四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(癸日干未月土旺生まれ)

2020年07月29日 21時00分46秒 | 命理

☆アナベルをドライフラワーにしました。まだ緑色のうちに切り取ったらグラデーションがきれいです♪

☆命理
 いよいよ夏らしくなってきました♪梅雨明けしたとは言われないけどここ讃岐は真夏っぽくなりました。アメダスの雲には何故か避けられていると感じます(笑)。今夏は雨が多かったですから水不足の心配は今のところないのがうれしいです。未月土旺が火燥土で枯れあがった年もありました。H6年?7年だったかな?酷かったのでトラウマになっています。畑や庭に水やりするのもヒンシュクを買いそうな時がよくあるのです。我が家は井戸水があるので大きな顔をして水やりをしていても人に「これは水道水でないです!」とも一々言いながら畑に出られませんから・・・(;^_^A

 さて本日は・・・・
庚子
癸未(土)
癸酉
癸丑
 解命の前にちょっとだけ・・・それがどうしたと言われるかもしれませなんが一日13刻の干支ですが天干に比劫が4刻くるのは甲と癸日干です。他は原則2刻です。地支に比劫が並ぶのは平等ですが・・・本日命、天干に比肩がずらりと並びます。

 日干癸水は未月土旺の己土分野に生まれた偏官格の命です。日干癸水は時支の丑に微根となり天干に癸水が団結です。月干の癸水は水源と根があって強い癸水です。日干と時干の癸も酉の水源と丑中に根ですから同様に強いと看ます。未ですが・・・未中丁火はこの時期は陰っていますから弱いです。時節は土旺ですから未中己土と丑中己土は強く最強の時です。水は死令の最弱ですがこの配合では強い!!そして金勢はもう旺に向かっており進気です。ここが火旺とは違うのです。金は埋もれません。

 本日の己土官殺をどの程度に看るか・・・本命が火旺の八字であるのと土旺の八字であるのでは少し違ってみえると思います。日干強弱が同じとなっても目に映る様子が違ってきます。最強の土が湿土化されあて生金して生水となり化殺生身されますが土旺ではかなり土勢は残るでしょう。本日命は日支に酉があるがために日干は明らかに強です。仮に日支が巳や未であったなら様子が違ってくると思いませんか?また火旺であったら土勢は今よりは下がるでしょうし、丁火は今より強かったことになります。同時に金は死令の弱金でした。解命は微妙に違うと思うのです。こういう違いを肌で感じたいと思います。

 よって日干癸水は地支の土官殺に任じる責がありますよ!ということです。
格 偏官格
日干 強
用神 取れず 
喜神 木火
忌神 金水
閑神 土
調候 壬  ☆癸水ですが過多

 本日命はそういった意味で単純に見るべきでなく命理を楽しむには良い八字です。今は土旺です。もし火旺ならどうか・・・日支が違えばどうか・・・など想像たくましくできる八字でした。