続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

歳月。

2016-07-26 07:20:18 | 日常

 叔母の告別式で久しぶりに従兄弟(従姉妹)が顔をそろえた。
「最後の叔母だから、もう会うこともないかもしれないね」と、誰かが言う。

 それにしても、みんな十分に…年を取った。幼い頃の思い出が過り年を重ねたことを忘れるけれど、
「いくつになった?」
「もう84才だよ」「・・・」
「わたしは来年になれば70・・・」「えっ、そうなの」侃々諤々。

 従兄弟全員が両親を送った現今、「これからは自分たちの番だな」と、誰言うということもなく漏れ聞こえる溜息。

 八王子から嫁いできたという叔母さんの本家の息子さん、
「八王子は生糸農家が多くて家はその仲買いをしていたそうです。当時の羽振りは人力車の送迎でもしのばれ、自転車なども先んじて使用していたようです。」と叔母にとっての祖父の時代を話してくれた。

 みんなそれぞれの物語を生きている。叔母さんは歌が好きだったそうな・・・、いろいろあったかもしれないけど、百歳万歳!そして「さようなら」


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