四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛初秋の燥邪に梨!

2022年08月31日 20時30分02秒 | 薬膳
 
☆リバティの生地、ダブルガーゼもあるんですね。メルシーのお店でお取り寄せしました。早速、ハンカチを縫ってみたのですがなかなか好みです♪

☆薬膳
 こんばんは!今日はまた暑い一日でしたのでクーラーはかけっぱなしでした。
それでも朝晩は冷えてきましたので周囲で聞こえてくるのは喉や鼻の不調です。次女も喉の調子が悪いと言って「おかあさん、何か喉に良さそうなお茶をブレンドしておいてくれる?」と言って帰っていきました。「稲花粉かも?」とか言ってましたがよく考えてみますとこの時期の傾向だなと思います。

 数回前にも触れたかなと思いますが、秋になってきますと日中と朝晩との寒暖差など、そしてまだクーラーを効かせてますから季節的な「燥」に加えてさらに乾燥が入っているのではないかと思います。空咳が出たり、痰が絡んだりと秋の症状が出てまいりますね。これ、中医では「燥邪」と言います。

 そんな症状に思い付くのは梨ではないでしょうか!!今、とても美味しいですね。梨は上記のような症状を緩和してくれる食材です。ただし、冷やしますのでお腹が冷える人はそこでまた一工夫は要りますが・・・

では、梨について・・・
〇五味・・甘酸
〇五性・・涼
〇帰経・・脾肺
〇効能・・清津潤肺(体の水分を補い、肺を潤します)
     清熱(熱を取り除きます)
     化痰止咳(痰を取り除き、咳を止めます)
     解酒毒(二日酔いに)
     口喝(口の渇きに)
     咽頭疼痛(喉の腫れや痛みに)
     利尿

これだけの効能がある食材なので是非とも摂りたいですね。朝から喉の調子が悪いのであれば何か一工夫してはちみつでも加えると良さそうですが梨はやはりそのまま食べるのが一番美味しいと思います。まだまだ暑いですから熱中症予防にも良さそうですし、スポーツなどして火照った身体にも良さそうです。

栄養学的にはカリウムが多いので高血圧には良いですね。カリウムはナトリウムの排出を促します。
またリンゴ酸、クエン酸、アスパラギン酸が含まれているので疲労回復にも良いそうですよ。
まあ、ちょっと冷え性の人には一方で身体を温める食材も一緒にとって頂くのが賢明かなとは思います。で、気を付けたいのですが燥で喉が傷んでいるケースが多いはずなので温めようとして香辛料の多い食事はかえって喉を燥にして炎症を強めるのでそれは考え違いのようです(;^_^A
参考にどうぞ!!
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本日命(壬日干申月金旺生まれ)②

2022年08月27日 20時26分35秒 | 命理

☆可愛い猫柄のクロスを頂戴しましたのでパネルにして飾ることにしました。これ、本を買ってくださった方で海外在住の方が下さいました。

☆夫は「これ、フランスのネコか?」というのでさあ、どこのネコかは知らないけど可愛いよね!ということで・・・♪

☆命理
 こんばんは!!やっと朝夕だけでも息ができるというか、涼しいと感じ始めました。こんな朝、待ちわびました!!夏休みもあと数日、これも気が軽くなっています(笑)。コロナさえなければ良いのですけどね。

 さて、本日は壬子日。
壬寅
戊申
壬子
辛丑

 日干壬水は申月金旺に生まれた偏印格の命です。日干壬は相令で進気。子に坐し丑中癸水にも微根です。また月支は旺令の申金、時干に辛金が透りますので日干壬水は印比劫強となります。月干に戊土がありますが剋の意はわずかで申金に化殺されます。丑中己土も同様で天干の辛金に化殺生身の忌があります。年月は申寅冲で寅は死木の上に弱化激しいとなります。
 よって日干壬水は遠隔の寅にわずかに洩身かという程度。土の剋はと言えば化殺の忌があって官殺の喜はわずかという判断です。流は土金水と流通して木食傷へと流は断切し、火財には欠ける八字です。
よって喜忌は・・・
日干強
格 偏印格
用神 やむなく寅中甲
喜神 木火
忌神 金水
閑神 土
調候 不要

と取りますが実際には木は喜とはいえ、金水の陰濁という視点からは運歳できれいに洩気となり得るとは限りません。甲や寅は強ければ壬を引通できますが乙や卯では難しいという細かな支障が発生します。八字の木火の欠損は大きな瑕疵であり、運歳でその忌が解消されるには木火のエネルギーが同時に来ない限りは生成発展の理は見えないという八字のようです。

