某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

伝票ってかなり重要なんですよ

2006年08月08日 23時43分29秒 | 銀行の話
銀行には様々な伝票があるのはご存知だと思います。
入金用、出金用、振込み用、それに普通預金用や定期預金用、当座預金用など、数え上げればきりがありません。

そのような伝票は、銀行の窓口に行けば山ほど置いてありますよね。
書き間違えたら簡単に捨てちゃうという人も多いと思います。

確かに、あの伝票は銀行員が処理するまではただの紙。
どれだけ無駄に使ってもOKです。
しかし、一旦銀行員が処理すると、現金以上に重要なものになってしまうのです。
それを無くすなんてもってのほか、下手すりゃ左遷です。

そんな処理済の伝票は綺麗にまとめられ、何年も保管されます。
というのも、伝票は取引の記録として、何かあった場合でも時効となるまで捨てられないわけです。
だから何かがあったときは、その伝票の指紋を調べることもあるそうです。

毎日多くの新たな伝票が生み出されていくので、銀行の書類保管庫の中は伝票の束が山積み。
たまに整理して保存期間が過ぎたものを処理するのですが、運ぶだけでも一苦労。
そしてそんな仕事は一番下っ端の我々新入行員に負かされる場合が多いんです。

おかげで腰が痛い。
最近ちょっと運動不足だったからなぁ・・・



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