しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

秋深し

2023年10月23日 | 日常雑記

 朝の最低気温が9℃・10℃になってきました、寒いです。晴れた日はなんとなく気分は明るく散歩に出たい気持ちになる、けど、曇りや雨の朝は何となく気持ちが沈んでくる。     「物言えば唇寒し秋の風・芭蕉」

 I'll live until I die で人間死ぬまでは生きる。元気に生きられるか他人様のご厄介になりながら生きるか、それが問題。出来ることならサヨウナラ、有難う、を言ってからバイバイしたいが、希望通りには行かないだろう、いつか分からない から 。

 毎週録画しても視るTV番組、NHKETV日曜日朝5時の「こころの時代」。今週は「終末期の、悲しみと寄り添う~スピリチュアルケアの仏教者」の話でした。老い先短い我々には有難いお話が多い内容で、二人で視聴を欠かさない。

 「終活・終活」と高齢者向けの葬式・お墓・お寺はては式用写真と話題もTVのCMも多い。「父さん母さん、○○の墓は良いお墓だから見に行かない?」そんなCMを視ると、死んだ後のこと、確認できないのに、わざわざ行くことも無いと思う、へそ曲がりじじい。どうせ百年二百年後後は無縁仏?、それも分からない。

 「終活」と言えば子供達が困らない様に「生命保険」と直径12㌢丸型の備前焼骨壺二つ用意してある。家に壷を置けば墓はいらない。狭い日本このままではお墓不足の国になるだろうから。何方かが言った「人間死んだらゴミになる」。そうかもしれないけど、でも、残された家族にとってはそうもいかない。歳をとるとこんなことを考えるときがある、、。

 今は二人共自分のことは自分でなんとか始末できる身体、古い頭を使ってまだ何かが出来る、本が読める、音楽が聴ける、テレビも視られる、これ以上欲張っては罰が当たる。

    「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ ・良寛」                

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