★HISAちゃん、このお休みにはパパママと兄いと一緒にパパの友人中最後の結婚式に参加したようです。髪の毛が薄いのでリボンでカバーしました(笑)
只今、NET講座募集中です。初級編がスタートします。八字が出せて少し命理をかじっている程度で十分です。
また中級編は、陽理論においてはまだ確立されていなかった支合についても明解に解説しております。
H28年1月より配信予定です。
★命理
こんばんは!!
うっかりミスで書き直しです。間違いをお知らせ頂いた「スローニン」さん、有難うございました。うっかりものというのは厄介ですね。私は年々、その傾向でご迷惑をかけていると思います。
では、再度、北の湖さんの八字解明のために時干支を推したいと思います。
3柱です。
癸巳
丁巳
丁卯
○○
大運:03丙辰 13乙卯 23甲寅 33癸丑 43壬子 53辛亥 63庚戌
本命は前回の解明どおりに丁火日干で、巳月生まれは火が旺じています。普通格か、従旺格かということを考えなければならず、前回は順行運という間違いのもとに普通格だと確信しての解明をしてみました。ですが、今回、逆行運でみますと、北の湖さんが活躍されたのは第二、三運の木旺運です。現役力士として中学生のころから土俵に上がり、21才の甲寅運に横綱になっています。その後は28歳まで常に優勝戦候補として大活躍の上、連勝記録も大きく大先輩を上回るほどの活躍でした。
そして30才ころには引退となります。以後は相撲部屋を持ちます。大鵬親方以来二人目の「一代年寄」ということですから、引退後も好事象ということになります。また、その後は理事として相撲業界を牛耳った人です。ここから考えられるのは普通格ではなく、従旺格であるとしか推せません。日干丁火強で日支に卯です。そして大運の乙卯、甲寅運に大活躍・・・生年月日が間違ってないなら、従旺格しかないですね。
そこで、従旺格について詩子のNET講座では次のようにさせて頂いています。陽理論とは少し喜忌の取り方が違いますがご容赦下さい。
本命の八字を従旺格として看るなら、
用神:丙
喜神:木火土
忌神:金水
調候:壬不及
となります。壬あれば破格ですので調候はないと看るのが普通です。
大運干支の中で従旺格になるかと思われる干支を使って八字を構成してみます。
① ② ③ ④ ⑤
癸巳 癸巳 癸巳 癸巳 癸巳
丁巳 丁巳 丁巳 丁巳 丁巳
丁卯 丁卯 丁卯 丁卯 丁卯
癸卯 甲辰 乙巳 丙午 丁未
が候補に挙げられますが、①②は旺神の火が重々とはなりませんし、従旺格とするかどうかについても疑問です。よって外します。また⑤は陰干ばかりで丙火が透らず、これも従旺格とみてもやや火が弱いかと思われます。ですが可能性はあります。
ここから事象とあわせて思考を開始します・・・
○本命が現役として大活躍したのは乙卯、甲寅運です。つまり印があって生火し、旺火が重々となる点には問題はありません。食傷の洩気がないのが惜しいのですが、年運での最喜神として訪れることは必ずあります。少しの洩気でいいのですから。ただ印と剋戦してはまずいですが・・・・
他、考慮しなくてはならないのは八字に印がある上に大運での純木運はかなりの印強となります。よって八字の旺火はかなり強く印に勝っていることは必須条件です。よって⑤の時干支が丁未などはあり得ないと思います。
ここで③④の乙巳が丙午ということになります。いずれも旺神は重々となります。
補足ですが、事象のある年運を詳細に看ます。
14才丁未年・・・初土俵
19才壬子年・・・新入幕
20才癸丑年・・・初優勝に次ぐ連勝で次年の横綱へと繋ぎます。最喜神年
★大運は乙卯ですので年運の官殺の水は化殺生身して旺神と剋戦はしません。また癸丑年の丑の湿土への洩気は従旺格には洩秀の美です。
21才甲寅年・・・横綱昇進です。以後不動の力強い横綱として6年ほどは驀進します。乙卯 丙辰 丁巳 戊午(結婚)己未 ・・・ここまで喜。
○では次に第4運33才からの癸丑運です。ここから引退後の人生はやはり喜象が続きます。さて、癸丑は水強ですから水は忌神です。ですが、癸水官殺は化殺されれば従旺格の場合は問題なく破格とはなりません。大運支は丑ですから洩気は十分な喜の湿土です。ここで言えること・・・・それは時干支は③の乙巳であろうということです。④に丙午では印が天干に透りませんので化殺はなく大運干の癸水は強く、旺神の丙と剋戦します。事象と合いません。
よって時干支は乙巳と決定されます。再度八字を・・・・
癸巳
丁巳
丁卯
乙巳 です。
○次の43才からの大運は壬子運ですが・・・これは化殺できません。地支も子と3巳が剋戦します(冲よりは弱)ので破格です。旺神が痛みます。理事として相撲業界を牛耳りますが、おそらく水面下では波乱による苦労の連続であったお推します。水火剋戦し、旺神が痛むことは体調など原因も作っていくと思われます。また病原は普通格も特別格も同じです。調候のない木火強の八字は金を剋傷しますから原局の病源としても金の部位は挙げられます。また木火の血脈に問題がでるのは当たり前です。変則格局は調候があれば破格ですから、体調面は苦労されることは必至です。
○最後に53才からの辛亥運ですが・・・ここは忌の辛金が生水し、亥と3巳が冲剋します。破格ですが、前運よりはさらに事象は波乱の度合いを増しますから、問題発生の連続でしたね。立場上は神経を痛めることばかりであったことでしょう。体調を悪くされても不思議ではなく、水の官殺の忌象でしょう。
