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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

戦神/ゴッド・オブ・ウォー

2018-06-14 21:27:08 | アジア映画
6月6日に先にここにもアップした中国映画の「修羅黒衣の反逆」とナゼか同日リリースされた
中国映画ですが、ジャケットには我らが倉田大先生とサモハン・キンポー師匠が・・・
ってことで実は<未体験ゾーンの映画たち2018>にて上映された一本
日本の海賊倭寇と戦う実在の明軍の将軍戚継光のお話

日本からの海賊が倭寇って言うんですが、この倭寇以前に日本に攻め混んできた
モンゴルが元寇って言うわけですよね、元寇は日本に上陸する前に天変によって撃退されたようですが
倭寇は中国内陸にまで侵攻していったようで
この映画では倭寇の頭目に倉田大先生が演じておられております
どうやら松浦藩が浪人を集めての中国侵攻の体になっていましたが

松浦藩の若様になんと小出恵介が出演していて
劇中中国女を襲う浪人に向かって”武士なら強姦するな”って言わせてるんですが
これっていつ撮影されていたのでしょうか
今さら皮肉な台詞ですよねぇぇ
って言うかスクリーンで小出恵介の姿が見られるのはコレが最後かも・・・

主演の将軍戚継光を演じてるのはチュウ・マンチェク
映画的には奥さんに頭の上がらない役所でして、この奥方が最後には町を守る凛々しいお姿に女優さんDDの琴線に触れまくりでしたねぇ

明軍3000に対し倭寇はなんと20000人ですか
それにしても将軍戚継光って知将というかアイデアマンでして
銃弾を弾き返す材質の楯とか日本刀の鍛造技術を盗めと命令するは
笹に見立てた数本の鉤刃の槍とか、三本銃身の銃とかいろんな武器や
戦術を考案する方だったようで
三本銃身銃は本当かどうかはわかりませんが、こう言った戦法はアリですよねぇ

最初のキンポー演じる将軍は単調な攻撃戦法で連戦敗退し続けた人で
帝の怒りに触れて牢獄に入れられて、いつのまにか映画自体からFOしていました
ちゃんと棒術の見せ場も用意されていました

日本人の役者がちゃんと倭寇を演じてるので
台詞の倭寇には中国人の役者なんでしょうが、いつも感じる変な日本語の台詞を聞かされずにすむのがよかったですが
ある意味この映画の本質は反日映画と言っても過言ではないのですが
時代設定が今次大戦とかではないので反日映画としてのインパクトは薄いので
見てるこっちもそんな嫌な気分になる映画ではないのがいいのかなぁ

2017年製作、中国映画(日本公開作品)
ゴードン・チャン監督作品、ワダエミ衣装監修
出演:チウ・マンチェク、サモハン・キンポー、レジーナ・ワン、ウー・ユエ、ワン・バン、ティミー・ハン、マイケル・トン、倉田保昭、小出恵介、木幡龍、三元雅芸、島津健太郎
コメント
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