日本映画を積極的に見ていこうと言う企画で視聴した作品
まぁ今月のレンタル新作ですがなんとか今月の消費分の目処がついたので
一応この作品は二部作品の位置に置いておきましょうかね
なんと水野監督のオリジナル作品だそうで、なんとも不思議な感性で作られてたコメディ作品でしたが要は映画前半に伏線を張り巡らして、後半はそれを一つ一つ回収して見せるというミステリー作品
最初にコメディって書きましたが随所にその要素も散りばめられてる
まぁいわゆるよく練られたシノプシスなんだけど後半は前半の伏線回収の見事さに呆気に取られているうちにいきなり大どんでん返しに合わされてしまいます
簡単に言うと次々と人が消えると噂されるいわくつきのマンションの担当配達員丸子。毎日このマンションに荷物を届ける彼は、その住人の動向を知るようになる
ある日自身が愛読しているWEB小説の作者ではないか? と密かに憧れを抱いていく女性を発見。しかしその彼女の部屋を前にして挙動不審な行為をする住人の島崎を見てから
丸子は運送会社の先輩で小説家志望の荒川に何故か相談してアドバイスを仰ぎ
また他の住人たちにその男の聞き込みを開始してしまう中で彼女の意外な正体を知り、かつそのストーカー男とコンビで公安職員としてテロ犯をこのマンションの住人から探してる潜入捜査と知りなんと協力していく中で・・・
公安の潜入捜査って簡単に他人にもまたいわゆる民間人にも警察の捜査機関職員詰まるところ普通の交番勤務の巡査にもあんなベラベラ漏らさないだろうって
そんな目で見てましたらやっぱりでした
先にも書きましたが前半の丸子が見ていたここの住人たちも怪しい行動が後半でネタバラシ的に回収されていくシノプシスの見事さは
水野格氏の映画作家としての資質を認めざるを得ないかも
だってほとんどその回収の見事さに見てるこっちが完全に引き込まれてしまいましたからね
そしてまさかのどんでん返しを見せた途端になんとエンドでのタイトルイン
これによって消えたのは実は・・・
って言う事実が見事に証明されて
って言う事実が見事に証明されて
謎解きに丸子のパイセンの田中圭さんがここにいることの不思議さも解消されるわけで
まぁ個人的にドンデンの事実はこれでいいんですが
実はこの伏線回収にあたる後半部分は実は田中圭のWEB小説だって言う形での結び方もアリですよねって見終わって思った
だってあの突然さはぜってぇ不自然すぎるんだよね
でもまぁ二時間こう言った作品でしばし浮世の憂さを忘れるって言うことも必要だよね
2024年製作、日本映画、「あの人が消えた」製作委員会作品
水野格製作・脚本・監督作品
出演:高橋文哉、北香那、坂井真紀、袴田吉彦、菊地凛子、中村倫也、染谷将太、田中圭