MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

英雄都市

2020-07-04 23:20:17 | 韓国映画
今月の韓国映画って言ったら、あの作品に絞られてしまうんでしょうね
って先月は、なんと韓国映画のリリースも少なくて、ある意味韓流映画に飢えている体に、いきなりあの作品では辛いものがあるやもと・・・
ある意味肩慣らしのつもりで、2年くらい前に見た、マ・ドンソク主演の暴力映画「犯罪都市」のカン・ユンソンが再び脚本・監督してるってのもあって
 
ジャケットの惹句を見れば韓国のヤクザが、国政選挙に出るって言うお話のようで
相変わらずの暴力に政治が絡んで・・・来る〜〜〜ッ!
こう言う映画は韓国映画十八番でしょう
ってセットレンタルに組み込んできましたんですは
 
ただ、見始めたら確かに惹句には詐欺的な要素は全くありゃしませんでしたが
なんかいつも見てる韓国映画とは違う
いや政治家は悪いし、新参候補に企みは仕掛けてくるは、ある程度も暴力シーンは必要最小限にあるんですが
政治家や選挙線は悪徳候補は徹底してエグく描いているにはいるんですが
私個人的に韓国映画の持ってる大好きなエグさとはエグ味が薄味で
かなりいろんな面でソフトに描かれてる韓国映画でしたが
先にも書いたようにソフトではあるものの、キャラクターとかプロット的にはちょい物足りなさを覚える作品ですね
でも観客を映画に惹きつけるエグさ自体はやっぱ韓国映画だったんで退屈はしませんでした
 
ヤクザ組織のボス、セチュル。お仕事として、都市再開発の煽りで、生活を追われる市民運動を制圧するために、市民運動の制圧にかかろうとするものの
なんと、市民運動の先頭に立ってる女性弁護士ソヒョンに一目惚れしちゃって
彼女に認めてもらいたくて心を入れ替えることを決意して、堅気になって、
かつて大親分である男に認めてもらおうと彼の元で堅気修業を・・・
ある日、そのセチュルは遭遇したバス転落事故の救出劇の立役者として活躍したことがきっかけで人気者に・・・
 
その人望篤きファンボが、現職国会議員であくどく儲けてるチェ・マンスのライバル候補として国政選挙に出馬することになるものの
がチェ・マンスは他のヤクザ組織と組み選挙戦を邪魔し始め
ついに暴力事件が起きて動きの取れないファンボはセチュルを自分の代わりとして選挙に出馬させる
 
選挙区妨害とか色々韓国の選挙は面白いですね
第一選挙ボランティアが候補者の前で人集めなのか踊りまくってる
っていうかいきなりマ・ドンソクが登場してきたのは嬉し誤算
全く知らなかったし、なんと完全端役でしかないんですが
彼の登場は「犯罪都市」繋がりなんですかね
端役と言っても、いっちゃんいい役だし・・・
 
ポリティカル選挙映画にうっすらとラブコメ入れてきてるんですね
薄味の韓流映画ではあるのですが、基本韓国映画ってこう言う作品ですよって言う作品だったかな
主人公が一目惚れする女性弁護士がちっちゃくてかわいかった
シネマート新宿denote企画興行<のむコレ3>で上映された一本でした
 
2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
カン・ユンソン脚本・監督作品
出演:キム・レウォン、ウォン・ジナ、チン・ソンギュ、チェ・グィファ、チェ・ムソン、チュ・ジンモ、イム・ヒョンジュン、チャ・ヨプ、マ・ドンソク
 
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不貞一家と弔問の夜

2020-07-04 15:19:18 | ピンク映画
BSの日本映画専門チャンネルで、7月2日の深夜枠というか、暦の上では3日の未明というよりは
午前4時からのOAですから、もうある意味3日に早朝枠と言っても過言ではありません
いくら夜中まで起きてると言う、私でも、これではリアルタイム視聴は無理
って事で録画しといたものを、暦上の4日野未明に視聴しました
 
相変わらずのOP・PICTURES製作のR -15再編集作品ですが、2019年までの<OP・PICTURESフェス>ではエントリーしてない作品
って当たり前ですね、劇場公開されたのは10月でしたから、今年のOPフェスにエントリーされるのかな
 
OPフェス常連というか、黄金コンビである、当方ボーカル(小松公典)脚本、竹洞哲也監督のブラックコメディ作品ですか
一応OP作品の劇場公開版の尺は70分ですが、R -15再編集版はそれより長いもんですが、こちらは75分とちょい長くなってます
 
R−18のタイトルは「不倫、変態、悶々弔問」と言うことで
お話は急死した男の通夜の枕もとに、息子の嫁、孫、親友が弔問に訪れ
そこはピンクですから、それぞれの息子の嫁は不倫相手と肉体関係を結び
孫は不思議なフェチ癖で死体愛と彼氏とのセックスを語りだし
友人は共通のスナックのママとコレまた枕元でセックスするだけでなく、なんとプロポーズ
あげく死体にスナックママの履いていたパンツをはかしてしまいます
 
まずは、死体役に森羅万象さん、死んだ経緯やら、枕元でのセック描写、更に息子の嫁とか孫や友人とかスナックのママとかの本音を知ることに・・・
それを死体がモノローグで、更に生きてる人間との掛け合いとかで
お話が進行していくんですが
森羅万象さんのモノローグが実に煩いんです
、っていうかある意味説明すぎてますし、その説明が更に映像として映像化されてたりで
かなりしつこいわけでして・・・
ピンク映画ファンをある意味馬鹿にしてませんか?
 
説明は確かにうるさいんですが、寡聞にして知らなかったんですが、死体の顔に被せる白い布って“うち覆い”って言うんですね
知らんかった、っていうか、その用途が、昔生き返る人がいたんだとか
生き返ったまま焼場に行くわけにも・・・
ってことで息してるのが布に動きで判るようにかけるのが用途だったそうで・・・
此の映画も、オチは神羅万象さんが息吹き返して・・・
 
バカバカシクもあり、かつ不道徳でもあるものの
人間の本質が死んだ事であらわになると言う事ですか
スナックママを演じていた彩奈リナさんが実に琴線に触れたなぁ
 
2019年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
竹洞哲也監督作品
出演:高瀬智香、涼城りおな、彩奈リナ、森羅万象、ケイチャン、小林節彦、櫻井拓也
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