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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

刺し子はわたしの憧れ。

2010-12-02 07:16:07 | 日常
アートテラーさんのブログを観たら「刺し子」・・・。わたしも四十年この方刺し子には憧れ続けてきたけれど、これは大変な労力が要って、生半の根性では作り上げることが出来ない。

 ジーンズの端切れをパッチワークして模様を刺したのは三十代前半、手薄のころ(仕事は二八・・・二月と八月は仕事がない)に、指がはれ上がるほどの力をこめて作業に取り組んだけれど仕上がったものは波打ち・・・失笑もの。

 確かに布は丈夫、硬くなる。
 けれど、それを「美」に至るまで昇華させるのは容易ではない。
 青森の刺し子・・・実用と美を兼ね備えた愛情溢れる作品・・・思っただけでも胸がいっぱいになってしまう。

 余裕のある時、比較的簡単に出来る刺し子の布巾を作っている。(何かのときのお礼)と思っているけれど、長男には不評を買ってしまった。
「あんなもの人に差し上げるのは失礼だから」と、撥ね付けられ、バックに用意したそれらは差し出すことなく持ち帰ったことがある。

《姪の結婚にもそれを縫い溜めて贈るつもりでいるけど・・・》

「こんなにいいもの貰っていいの」と、言ってくれた人もいた。近所で子供相手の駄菓子屋さんを趣味で開いていたこともあるその人は、何らかの事情で遠くに転居してしまった。分かり合える人が突然いなくなるのは寂しい。

 義姉の刺し子の布巾は素晴らしいもので、引き出しの中に大切に仕舞っている。
 時々出しては、眺め、努力の人である姉の人柄に感服している。

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