 中医心理学的に水は腎気です。良い時には生命力が溢れて志しも高く非常に生き上手に見えるものです。しかし本命は木火に欠けますので陽気は薄く、やや陰鬱です。一たび、土の思考が忌を為すような事態が発生すると事態は変わります。土は金水と流れて水の腎気は滞ります。腎気鬱滞して木火と流通しない、これは陰濁の命の悩むところです。腎の恐れは肉体の畏れです。本命、木火に欠けますので体質的虚は肝気と心気にあります。情動を統括する火の心気に欠けるということは腎気鬱滞してさらに木火の精神活動に不調をきたすという流れです。中医では肉体と精神は表裏ですからイタチごっこです。


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💛滴天髄より「濁気」!

2022年08月24日 21時08分39秒 | 命理
 
☆咲き戻ってきました♪

☆命理
 こんばんは!!
本日、4回目のワクチンを打ってきました。もう4回めはこわいなと思ってて、気が進まなかったのですが今回は免疫対策をしっかりして打ってきたせいか今のところ快調です(;^_^A 夫曰く、何だかいつもより元気が良くないか?と聞いてきました。確かに夕方はしんどいのに今日は元気です。まあ、明日になってみないとわかりません。今日中にやれることはしておこうと思います。もし、添削が遅れたらすみません(;^_^A

 さて、今日も引き続き滴天髄です。前回は性情論の一説でしたが今日は通神論の中にある「清濁」のうち特に「濁気」について引用します。「清気」についてはまたいずれ!!

 満盤濁気令人苦 一局清枯也苦人 半濁半清猶是可 多成多敗度晨昏

≪訳≫満盤の濁気は人を苦しめ、一局清枯なるもまた人を苦しめる。半濁半清は猶これを可とするべきも多成多敗しても晨昏にわたる。

ちなみに清というのは八字原局においては配合が左右上下と五行調和し、同時に日干も清気が満ち溢れている状態です。つまり上記でいう一局清枯では気が枯れており清気は薄いのです。逆に満盤の濁気と言えば清には程遠く四柱は濁乱し日主を困苦させる状態です。いずれも悲しいかな人の心を苦しめ、邪気に身も心も侵されるのです。しかし半濁半清というのは非常に好ましいというか、人は喜びも苦しみも両方あってどちらも経験するのが半濁半清でしょう。人の苦しみも理解できるという範疇かと推します。ですから良いことも悪いことも多成多敗でしょうがそれを悔やむことはないのです。良いからとそれを名誉に思ったり失敗したから辱めるというのは間違いだというのは命理的な発想でしょうか!!
こういった視点から前回の①の八字をもう一度・・・
乙丑       
丙戌(土)       
丙午       
庚寅       
大運:乙酉 甲申 癸未 壬午 辛巳 庚辰・・・

日干丙火は原文では戌月土用の生まれの食神格のようです。月干の丙火は丑中癸水の滋木ある乙木に生火され、日干丙火は寅に生火される午に坐します。2丙火は団結して戌中戊土に洩身して戌中辛金へはやや滞るかという流れです。日時干は火金剋戦して庚金財を剋します。いずれも火金剋戦して土の通関はなく、ないことが幸いしての日干やや強です。湿土運は転弱ということ!

よって第一運の乙酉、第二運の甲申運は地支は金木剋で寅は傷みますが庚金は財旺となり同時に甲や乙の生火ある2丙火は任財可能な大運です。よって財は豊かな時期であったでしょう。おそらく湿土の通関はないので自分の力でなく親の家業が豊かであったのでしょう。良い子供時代を過ごしたことがわかります。

しかし火旺運になりますと日干はさらに強さを増します。未から午、巳運は破財の運となりました。天干の壬や癸官殺は庚をわずかに引通しますが2丙には逆剋されて無情無力です。よってこの運には3~4回の婚姻を繰り返し、5人の子供も失います。陽明が湿土の通関なく剋金して煩悶が常に付きまとうという典型のようです。

金旺運は八字の瑕疵を解消できていた運ですが火旺運には剋財が激しく、中医的にも火強は君主の官である心気は狂喜の沙汰です。チャラけた陽気が先行する時は華美で虚栄心の固まりなのですがそんな報酬系ホルモン全開は長続きしませんのでそのうちに精神的に萎えて意気消沈して煩悶するのです。金は傷みますので大腸は不調をきたします。腸は第二の脳ですから安定ホルモンのセロトニンは不足します。そうしますと血中を通って脳の神経細胞に届きませんから焦燥に駆られるのです。これが煩悶の正体かと思います。

