四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

財官強くてゾッとしますが・・・

2011年09月29日 09時36分43秒 | インポート
☆難易度Ⅰ・・・簡単です。初心の方へ
本日は架空の命。H23 9月29日
辛卯
丁酉
丁亥
○○ となります。
う~~~ん、直感的に三柱だけであまり、みたくないと思います。サッと大運をみても順行運ですと水、木と喜は遠い。逆ですと火、木と入りますのでまずまずですが、第一運は忌。環境悪い可能性。あまりにもこの三柱では位相も低いと思い、止めようと・・・・!
でも、時間支をう~んとかさ上げしてみようと捜しますと、お昼に生まれる。これしかありません。そうしますと
 辛卯
 丁酉
 丁亥
 丙午です。
これくらいの命にはよく会います。鑑定してほしいと思いますでしょうね。なぜ、こうもうまく行かないかと・・・・でも、一方では、案外、わかっていない方もいらっしゃいます。逆風が多いはずなのに、他人の人生を経験できるはずもなく、自分のが普通と感じておられるからです。こんな命の悩みは身体的なものですと、体が弱くて、呼吸器、腎系、または血脈などに。事象ですと、やはり財、官が忌ですので特に女命は忌の運を行きますから、離婚問題や、経済的なことで相談されますでしょう。
 ではどうしておけばよいのか!!こどもであれば、対処は可能ですが、成人して、こどもは2,3人いるのに離婚して困っているなどは少し、難しいです・・・こどもであれば、きちんと自力で食べていけるような方向で教育をすることです。まず、夫に頼らなくても生きていけるように職を第一に考える。それも安定的なものを。あるいは結婚しても失敗のないような相手を探すなら、男性も配偶縁の良い、そして大運の喜神運が続くような相手ですね。ま、このような男性との恋愛は不可能でしょう。この命にあったような男性と巡り合いますから。自然のままではうまくゆかないものです。よい相手とマッチメイキングしたいのですが、配偶縁が忌では難しいのが現実ですね。良いという相手には見向きもしない。だから、自力で生きていけるだけの経済力が第一なんです。つまり、生まれてすぐに教育方針というのを聞くのもよいかもしれません。
 今、ジェイン・オースティンの「エマ」を読んでいる(もちろん、簡単な原書)のですが、彼女はマッチメイキングの達人です。でも、お金持ちのお嬢様なのでどこかがズレているのです。他人の恋愛に首をつっこんでくっ付けようとするのですが、お嬢様の惚れた腫れたですから、読んでて吹き出しそうになります。19世紀のイギリスですし、階級の差はもちろんですが、なんと狭い世界でのみの婚姻関係なんですね。でも彼女自身の恋愛は以外なところに転がっていたというのが結末なので・・・・それはそれでハピーエンドです。
 私もなんどかお見合いをさせたことがるのですが、全滅です。難しいですね。アハハです。
もう一度 辛卯
     丁酉 
     丁亥 
     丙午ですと
卯と酉の冲で、卯は去。酉は減力です。天干の丁と辛は相打ちで去。
つまり、 ○○
     ○酉
     丁亥
     丙午となります。本当は○の部分はかなりフェイドアウトした感じです。かすかには残っています・・・日干は丙午の幇を得て、2.5くらい。財官が3.2.これでも日干は財官には任じられません。
ここでわざと時間支を丙午としたのですが、他の干支、つまり日干が任じなければならないものがあるとすれば、ましてや、財官があればどうなのか?逆行運で日干の根となる火の大運が巡ったとしても喜は遠いと思います。なぜなのか?
それは日干は根が出てもその大運の傾向としてはまだ火が足りないからです。年運の火がさらに必要。また、一方で原局の位相の問題があるのです。位相が低ですとそううまくはないのです。時間支が丙午であるというのはかなりの「かさあげ」であるのです。
 ただ、この命で時間支が丙午ですといいところがあるのです。友人や兄弟は喜です。助けとなるということです。もう一つ、よいのは八字に食傷がないことです。ここから感じるのは、時干支が喜で食傷がないので子供はもしかしたら、喜かもしれないということです。救いはあるのです。やはり、いいところは見たいですね。以上です。
次回は我が家のヒヨちゃんです。


「動物のお医者さん」のメンバー、勢ぞろい!

