、目を開けるとその辺に何かがいるようで気持ちが悪いのです。ひえ~~と思って、夫のいる部屋に行こうかしらん!!とも思ったのですが、まず、何か対策を立てなくてはと思い・・・・電気をつけて足元を見ますとしし丸くんの可愛いオメメと目があいました。ん?これはどうかな?と思ったのですが、この犬では可愛すぎるし、無理、無理というか、頼る気になれませんでした。そこへ現れたのは真っ黒のベル猫さんです。空をじ~っと見る目は何事にも反応しそうなくらい頼もしいのです。これだ!!と思い、私の枕を半分あげました。ギロッとした目つきは最高です。これなら、変なのが覗いても大丈夫そうだという安心感が得られたのです。不思議ですね。
こんなこわいときは犬よりネコがいいですね。効き目あります。みなさん、どうぞ、お試しください。ネコがいいですよ~!!


丙日干で申月生まれ(本日命)

2013年08月18日 22時47分05秒 | インポート
 私のお部屋のソファの模様替えをしました。もう夏も終わりかけているけど、気分転換です。生地も拡大してみました。

★難易度Ⅰ
  本日はいつものように「本日命」です。
 
 癸巳
 庚申
 丙辰
 〇〇 です。

丙日干は時干支がどうあれ、身弱のようです。金旺生まれでおまけに天地に透っています。さらに日支辰は忌神。流は丙から辰の湿土に流れ、さらに月干支の庚申にそして癸官殺へと。年支の巳は丙の根ですが、遠く無情。

 もっともよい時干支としては甲午でしょう。
 癸巳
 庚申
 丙辰
 甲午 となります。
これ、いいですね。流はますます喜の傾向で甲木から始まって、逆流ですが、
見事です。もちろん日干強弱は弱の部類でしょうが、極弱などでなく、位相をあげるものです。できれば、逆行運で南方から東方に巡るのがいいですね。
この八字では辰は火金戦を免れるように通関の役目もあり、喜神です。また辰中乙も午によって燥の気を帯びますから、生火も可能です。配偶縁も良いということになります。3柱だけでしたら、辰は最忌にみえたのですが、変わってしまいます。

 では、こんなのはどうでしょう。

 癸巳
 庚申
 丙辰
 癸巳  です。普通格の財格ですが・・・

丙日干は時支の巳に通根します。辰に巳は晦火しますので根としては火源もなく頼りない巳です。時干の癸官殺、これですが、金旺の癸ということで、旺相~論からは相令の癸です。水源も根もないですが、無視はできない癸水です。丙日干は陰干の官殺とはいえ、任じる義務があります。
こういったところは、さりげなく書いていますが、とても重要なことで、見逃してはならないポイントです。旺相~論を言うなら、明確に指摘して解説すべき点でしょう。ただ、無視できないとだけ述べてもわかっては頂けないでしょう。。金旺で相令だから、質的には強いということです。もし、これが火旺月生まれなら、死令の癸水ですから・・・・・これはさりげなく奥義です(笑)。

 さらに・・丙日干は一番嫌うのは晦火晦光ですので、時干支に「土」がくれば、例え、燥土であっても要注意です。

 癸巳
 庚申
 丙辰
 戊戌 です。
こんな八字でしたら、順行運なら、すぐに水旺運には入ります。
大運は辛酉、壬戌、癸亥、甲子・・・と続きます。戊土が壬や癸に対して病薬的に働きますが、かならず、戊が湿土化しますね。そうなることで、丙日干は晦火するのです。最忌です。辰戌冲あっても去となることはなく、辰も戌も固有の支ですから、丙は八字の最忌神に囲まれるということになります。

燥土といえば、最近、畑のお野菜に水やりをするのですが、いくら水をかけてもかけても焼け石に水状態です。パサパサの燥土が猛暑で熱気を帯び、これぞ火燥土だと実感します。茄子やキュウリの実りは悪いです。不生万物というの即物的ではありますが、これだ!と感じるのです。土多でも火燥土になれば、そこには生成発展の可能性すらないのだということまで実感できます。胃腸も悪くなるでしょうし、神経の問題になるのも理解できると思いました。水やりおばさんの感想です(苦笑)。


 くつろいでくれちゃってます。