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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

3つの不倫

2018-06-16 23:46:50 | 洋画未公開
一日1本エロチック作品を見ていく企画
今日の一本はオーストリア映画
そうですねぇ南太平洋にある国はオーストラリアでして
オーストリアはヨーロッパに位置する国、ドイツ語を主言語にしてるはずなのに
この映画オーストリア映画なのにダイアローグはナゼかフランス語でして
ってフランス版のDVDだからフランス語翻訳音声な訳ね

ウィーンにある集合住宅が乱立するとある団地
夫と多感な10代の娘を持ち、幸せな生活を送る看護師のイヴァ
家庭がありながら、元恋人のイヴァと不倫関係を続けようとするトマシュ
スーパーのレジ係りで彼氏依存症にソーニ、彼氏マルコは
ソーニの執拗さにうんざりして、同じ団地の別棟のバツイチ子持ちのニコルと浮気している
そのニコルに元夫のアレックスは子供を餌に復縁を迫っている。

様々な男女の関係がある自動車事故で一つに繋がる・・・
っても狭い限られた生活圏で生きている人々ですので
オープニングの交通事故に彼らが収斂されるまでは、お互いが不倫仕合い
日常の生活の営みの中ですれ違うシーンが重なるのですが・・・
違う角度から撮っていて本人にしかわからないエピソードとか付随してきたりと
結構斬新な映画作りをしているんですが

ヨーロッパ映画ですから性的なシーンが実に直截的に描かれていて
イヴァとトマシュの濡れ場なんぞはイヴァがトマシュのナニを口に含んでのサッキングだったり
大股開きの股間をトマシュがインスタントカメラで撮影したり
逆に朝の勃起チ○ポをイヴァが撮影したりと結構ハードなシーンが・・・
ってことでちょっと期待したのですがトマシュとイヴァだけで後は濡れ場さえない始末でして
期待は竜頭蛇尾に終わってしまいましたが
結構ハードなセックス描写なのにフランスではRー12指定になっててちょっとびっくり

登場人物の関係がある交通事故で一つに繋がるという作劇術は
特に珍しいものではありませんが、
この映画での当該人物同士の不倫関係が時系列的に並んでいないのですが
すれ違うところのシーンが、ああここだったんだって思うところがありまして
狭い団地での人間が同じ空間で生きているんだと
違和感なく結びつけているところはさすがでしたが

先にも書いた通り最初のキンポー不倫の2人のセックス描写があまりにも刺激的過ぎて
後は人間の心理面での弱さ脆さに表現をおいてしまってるので
ちょい拍子抜けしてしまうのが難点だったかな

2004年製作、オーストリア映画
ゴッツ・スピルマン脚本・監督作品
出演:ペトラ・モルゼ、アンドレアス・パットン、ズザンネ・ヴースト、デニス・キュービック、アンドレアス・キーンドル、マルティナ・ジナー

なお、日本では2013年にアットエンタテインメントからDVDスルーされてるんですね
その時のジャケ写
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バーフバリ2 王の凱旋

2018-06-16 17:48:12 | アジア映画
未だ根強くどっかで公開されてるようですね
さらに日本で公開されたものは1より10分ほど長い141分もある長尺ですが
なんと160分もある完全版ってのも公開されたようですが
TWINから発売のBlu-rayは141分版
劇場での公開がどうであるのかはよくわかりませんが

前編である「伝説誕生」の時にはエンドクレジットが結構長く
かつ主題歌で映画全体の説明歌詞になっていましたが
後編ではエンドクレジットって無いに等しく
スタッフ・キャストの表示もなく、劇場での公開システムとか
製作関連のロゴだけが・・・ってIMAXのロゴもあるんですね・・・表示されてぶつ切れで終わっちゃうのね

ってことで便宜上前後編と2本になっていますが
この映画どこから見てもいいように作られていてリンクというかある意味ループしてるんですね
だから1で最初に赤ん坊を片手であげて死んでいったのが国母だった理由も後編でしっかりとわかるように作ってあるし
日本で言うところの歴史大河ドラマって言う作りになってるんですね

それにしてもインド人って男優さんも女優さんも実に濃い顔をされてるんですね
男優さんは濃いと強そうに見えるのですが
女優さんの濃い顔は美人を通り越して逆に怖いわーって感じになるんですねぇ