2011年09月26日 11時45分55秒 | インポート
☆フリートーク
以前、我が家にはハスキー犬、ニワトリ、猫がいました。当時は娘たちも中学生くらいで彼女たちが読む漫画を私もときどき読んでいたのです。佐々木倫子さんの「動物のお医者さん」という漫画ですが、大好きでした。この漫画が誘引でハスキー犬などの大型犬が人気が出たというふうに覚えています。我が家ももれなくハスキー犬を飼っていました。メスの黒のハスキー犬で「ユキ」と名付けて可愛がっていました。毎日30~40分のお散歩は大変でしたが、私は彼女のおかげで腰痛などはすっかりなくなり、歩くことが楽しくなったものでした。まさに人生が変わったと思うくらい、生活が変わりましたね。それまではスカートをはいていたのに、一切はかなくなり、つねにジーパンかパンツに。犬を育てるのにはスカートではムリでした。真冬が最高でした。吐く息が白く、ユキの息も湯気が立つほどで・・・・早朝の霜をサクサクと踏んで歩いたのは忘れられない思い出です。とってもフレンドリーで誰とでも仲良しになりたい女の子でした。近所には「ゴンちゃん」という犬友もいました。よく遊んでもらったものです。でも大型犬というのは老化が早くて、10年も経つと腰がかがんできて、おばあさんでした。13年ほど生きたのですが、ゴンちゃんと一週間ほどしか違わずにあの世に旅立ちました。不思議でした。ゴンちゃんは亡くなる少し前にリードをはずしてやり、どこへ行くのか・・・行きたい方向に歩かせたそうです。すると我が家のほうへ来たのです。ユキにお別れを言いにきたのかも・・・と飼い主どうしで話しましたが。寒い日の午後でした。飼い主のおばちゃまも「ユキちゃん、もうこれがゴンちゃんとも最後になると思うわ!長いこと、ありがとうね!」と言い、私も彼にお菓子をあげてガリガリと音を立てて食べた記憶があります。あれ、本当はお菓子を食べに来たのかも・・・本能的にこちらへ歩けばおやつがある!という・・・いえいえ、それでもユキに最後のお別れに来たのだと思うことにしています。
 「動物のお医者さん」に出てくるハスキー犬は「チョビ」という笑顔の可愛い女の子です。まさに我が家のユキと同じです。漫画なのでチョビのほうが賢くはみえましたけど・・・飼い主は北海道大学の獣医学部の学生さんでしたっけ。ハムテル(公輝)という名前の男の子でした。たぶん。彼の家にはまだ動物がいて三毛猫の「ミケ」。これは大阪弁のきっつ~い性格。それと白色レグホンの「ヒヨちゃん」です。これは性格が荒くて、とび蹴り、くちばしのツネリが入ります。うかうかとお庭を歩けません。という設定でした。なんとなくですが、我が家も似てるなと当時は思ったものでした。当時、我が家の猫はペルシャ系のチンチラのメス「モモ」と茶トラのメス「リリィ」がいました。この茶トラが何だかイメージ的にはあってるかと思ったり・・・猫の中の猫。これは私が善通寺さんで拾って帰った猫でした。大阪弁は現実にはムリ(笑)。で、私、我が家も動物のお医者さんと同じだわ!!と感激したものでした。
いろいとなエピソードがあるのですが、ヒヨちゃんはまたまた後になりました。後日・・・
 

籐羅繋甲的辛金の澤選手

2011年09月22日 11時02分49秒 | インポート
☆難易度Ⅱ
籐羅繋甲」とは「乙木」に関して根のある陽干の「甲」が幇している状態のことです。蔦が大木に絡んで生育する様を言うのです。ですから、乙木はもし、この大木が根元からばっさり切られても隣の大木に蔦の先を這わせればまた生き続けます。乙木の「したたかさ」がよくわかります。
たとえば ○○
     甲寅
     乙丑
     ○巳  などは甲木が天地にあって乙の強力な幇となっています。
乙日干でありながら、甲の性情が強く、見かけ「乙」、内面は「甲」です。

こんなのは違います。  
     ○○
     戊寅
     乙丑
     ○巳  などはただ乙が強いだけで甲の性情などはありません。

「籐羅繋甲的」とは他の干についても同じようなことが言えるのでこのような表現となります。己土日干に戊の強い幇。辛日干に庚。癸日干に壬。丁日干に丙です。
 丁日干に丙の強力な幇はときに「丙火奪丁」という憂き目にあうこともありますのでちょっと注意ですが。丁火のよいところがでないだけではありますが。でも、私の知り合いは丙火的な派手な印象ではありますが、結構、文化的興味も大で、結婚、子育て中もずっと続けてはいますが・・・以前提示したかも。
  女命○○
   丙午 
   丁卯
   丁巳 です。これは丙火奪丁でしょうが、まあ、文化的です。

その他、「辛」ですが、このイメージは忍耐強く、クール、暗いなどなど・・・です。辛の人が暗いというのではありません。命によります。明るさという観点からはやはり、夏以外は丙などの火の調候があるべきでしょう。
 澤 穂希選手です。時干支はわかりませんが。
  戊午 
  庚申
  辛未
  ○○ です。この命は明らかに「籐羅繋甲的」辛金です。見かけは辛金と未の粘りですが、中身は庚の「剛」です。女性的とは言えないですね。プレーを見ていても思います。豪快な一面をお持ちです。スポーツは「陰命」が適すると言われています。粘りの支が必要なんです。澤選手は時干支にもまだあるかもしれませんが・・・!

