なんと日活で一番和服の似合う女優さんであると言われてきた松原智恵子さん主演で作られた着流し任侠映画
まぁこの時代他社では女侠客ものや女賭博師が各社の番線スクリーンを賑わしていた時代であったので
日活では群小プロ製作の扇ひろ子さんの女侠客ものを買い付けて他社と競っていた時代
傾きかけ始めた日活を支えるために、先に書いたように自社でいっちゃん着物姿が様になる女優さんである松原智恵子さんに白羽の矢を立てたちゅうことなんでしょうが

彼女にダンビラ振り回しての立ち回りは無理かってことで
荒事は扇ひろ子さんに任せてっていうても一応立ち回りやもろ肌脱いでの昇り竜のご開帳などさせてきてますが
この映画なんといわゆるやくざに惚れた一途な堅気の女の視点で描かれた、やくざの世界の義理と掟と人情のしがらみを通して、その中でやくざの女(バシタ)として生きる一人の女のいじらしさ、哀しさ、美しさ、そして自分の命までをも投げ出そうという一途な愛を描いたメロドラマでもあったんですね。
っていうことでYouTubeの日活公式チャンネルの無料公開で見つけたこの作品
なんと渡哲也さんとの共演ではあるものの
最初と最後に出演されてるだけで
露口茂さんが一番の儲け役であった作品ですかね
まぁ松原智恵子さんもヒロインとして主人公に想いを寄せる役とかで日活の着流し任侠路線作品には多数出演されてきてますが、なんと任侠映画の主演ですからねぇ本作は
これで味を占めたのか日活さん今度は梶芽衣子さんとの共演で松原智恵子さんは「侠花列伝 襲名賭博」を撮っておるんですが松原智恵子主演の任侠映画はこの二本で終了
「侠花列伝 襲名賭博」はパッケージ化されてますが、こちらの作品は未パッケージ作品だったのでYouTubeで見られたのはある意味僥倖だったと言える
1969年製作、日本映画、日活作品
斎藤武市監督作品
出演:松原智恵子、露口茂、長門裕之、扇ひろ子、青木伸子、奈良岡朋子、深江章喜、富田仲次郎、 近藤宏、高品格、渋沢詩子、小桜京子、木島一郎、平田重四郎、 榎木兵衛、 弘松三郎、秋とも子、福田トヨ、渡哲也