初代バーフバリは姿を表しませんが、"1"では三代目バーフバリの成長と
数奇な運命を背負って生まれてきた二代目バーフバリと兄との権力闘争をカーラケーヤ軍との戦争をクライマックスとして回送形式に描いて来ましたが

後編ではその後の王位の継承を巡ってのバーフバリと兄のバラーラデーヴァとの権力闘争とか
バーフバリと三代目バーフバリの母となるデーヴァセーナとの
恋愛模様を盗賊団との戦いを通して描いており
ここでは一本の矢ならぬ、指は4本っていって3本同時に矢を射るシーンの連続技の見せ場もあったりして
クライマックスの敵討ち戦闘のケレンといい
面白さは"1"より面白くなっていますが
前半3分の2は二代目バーフバリの回想物語で、
彼がカッタッパに殺された後の後半3分1は三代目の敵討ちというか
王位の奪還のお話に占められてる構成なんですが

二代目も三代目も顔もおんなじということで一人の役者が演じていて
これまた演じ分けさせてもいませんが、実に分かりやすい映画になってるのも
人気があるんでしょうね

王宮のセットとか軍団のひき絵とか物凄いCGとかエキストラの動員数とか
実にお金がかけられていて、金さえ使えば面白いものが作れるんだって言う見本みたいな作品ですが
7億のパイが見込めるインドというか
映画が未だ娯楽の王様であるインドだからできる技なんでしょうね

いつものように完全版のBlu-rayがリリースされると多分購入してしまうんだろうな

2017年製作、インド映画(日本公開作品)
S・S・ラージャマウリ脚本・監督作品
出演:プラバース、ラーナー・ダッグバーティ、アヌシュカ・シェッティ、ラムヤ・クリシュナ、ナーサル、サティヤラージ、タマンナー
コメント (2)
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バーフバリ伝説誕生

2018-06-16 03:32:26 | アジア映画
ボリウッドダンスのないインド映画
歴史活劇にはやっぱり物語のプロットに関係なく突然踊り出してダンスのために
ストーリーが中断されるのは・・・観客の感興をそぐということでしょうか
でも一応は史劇ですので、王宮での美女たちのダンスのシーンはあるし

インド映画特有の主人公の内面心理を歌唱で表現する
インド映画特有のミュージカル性はしっかりと受け継がれておりますし
それによってのシーンはミュージカルに合わせて色々と変化するのがいかにもなインド映画です

史劇と言うことで多分にインドに伝わる英雄伝説だとは思うのですが
オープニングでの赤ん坊のシーンとかはどっから見ても「ベンハー」ですよねぇ
王位の血を継ぐバーフバリを認識するマヒィシマテの兵士や奴隷が
村人に川から拾われて育てられた子供を一目見てバーフバリって認識するのは
顔が似てるからだけなんですねぇ

まぁ、同じ役者さんが演じてるだけということではないんでしょうけども
例えば王位の継承を示す痣みたいな特徴的なものとか、
王位の継承を意味する宝物とか何もないのに
皆バーフバリってひざまづいてしまうんですね
ここいらは細かく考えない方がいいのでしょう

でバーフバリと認識されてから、本人が納得するように父親である初代バーフバリに関する王位の継承の賭けて10万のカーラケーヤ軍との高戦いがクライマックスのケレンとなっているんですね
この戦いのシーンが実に凄まじい
死体が飛び交い火だるまになるし
なんと戦車の馬の前にくるくる回って敵を味方を人間楯にされてる国民を斬り裂いていくんですね
弩も飛びますが、火薬のまだ見つからない時代ですから石だけが飛んでいき敵軍を薙ぎ倒すだけですが
それでも十分にケレンとなってるし
CGとの合成ではあるものの、よくまぁこんだけのエキストラを集めに集めたりだし
エキストラに戦闘はさせられないでしょうし
スタントマンもよくまぁ集めたりと思える
インド映画恐るべしですねぇ

二時間十三分の尺の映画でしたが退屈せずに見てられる
一応前後編の二部作ということで面白いところで終わるのは当然ですが
後編は完全版があったり、一部劇場では爆音上映したりと・・・
一応私は前後編と一気見を狙って両方Blu-rayを購入しております

2015年製作、インド映画(日本公開作品)
S・S・ラージャマウリ脚本・監督作品
出演:プラバース、ラーナー・ダッグバーティ、タマンナー、アヌシュカ・シェッティ、ナーサル、サティヤラージ
コメント (2)
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