大運です。10己未
     20戊午
     30丁巳
     40丙辰・・・第一運以外はいいですね。官殺運です。社会的に名も知れますし、名誉もつきました。第一運ではご両親が離婚されてます。お母様はど~んといらっしゃいますが、燥土なのでジャマもされてませんね。時干支に水があったら、どうかな?というところですが。もし、水がないとすれば、この命は「無水」です。それもちょっと考えなければならない要素があるのですが・・・まあ、スポーツ選手として考えましょう。来年、壬辰は丁壬の合がでます。巳は辰に・・・やや官殺の意は薄れますね。時間支がわかりませんので断定はできません。是非、頑張ってほしいですね。喜神運は喜神運ですから、期待しましょう。

 人は運だけで生きているのではありません。陰の努力などその人の生き様は命では計れないものがたくさんあります。スポーツ選手などは本人の陰の精進がどれだけ有効か!!これに「運」がつけばよいのです。話は逸れますが、結婚、離婚もそうです。これは絶対に離婚するだろうと計れる命でも、本人に「離婚したくない」という意志が強ければしません。特に二度めなどは同じことを繰り返したくないという気持ちは強いでしょう。人は「運」で生きているようですが、「心」で生きています。命も悪いは大運もついてこない方もいらっしゃるかもしれませんが、めげないで生きていくことです。その分、恵まれた方よりは打たれ強く、精神的にはうまく成長されていることも多いものです。芸術家などはそんな方のほうが良い業績を残されます。逆境にのみ「心を打つ」作品は生まれるのかもしれません。
今日は「籐羅繋甲」からこんなところに話が落ちてしまいました!!!!


実は国語コンプレックスなんです。

2011年09月19日 19時22分14秒 | インポート
★フリートーク
先日、親しい人からですが、こんな注意を頂きました。「ブログ中に誤字がかなりありますから、校正のためにも読み返すのも得策かと・・・・!!」確かに一度も読み直さず、えいやでブログにONしますから、変換ミスに脱字、おまけに国語力のない駄文です。私は一瞬、落ち込みましたね。親切で言っていただいたので素直に聞いてはおりますが・・・心底はちょっと落ち込み・・・かけました。私の一番苦手というかコンプレックスと言える部分に触れられたもので・・・・ダンナに言いますと、「ブログなんぞ、誤字、脱字、いちいちチェックできるか!そんなもんは許す!」と、いとも簡単なお返事でした。さすが、甲日干で強。すっきりとしてます。
正論ではどちらも正しいですね。いくらブログでもきちんとしたほうがいいに決まっている!!一方、ブログは正式な「文書」じゃないんだから、いいではないか!・・・ですよね。でも、私には正論は関係ないんです。私の苦手つまり、コンプレックスは幼いころは国語、学生のときは文学、今となっては文章を書くことは大嫌いなのです。ですから、手紙などはかきません。じゃあ、なぜ、ブログは書くのか?これ、書いているのではありません。しゃべっているだけなのです。頭に浮かぶことを指先で文字に変換しているだけ・・・・読み返す必要ってありますか?最初は素直だったのですが、頭から離れないものだから、読んでくださる方には是非、一言、弁明をしておかねばならないという思いに至りました。
 国語コンプレックスというのは根深いんです。私は「数字」「横文字」「記憶(暗記は苦手)」は得意ですが、国語、文学、文章という言葉にはちょっと退きます。できないから・・・できないものは誰でもあります。極めつけは大学時に文学部でしたが、教授に言われたんです。「あなた、白黒ついてないといけない性格だから文学はむかないんじゃない?」これ、今も思い出すたびにゾッとします。もう退くに退けない状況じゃないですか?やめて他学を受けるなんて・・・・ムリ!4年間、考えないようにして過ごしましたが、せざるを得ず、英文学の卒論を仕上げました。卒業してやれやれ・・・たぶん無能な女子大生に国費の無駄遣いはできないから皆卒業するんですね。(私学じゃないので)。
四柱推命をし始めたころに故師匠(陽史明先生の前の先生)が言ったことも同じでした。「あのね、白黒はっきりとしたものなんてないの!福田さん、あなた、グレーゾーンを考えるようにして!」と。このときは素直にお聞きしました。そうだ、そのとおりだと今も思います。ずいぶんと訓練できたつもりですが・・・年齢とともにこのあたりは成長するものですね。
 こんなコンプレックスも日常生活には何の支障もきたしません。ましてや主婦には・・・まあ、今までも仕事は英語と数学の塾でしたから、困りません。国語の宿題をみてあげても、わからないものはわからない!と素直に言ってましたよ。「未然、連用、終止、連体・・・」でしたっけ、知るか?そんなの忘れたわ!!って。「じゃあ、ここの心情を聞く問題だけど、アからエまでのどれですか?」って聞かれたら、う~~ん、え~~~っと、知らないわよ!「どれでもつけときなよ。どうせ、休み明けには解答もらって、勉強できるじゃない!」(にっこり)でした。四字熟語などはおもしろいので宿題のワークブックをいつもなら逆さに見ながら、しゃべるのですが、私のほうに向けなおして・・・「あなた、その二次方程式の問題解きなさい!私が宿題するわ!」みたいなことよくありましたっけ。「こんど、おれも持って来よう!!」と他の子が・・・いい加減にせい!!でした。ア~~懐かしいや寺子屋時代・・・・!!でも、あの当時は成績があがって何ぼ!でしたから、それ、考えるとやっぱり、今はいいです!大好きな四柱推命ザンマイ、言いたい放題のブログ・・・・至らないことだらけで読み辛いかもしれませんが、そこは「ああ、そうだった、こいつは国語コンプレックスだった!」と文句を言いたい思いを呑み込んでくださいませ。でも、2チャンネルなんかよりは絶対マトモです・・・よね?


