MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

日本統一17

2020-07-19 23:49:21 | Vシネマ
前作「日本統一16」では、俠和会の会長工藤の暗殺を狙った坂下は、氷室達の手により倒され
坂下を裏で操っていた福本は、自分の絵図とバレないように奔走していました
一方、福島での財前と豊中の争いも、川谷が財前を謹慎にすることで決着がつきます
これにより財前の反抗心はさらに高まる一方で、今後の火種となるんですね
また名古屋統一を巡る争いでは、福本の腹心原木が暗殺部隊を送り込んだところで複雑な構想を迎える。
 
坂下の死によって熱田組北村組、と坂下と兄弟の岐阜の土岐たちは、今後西日本睦会からの援軍を待ってますが
土岐は、すぐにでも仇討ちドとして俠和との戦争を息巻くものの
西日本の福本は
田村によって工藤襲撃の黒幕と暴かれて俠和との戦争に発展していき
中部に援軍の兵隊を送るどころではなくなります。
 
そんな中自分たちの尻に火がついた北村は、西日本に愛想遠尽かし
蝙蝠のように氷室に俠和の傘下に入れてくれと頼み込む
一方名古屋では中島が丸神の幹部と兄弟であるのを知り、な財前が中島組と悶着を起こし
西日本とことを構えてる時に・・・と謹慎ヲ食らってしまい
氷室への憎悪を膨らましていきますが
この憎悪が爆発するのはもうちょっと後の話
 
侠和会と西日本睦会は双方とも大組織なので、抗争ともなれば警察が介入することは必至で膠着状態になっていく中で
名古屋では西日本から援軍が送られなかったことから
熱田と氷室が北村の仲介で会合を持ち
名古屋制覇は俠和としての極道統一のための手段で
縄張りはそのままで兄弟盃の提案を蹴って
なんと熱田は氷室との親子盃を望む
 
岐阜の土岐を除き中部に根を張った川谷組
田村は土岐を拉致ってねじ伏せようとするものの彼の坂下への思いの強さを知るだけだったが
なんと福本が刺客を名古屋に放ち、熱田や北村、土岐を襲撃したことにより
土岐も俠和への弓はひかないが傘下に入らず一本どっこでいくと宣言
 
ある意味福本の一人相撲での失敗で中部を血を流さずにテニス入れることになるんですね
福本の行動が全て裏目に出たって言う感じですね 
 
2016年製作、日本Vシネマ、アドバンス作品
山本芳久監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、小沢仁志、奈良坂篤、舘昌美、桑田昭彦、川原英之、松田ケイジ、北代高士、石原和海、SHU、白竜、哀川翔
 
コメント
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プライス -戦慄の報酬-

2020-07-19 17:44:02 | 洋画
個人的には、ヒューマントラストシネマの恒例企画興行である<未体験ゾーンの映画たち>で上映された作品はDVDになったものは極力見るようにしてますが
2020年は全世界でパンデミックになったコロナ禍のために
映画館も自粛機関休館を余儀なくされて
ある意味上映予定作品が玉突き状態に陥って
この<未体験ゾーン>もなんと後半戦まで企画されたようですね
で、この作品はイライジャ・ウッド主演で前半戦で公開された作品
 
なんとイライジャが長距離バスに乗っかって、人っ子一人もいないとこでバスを降りて
森を長々と抜けて、海が開けて全くの未開地みたいなところの一軒家にたどり着く
実は小さい頃に父親に母親と共に捨てられて30年以上父親を知らずに今日まで生きてきたのだった
そんな父親に“来い”と言われて、訳もわかんないまま訪ねてくる方も来る方だし
息子と名乗られて”なんだこいつはホントに来おった“って言う父親って
もう最初っから男二人で
全然噛み合わない会話劇が、延々と続くんです
 
なんとか寝落ちしなかったのは、こんな二人の噛み合わない会話劇、全く色気もなんもない映画がどう展開するのかって言う興味だけで見ていたら
なんとまぁ、今まで父親だと思って会話していたやつと
親子三人に家族写真が飾ってあったのを見ると子供の自分と、母親は認識できるものの
父親であるはずの男の顔が全く別人と分かって・・・
 
いくら30年のブランクがあって、顔も覚えてないんだけど
顔の違いは否めない・・・って事でこの人誰?
いくら30年遭ってなくてもこいつは親父じゃないって事で
ここからお話が動くし
むさい男ばっかではなくて裸のお姉ちゃんもちょっとばっかし出てきて
へんな方向にお話が動いていくんだ

でイライジャくんは地下に監禁されてた本物の親父を発見し・・・
なんとモノホンのオヤジもその実態はクソオヤジだったってのが明かになってきて
邦題に繋がっていくんですねっても戦慄でもなんでもないお話
そうなんです30年前に捨てたんではなくて、強盗したお金を隠したって
事でオトーサンは、その隠し場所を昔の仲間がはかせようとしてるところにイライジャがノコノコとやってきたちゅうわけで
 
そこは息子ですから父親を
好むと好まざらずと言うことで昔の強盗仲間から助けようってお話の本筋になっていくんですが
その過程でイライジャくんは、自分のための武器として伝票差しをモーテルにのフロントから盗み出すものの
そこは音楽家ですから返り討ちみたいにほっぺたから反対側にまで差し込まれたまんまで
 
父親もやられてしまうものの伝票刺しでみごとな反撃を見せつけてくれるイライジャくん
どうりであそこまで伝票刺しを刺したままだったんですね
 
最初はどうなることかと、みたいな作品でしたが
後半は動きがあってそれなりに面白い展開と伝票刺しと言う小道具の使い方が見事だった
っていうか、盗んだ金の隠し場所のオチも秀逸
まさかそれが母子を捨てた本当に意味だったって言うのが実に・・・
本当の父親の愛情を知った時には父はこの世にいないなんてねぇ
 
2019年製作、アメリカ映画
アント・ティンプソン監督作品
出演:イライジャ・ウッド、スティーヴン・マクハティ、ガーフィールド・ウィルソン、マデレーン・サミ、マーティン・ドノヴァン
コメント (2)
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