四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛脾胃力!

2023年01月28日 20時04分37秒 | 中医・漢方
 ☆ほんのちょっと雪が降りました。今冬初です!

 ☆お正月明けに安くなってたシクラメン。大きくなったのでお得感あり!!


☆中医
 こんばんは!!
連日の寒波にも少し慣れてきたかというと身体が慣れたのではなくて、暮らし方が寒い日向きになっているだけだと思います(笑)。とにかく個人的に夏はダメですが冬はしんどさはないので楽です。
 先日、口内炎のことで記事を書きました。個人的にはまだ納得しているわけではなくて、いろいろと日々の読み物の中であることに気づきました。それは「脾胃力」という視点です。消化吸収の力と考えても良いのですが中医的には以下のようなことです。ちょっと詳細を書いてみます。

 脾胃というのは五臓六腑の陰陽であり、表裏です。五臓が陰、六腑が陽です。命理で言えば己土が脾、戊土が胃ということになりますが命理ではそこまでの区切りは付ける必要はありません。それよりも中医的な概念を理解しておく必要があります。六腑としての胃は食べた食物を消化酵素で砕き、腐熟させます。胃気は湿を好み下がるのが普通で逆にあがるとげっぷや逆流性○○などとなります。
 逆に五臓の脾はちょっと違います。脾というのは脾臓ではないのです。「脾の作用」と言う言葉が適しています。真鍋先生曰くは、脾臓はorgan、脾はsystemと考えるのが正しいそうです。具体的には脾はすい臓、十二指腸、小腸あたりの消化吸収の作用を指して「脾」というのが現実的だというのは石川ドクターの説です。ちなみに脾気は湿を嫌い、上昇して肝や心、肺に届かねばなりません。

 そして次です。石川ドクターのお話ですと・・・人それぞれ、そしてその時々で脾胃力というのは違うし、体調不良だと脾胃力が落ちてしまっていることもあるということです。そこへ通り一遍にお薬を処方するのがいかがなものかと言うお話です。脾胃力が落ちているのに脾に負担をかけるような生薬入りのお薬はかえって悪いということです。例としては地黄や当帰です。私自身、胃が不調だなと思うときに地黄が入った漢方は避けています(;^_^A ですから口内炎も同じことではないかと想像したのです。漢方薬もいろいろな飲み方があるでしょうが煎じる、粉状態、顆粒であったりといろいろです。よく効くものほど胃に負担がかかることがあります。その人の脾胃力を考慮したものであれば続けられるでしょうが、飲み続けているうちにどこかで脾胃が悲鳴をあげて、結果、口内炎となって表出するのではと思いました。そうしますと大概の人はそこでお薬をストップされます。でも正しい飲み方というのは脾胃力と相談して少しづつでも続けることで改善できるのではということです。ただ漢方は長く飲むものではないそうです。きちんと止め時はあるそうなのです。プロはやはり脈診でそれを判断されてます。

 私、詩子が命理的に考えてみても土の脾胃力を問うなら、土が忌を為すのであれば基本的に脾胃力は弱いはずです。現に私は脾胃力がありません。脾は消化吸収した栄養物を血液と化成して押し上げ、肝心肺に送らねばなりませんがその力が弱いために肝血を補えず、他の臓腑にまで及び難いというのが実態です。だからどうしても結果的に肝腎の脈が弱いのです。命理で言うように土多が水木を剋、逆剋しているわけではないのです。真相は脾胃力の無さです。私の場合、脾胃の脈は細くて、ボンボンと打つ弦脈です。完全に裏症です。これは脾虚の典型の脈みたいですね。

これ、薬膳講座で習いましたよ!!薬膳って料理のことは後回しでどんな食材を使うか、そのための五臓六腑のお勉強なのです。中医学ばかりといっても過言ではないです(;^_^A 自分の脈は少しわかるようになってきました♪
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本日命(癸日干丑月土用生まれ)

2023年01月25日 20時53分01秒 | 命理
☆WAKAちゃん、22日はバレエコンサートに始めて参加。後ろは先生と先輩!
次女は母の会で大忙しだったようです。私と夫も常々お世話になっているので今回はスタッフとして会場係で参加。ホントに昨秋から親も子もみんなが忙しかったですがWAKAちゃん、がんばりました!!