そして庚辰運、晩年は日主丙火は転弱します。辰土が重なり土へ火は晦火します。丙火が転弱しますと火の心気は萎えますのですべての五情をコントロールできませんので喜怒哀楽に欠け、土への洩気は思考をマイナスにします。晩年は一人孤独で貧に甘んじたということです。命理どおりです。

一局清枯也苦人くらいかなと思いますが八字原局が陽命で2丙火は強烈な性情となるのかと思います。
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💛滴天髄より性情を中医的視点で!!

2022年08月20日 20時54分16秒 | 命理

☆ぐっすりと眠ってます。ハンカチでチン隠しを(;^_^A  先日の血液検査、ばっちりでした。中性脂肪も下がりました。100グラム体重を落として2.7キロ!


☆舌チョロです。

☆命理
 こんばんは!!ほんの一日だけ涼しかっただけでまた蒸し暑さが戻ってきました(;^_^A でも夜は虫が鳴き、秋の風情はあるねえと娘たちと話したところです。

 さて、本日は少し難しいかもしれませんが滴天髄を引用して中医心理学と合わせてみたいと思います。ブログで書くことではないかもしれませんが㏋を編集したりはめんどうなのでどこでも良いかという判断です。面倒だなと思われる場合はスルーしてください。

 滴天髄の性情論に以下のような文言があります。これについてはNET講座受講の方は読まれたことがあるかと思います。

陽明遇金 鬱而多煩 陰濁蔵火 包而多滞

≪訳≫木火陽明の八字が金に逢うとか、金水陰濁の八字が火をわずかに内包するなど、八字がいずれかに偏れば、エネルギーは鬱滞して剋金、剋火は叶わず、性情的には煩悶が多く、悩みが付きまといます。

解釈はいろいろあるでしょうが・・・
まず陽明とは木火でも特に丙火日干で陽の気質が強い八字に軽い金、また陰濁とは金水日干で金水強の八字が欲しい火をわずかに蔵するなど、火金剋、水火剋の間できちんと対峙できないとき運歳でその忌が解消されなければ心は煩悶しエネルギーが鬱滞するのでいつがきても生成発展の理が見えず、人は煩悶したり憂鬱を心に抱えて生きることになる!という意味です。
 その逆も当然あるもので丙火と金財が対抗できているときは良いのですが運歳はそううまく運ぶことばかりではないです。丙火が湿土を得て金財に繋がれば一見良さそうなのに心は晴れず鬱々とするということがあります。また陰濁もしかりです。これらは性情のことを言っているのです。

中医心理学的に解釈してみますと・・・
木火陽明というのは木に肝気、火の心気が強いのです。おそらく丙火強ですから火の心気が旺盛でしょう。足りないのは金水ですから金の肺気、水の腎気に欠ける八字という原局となるのでしょう。剋金激しく水に欠けるとすれば、陰虚ですから肺気は燥気に煽られて、思慮が足りず狂燥的になります。また水に欠けるという観点から腎はおそらく陰陽両虚で恐れが内面に強くあって、緊張感で過敏になります。表向きの楽観的な陽気さとは裏腹の内面を有することになるのです。
金水の陰濁も同様です。火が欠けるか、あってもわずかで取るに足りない火というわけですから肺気や腎気が旺盛で木の肝気や火の心気は弱いのです。金水の陰気が充満するのですから良いわけでないです。また金の気迫が勝るかと思いそうですが火がないわけですから生気に欠けて悲観的。水の腎気は多すぎても萎えます。仮に木火と通関の木が入っても実際のところは木の燥湿の問題は避けられないですから悩ましさは増すわけで、スムーズに運歳で流れるものではないのです。ですから水のもつ高い志は持ちたいのに持てないという悶々とした苦しさに悩むのです。生成発展の理に欠けるとはこのことでしょう。

滴天髄の「陽明・・・」のくだりの挙例では・・・2例あります。
①         
乙丑       
丙戌       
丙午       
庚寅       
大運:乙酉 甲申 癸未 壬午 辛巳 庚辰・・・
① は原局はそこそこです。つまり日干丙火は強いのですがそこそこであり、火と金の関係もそこそこの悪くはない八字というのが原局です。滴天髄の解説は火局を言うので無視します。火金は激しく湿土は通関もありますが日時は火金戦が激しいです。初運からの金旺運は良いのですが以後、火旺運は比劫争財の火金戦が激しくなります。ところが庚辰運は転弱して哀れな人生の末路をたどるということらしいです。