酉「ニワトリ」さんの性情って・・・

2011年09月15日 20時26分52秒 | インポート
★難易度Ⅰ・・・超簡単ですよ。
酉・・・最新四柱推命理論では蔵干は「庚」「辛」です。庚の「剛」と辛の「柔」の双方の性情を持つ!ということです。私の中では「酉」って「鶏」です。皆様も同じではありませんか?これも正しいのですが・・・鶏って「落ち着かない!」「ケンカ鶏」などなどいろいろなイメージが湧きます。決して物静かな印象ではありませんね。ということで酉が命中にあるとどうなのか?検証してみたことがあります。
 まず、「理論」では
・先を見通す ・計画的行動 ・理解力あり ・几帳面 ・世間を知る
悪いと
・好き嫌いが激しい ・せっかち ・見栄を張る
など。やや独善的であったり、コントロールのするタイプなのです。
私の知っている「酉」さんはまさに「ニワトリ」さんみたいな人がたくさんいます。これ、本当です。どことなく、落ち着きがなく、酉のようにしゃべる!うるさいです。あるときのことですが、鑑定で会う前に紹介者が「ニワトリ見ないな人やからね!!」って先に言ってくれたことがあるんです。これは今でも忘れられません。鑑定中にまさに「ニワトリ」だと思ったものですから。私流に表現しますと「コケコッコっ!ケンケン、カクカク・・・」です。結構、言いたいことをおっしゃいます。日干ですと 乙酉、丁酉、己酉、辛酉、癸酉とあります。このほかにも酉の支が重なりますとどうでしょう!!陰干で一見大人しいのですが、中身はナカナカ~ですね。もちろん他の干支で全く違ってる人は多いですよ。一概には言えません。でも、たくさん、このタイプも知っているので・・・・
 でも、おかしいなあと思う人は秋篠宮妃の紀子様です。彼女って9月生まれ、つまり、酉月で癸酉日干であったような記憶が・・・調べなおす元気もないので違ってたら、すみません。あの上品な物腰からは想像ができませんので私が間違っているのかも・・・・彼女は酉と言っても辛金の柔が表に出ているのでしょうね。庚の剛はオウチの中でご主人様とだけですかね。ウフフ・・想像しちゃいますね。ごめんなさい!
 で、昨日ですが、こんな命を3命式ほど見直してて笑って吹き出してしまったのです。あまりにも似た性情ですので・・・
 ○酉
 ○酉
 丙午
 ○○ です。なんと超度派手で、お口の悪い!あまり人には好かれないような気がします。たぶん、オフィスなどでしたら、この命が2Fでガーガー言ってますと1Fでも充分に聴こえますでしょう。かなり独善的だと思います。男命でも女命でも同じでしょう。ただ、日干は陽でも、他が陰干支ですので見かけの行動的な印象ほどに中身は動けないのです。今回の野田総理もそうではないかと・・・見かけは壬辰のリーダー的な行動力を感じさせても他が陰のおまけに財格ですから、壬辰に期待しても、なんだ!・・・くらいの行動力しかないかも。でも、野田さんは日干は根の運で強力ではありますが・・・
 ちなみに野田総理は
 丁酉
 乙巳 
 壬辰 
 ○○ です。いかがですか?大運は今は庚子の喜神運です。
話が逸れてしまいました!!!
 それついでに、我が家には数年前まで「ヒヨちゃん」というニワトリがいました。10年ほど生きたのですが、最後のころまで卵を産みました。このヒヨちゃんについてはまた後日お話いたしますね。