☆命理
こんばんは!!
どちらのブログを訪問しても寒い寒いのお話ですね。こちらもさすがに寒いです💦 先日までコートなしでも何ともなかったですが、さすがにもうダメです。女の子の孫たち二人はいつも一緒に帰ってくるのですが、指の先が凍る~~と言いながら学校から帰ってきました。いつもと違ってファンヒーターの前に直行です(笑)。

 さて、本日は癸未日。丑月土用の凍土です。
壬寅
癸丑(土)
癸未
己未

 日干癸水は丑月土用の己分野に生まれた偏官格の命です。丑月土用の土は薄く湿で凍土です。一にも二にも丙火調候を欲します。命の高低を左右するのに丙火の有無は大きいでしょう。2未中丁火は弱く水に剋、そして湿土に晦火して財として任じるには及ばず、また調候ともなれません。五行の旺衰を言えば土用とは言え、水強です。土は八字に多くあっても虚土が散在するのみで日干癸水の力に比べれば弱です。しかし八字は官殺混雑命ですから官殺に任じようとする意識が強い八字とは言えます。年支の寅は強く丑中の己土官殺は破します。日干が任日のは2未と天干の己土です。
 よって喜忌は・・・
格 偏官格
日干 やや強
用神 とれず
喜神 木火土
忌神 金水
閑神 なし
調候 丙火なし

 八字は水強でも壬ではなくて癸水です。細やかな計りをもって筋を通したいと思う人でしょうか!!壬のような度胸ややり手感はありません。陰干支ばかりだということではなく本命のもつ気質でしょう。中医的には腎気が強いですが調候がないですから腎気もやや不備です。水強が良くないのですが・・・(;^_^A度胸などはないですから張ったりなど絶対にかけないで地道に計算しながら規範を護るタイプかと推します。

 腎気の不備は水大過でも水不足でも起こります。本命が逆旋して水旺など巡れば腎気に問題が発生します。丙火は必須なのですがないですからそこがたたりそうです。子供だど腎気不足は怖がりが多いです。我が家の孫たちでも思うのですが水不足気味の子は未だに怖がりです。トイレについて来て!と言いますがもう一人は言いません(笑)。水も調候が効いてて適切だからだと思っています。面白いなと思いながら、トイレについてってます。
本日命、仮にも丙火があれば女命ならとても女子力がある命だと思います。でもないですから、そこまでの魅力はないかも!!
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💛多忙でお休み!

2023年01月21日 19時38分58秒 | フリートーク

☆ビオラ、夏の花とまだ一緒に・・・でも来週の寒波でダメになるでしょうね(;^_^A


☆テン猫さんの首輪。マリメッコ生地でリメイクしました。これで2本目。リボンのところが蝶ネクタイ風で良いです

☆本日はブログお休みします。午後から夜にかけてめちゃくちゃ忙しくなったので落ち着いて更新できなくなりました。
添削も抱えてますし、ちょっと無理かなと思います(;^_^A
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💛実母のお薬!!

2023年01月18日 20時41分00秒 | フリートーク
 ☆ハル君、カメラを向けられるのは嫌いみたいです(;^_^A



☆フリートーク
こんばんは!!
今日は少し実母の件でお話しようと思います。実母も高齢者施設で洩れなくコロナに感染したのです。ところが母が治療に受けているお薬はコロナのお薬だったというお話です。

実母は現在、介護施設に入所して4年目に入ります。コロナに関しては例外に洩れることなく昨年末に感染しました。高齢者施設でのクラスターは全国どこでも耳にしていると思います。国策で経済優先のこの頃では高齢者は感染防止の管理は自分でするしかないので自宅でじっとしてたら良いわけです。ところが入所者はそうは参りません。家族とは会えないまま・・・つまり感染予防の観点から会わさないわけですね。家族としてはそれは納得できていたのですが感染もここまで防げない状態になると隔離していた介護施設でも無理だったようです。

 前置きが長くなりましたが家族としてはちょっと本末転倒な感覚を持っていました。しかたないとわかっていてもどういうこと?という気持ちは今でもあります。幸いなことに母の症状は軽くて大した症状もなく終わったようです。コロナ感染で会えないのは当然ですが私は毎週、薬膳茶を運びます。その際に母からは手紙があるのですが・・・長々と事細かに書いてあるので手に取るようにわかります。頭だけはしっかりしているなといつも思うのです(;^_^A それも幸いしているだろうとは思いますが・・・

 実際に母は10数年に渡って膠原病で治療を受けていますし、1年前には悪化してもうダメかと思うほど悪く、3か月の入院治療のあげくに新たな病名が追加されました。で、難病指定まで受けている始末です。そんな母ですからコロナになったら最後だと感じていました。それなのに・・・治ったものですからどこまで運が良いのだろうと思うしかありませんでした。