壬戌
丙午
丙寅
己丑
大運:丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥 壬子・・・
② の原局は最悪です。特に戌中辛金は剋滅されています。これぞ、「陽明遇金 鬱而多煩」の原局です。詩子的な視点からは発達に問題があるのではと推命したくなる八字ですがそんなものは生まれてからすぐの流年や運歳が上手くカバーしてくれているので大きなハンディとはならないと思います。金旺運には発財も喜象も多いでしょうし、晩年には水旺運ですから壬水を得て官殺の喜象も得られる八字です。
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💛お騒がせ!

2022年08月17日 20時35分37秒 | フリートーク
 ☆切り戻した花が復活し始めてます。

 ☆冬瓜、中華スープとエビとの炊き合わせ。美味しかったです。
思い出すのですが・・・定年を取ったころの実父が冬瓜、はやとウリ、そうめんウリなどを育てては持ってけ!というのをいつも「要らない」と言って断っていたのです。あの頃はまだ私も40過ぎくらいでしたから変なお野菜にしか見えず、興味など全くなかったです。普通のお野菜は母の分野でしたから、そういったものしか育ててなかったのかと今にして思います。

☆フリートーク
 こんばんは!!コロナ感染者数、香川県も2000人超えで過去最高。お盆のツケでしょうね!!ちっともびっくりしないのが不思議です。
 我が家もお騒がせなお盆を過ごしました。前回のブログでいつもの夕食メンバー10人に義理姉夫婦(しょっちゅう来てる!)が加わって宴会でした。簡単にいつもどおりの顔ぶれだし・・・という感覚でした。ところが翌日、長女の娘婿さんが発熱したのです。長女が「もう~、お母さん、今回(前回、前々回もある)のは絶対にコロナに違いないわ!!39度もあるッ!!」と猛烈な勢いで電話が来ました。私も「うわ、来た!!」と思うのと同時にいつものメンバーだからという安易な感覚は間違いなんだと一気に悟りました。義理兄は呼吸器系が弱いのにどうしよう!!と汗がタラ~でした。

お盆だからどこも受診できません。というか医療機関はパンクしているので無理なのです。無症状であればどこやらでできるとかいうのはあったのですが・・・(;^_^A 結果、抗原検査キットを買って検査したら、陰性でした。おまけに娘婿さん、あっさりと熱は下がってしまい、元気そのものでした。??という感じなのでコロナじゃないのかと思ったのですが慎重な長女は「いやいや、こんなのが危ないんよ!」「うち、こんなんじゃ、出勤できんわ、どうしよう!!」ということになり、問題点が変わってきたのです。

長女の勤める大学病院はPCR検査を受けて様子を見ないと出勤停止のようでした。病院自体がパンク寸前なのにスタッフが欠けるのは大変申し訳ないことなのです。私は孫の子守りをしなくていいのは良いのですが(笑)、長女は検査できるところを必死で探していましたが無理でした。結果、お盆明けの昨日になってかかりつけ医に長女の事情を説明したら、やっと受け入れてくださったみたいです。本人は関係ないの?と思ったのですが社会のためには一人でも看護師を働かせるのは必須条件なのでしょう。もちろんPCRも陰性でしたので明日から長女も婿さんもメデタク出勤します。

という顛末だったのです。夫などは娘婿さんが発熱!というのを聞いただけですぐに「おい、何となく、しんどくないか?」とか、私が腹痛になったのを思い出して「おい、あれもコロナのせいでないんかのう?」と言いました。アホくさいので返事もしませんでしたけど、考えてみたら、娘婿さんたら、よくよく考えてみたらこれで3回目のお騒がせだったのです。いったい何の熱だったのでしょう?と今でも不思議です。本人は隔離生活で上げ膳、据え膳はとても心地良かったみたいです。共働きですから家事に育児にと忙しいので良い骨休みができたという一面があるのかもしれません。長女にこき使われないのが良かったのかと思った次第です(;^_^A

 今回はこの程度で終わりましたが、2学期が始まったらもっと緊迫感が増しそうです。子供たちが持ち帰りそうな気がしてなりません。孫を見ている身には避けようがないです(;^_^A


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