再度、触れますが、従旺格は旺神が重々となくてはなりませんし、旺神と剋戦してはなりません。20年の水旺運は苦労の連続であったと思われますが、丁の進取の気性と巳火の粘りで邁進してきたのだと思います。今年の乙未年はやはり水旺運の亥水に当って湿土化しますからさらに旺神の火を晦火させての忌象となって亡くなられたと推します。
というのが再度、仕切り直しの解明でした。
とにもかくにもまだまだこれからという年齢でのお別れはご家族にとっては悔しいことだと思いました。
北の湖さんのご冥福をお祈りします(合掌)
以下に順行だと勘違いして間違った解明をのせておきます。
もしお読みになって参考にされるなら、馬鹿にもできないかと思いますので、参考にしてください。
普通格なら・・・という話です(笑)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11月21日土曜日の掲載でした。
本日は大変残念なニュースが流れましたね。正確には昨夜ですが・・・
元横綱の北の湖さんが亡くなりました。私、詩子は結構、相撲好きでして、学生時代にはいつも夕方はテレビの前に座り込んでました(笑)。最も力を入れて観ていたのは北の富士と玉の海の対戦でした。懐かしいですが・・・北の湖はその後でしたね。そのころは娘たちが産まれていたので、子供を抱きつつ、横目でしか観られませんでしたが、睨みの利いたコワい印象でした。それでも強さは抜群で負けたら座布団が舞うという・・・頼もしいくらい強かったですね。
そんな印象の横綱ですのでさぞかしゴツイ干支が並ぶのかと思うと違うんですね。驚きます。
時干支が全くわかりませんが・・・本日は勝手に想像してお勉強します。
癸巳
丁巳
丁卯
○○
大運:07戊午 17己未 27庚申 37辛酉 47壬戌 57癸亥・・・
さて、この3柱を眺めていますと年干の癸水は沸水です。卯の生火あって2丁に2巳です。普通格なら得令格。特別格なら卯があるので従旺格の可能性もあります。
時干支を推す上で裏付けとなる事象ですが・・・・
・力士としてはかなり早い引退となっており、第二運が力士としての全盛期であったこと。そして27才からの庚申運に入るまでは常に優勝戦に残り、不動の力を見せていたが、29才壬戌年には怪我による不調が続き、その後30才あたりには引退となっています。
・また亡くなった直接の病源は腎臓疾患と多臓器不全。他、大腸がんは末期。糖尿病、貧血、痛風、高血圧など生活習慣病の最たるものです。血液はドロドロのようです。亡くなる57才からの癸亥運は水火戦ですが、ここは事象となるだけでその前の壬戌運をよく精査しなければならないかと思います。そして原局には調候はなかったかもしれない・・・と推します。これだけの病源ですから・・・
以上のような事象から看てわかることは・・・
・横綱としてもっと長く君臨したいのにできなかったことから、庚申運になっても喜象が続くような湿土生金となる干支はない。普通格なら火金戦。従旺格なら破格の忌となるらなければならない。
・相撲業界では理事として君臨したことから、庚申、辛酉運も救いはあるはず!!・・・ならば、普通格としてみるほうが適切かもしれないとなります。従旺格で破格となれば、財の忌象など出そうですがあまり表だったことはないのかな?という印象ですので普通格での干支を検討すべきと思います。
では、性情など3柱は陰命的要素が大ですが、あれだけの業界を束ねるだけの威圧感を持たなければなりません。時干支には陽干支でしっかりとした剛のイメージを入れたいと思います。そして水運には湿土化して丁火を晦火させていくと最も事象に合ってきます。今年の乙未年の未土は大運干支の癸亥によって湿土化しています。これもポイントです。
時干支を絞ります・・・庚子 壬寅 甲辰 丙午 戊申 庚戌 壬子です。
まず、外したいのは丙午。これはありえません。次に甲辰。これもまず除外です。気概はあるのですが、現大運の癸亥の水をずいぶんと化殺していきますので今回のような事象はあり得ないと言えます。今年に亡くなるとは思えません。
壬寅干支も外します。現大運の癸亥の亥が水火戦になるところをずいぶんと寅卯団結して緩和していきます。これもないです。
では最も可能性があるのは庚子か庚戌と看たらいかがでしょうか!!第二運の己未運の活躍を合わせますと丁火日干強が強い己土の食傷に洩らして庚財に繫がります。子か戌か・・・・子のほうが調候で健康的に見えますね(笑)。外しましょう。戌でしたら、火燥土ですが、これは壬戌大運ですと2戌が燥土ですが、壬に逢いますので湿の気を帯びます。湿土が多いので壬戌運の病源の発現は頷けるものになります。特に57才壬辰年の直腸がん手術などはそれまでの壬戌運土旺の仕業かと推します。ここ数年も癸亥運に入ってからは昨年までの巳、午年は日干側で無事でしたが、今年の未は湿土化して丁火は晦火します。丙丁火の最も畏れる晦火です。日干強の八字のはずですが、これだけの湿土に逢うと無理なのです。これは多くの実践の裏付けから言えることです。火は水の剋よりも湿土への晦火が嫌いなのです。
他、戊申時干支も可能性として挙げたいと思います。性情的にも手練手管の干支は必須かとも思います。これでしたら、第二運の活躍は少し苦しい説明になりますが、相撲の世界もどこも同じでしょうが、才能があってこそ・・・ですから、第二運の己土頼みでは事象に合いにくいので第二案とします。
結果、詩子が推します時干支は庚戌・・・
癸巳
丁巳
丁卯
庚戌 です。