 母は6週間おきに持病のために通院は余儀なくしています。弟が介護車にのせて通院し、私もそれに同伴します。だから定期的に会うことができますから母はそれをとても楽しみにしているようです。今月も先日が通院日でした。そして診察室に入ったらドクターは「ばあちゃん、血液検査、上出来ですよ。ここまで回復できると思わんかったですよ~!!」とおっしゃるのです。「でも先生、昨年末にはコロナにかかったんですけどね(;^_^A」と申し上げますと・・・ドクターは「ああ、コロナね、おばあちゃんが打っている皮下注射はコロナの治療薬にも使われてるからたいしたことなかったでしょ?」とおっしゃるのです。「え、○○テマラって言いましたっけ?あれですか?」とお聞きしましたら、「そうですよ!!!」と。
というわけで事の次第が飲み込めました。アクテマラという免疫抑制剤です。薬の名前などよく覚えてないですから・・・・帰って長女に言いましたら「ばあちゃんって、それを打ってたんやね!!以前はプレドニンやったのにそっちになってたんや~~~!!そりゃ、ラッキーやったなあ!!」という反応でした。長女はコロナ病棟に1年半は勤務してましたから、よく知っています笑。

なるほどと感慨深いというか巡りに巡ってコロナからは護ってもらえたようです。病気も長い間苦労してきたけど、今回だけは運が良くて命拾いしたというところかと思います。
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💛口内炎:中医では・・!

2023年01月14日 20時09分35秒 | 中医・漢方

☆昨冬のシクラメンです。今年もまあまあの咲き具合になりました♪ あともう一鉢、生き残ってますがまだまだです。

☆中医
 こんばんは!!
一日中、雨でした!! 外に出ることなく一日中、私は家の中でした。久しぶりにミシンを走らせてみようかと思い、昨年から思案しながら眺めていた生地を裁断しました(;^_^A でも頭の中は気になることがあるとずっと考えていてスッキリするまで離れません。
 生徒さんの中で漢方薬を病院で処方されて飲んでいるうちに口内炎ができたのでちょっと休憩しているとか、以前からよく口内炎ができるというお話を聞きました。どうして漢方薬の処方の如何で口内炎になるのか?また普段からなりやすいというのはどういうことなのか、知りたいなと思っていたらその情報筋からヒントはいただきました(;^_^A 巷ではよく食べすぎなどで胃が悪いのでしょうというのは聞きますが・・・・あながち間違いではなかったです。

中医学は五臓六腑の生理作用を紐解くことでとても理論的に説明がされます。口内炎は体内の過剰な熱が病邪となって口腔内を刺激して炎症が生じるものだそうです。特に口腔内という場所にできるということでも臓腑のどこと関連しているかというのでわかってくると言われました。

そう言われるととても単純になってきますので取り上げてみます。炎症が起きて痛いところにお薬を塗っておくというのは対処療法ですが大元の臓腑を補強するというのが中医的ですね。

〇脾は口に開竅(かいきょう)すると言われます。臓腑は身体のどこかの穴に通じて開くということらしいです。食の不摂生や暴飲暴食で脾に熱がこもる、つまり胃熱が発生するとなりやすいそうです。これは胃熱を納める処方を下もらえばよいわけです。どんな処方が良いかと言うのは専門家に聞くべきと思います(;^_^A

〇心は舌です。心の火、つまりストレスや不眠で精神情緒が乱れても不調の一つとして口内炎はあるでしょう。舌診をする際に舌の先端は心の火ですので舌先が赤かったり、舌先に赤いブツができていたりすると不眠とか眠りが浅いなどの症状があります。これは精神的な分野ですから肝も関わっていますから肝火も上がるらしいです。肝と心の火を納める清熱効果のあるものを処方してもらえば良さそうです。
私などは夏場の気虚で眠りが浅いと舌の先が赤くてブツができてます(笑)。ま、気虚が原因は私らしいですけど(;^_^A 私は原因は脾気虚にあるのですが舌では心の先っぽが赤くなります。

〇また五華という視点からも脾の華は唇です。確かに唇、とくに口角にできているのを見かけますね。これ、多いかもしれません。ヘルペスっていうものですかね!!

こうやってみますとできている場所で何となくどの臓腑が絡んでいるのかわかるかもしれませんね。中医的な発想だとどんな症状も時間の経過とともに悪化すると熱が生じるという感覚ですから、長引かせるとできやすいのかもしれません。

〇それととても専門的になりますが身体の体液を消耗しすぎてもなるらしいです。これ、陰虚症というのですが体液不足です。陰と陽のバランスが崩れて陰が足りないために陽気が盛んで熱をもってしまうという症です。こういった診断を受けた場合には当然ながら身体に体液を補充できるような処方や清熱の処方もあるでしょう。
参考にどうぞ!!


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