山中に紅茸のこり眠気見え
山中はセン・チュウと読んで、専、知友。
紅茸のこり(紅茸残)はコウ・ジョウ・ザンと読んで、恒、杖、暫。
眠気見えはミン・ケ・ゲンと読んで、眠、気持、厳。
☆専(一つのことに集中して行う)知友は、恒に杖(鞭うつ)。
暫(わずかな時間)に眠り、気(きもち、気配)は厳しい。
山中はサン・チュウと読んで、三、註。
紅茸のこり(紅茸残)はコウ・ジョウ・ザンと読んで、講、常、竄。
眠気見えはミン・キ・ゲンと読んで、憫、記、現。
☆三つの註(意味を書き記す)講(話)の常、竄(文字・文章を入れ替えると)、憫(下心)の記が現れる。
山中はサン・チュウと読んで、惨、衷。
紅茸のこり(紅茸残)はコウ・ジョウ・ザンと読んで、荒、状、竄。
眠気見えはミン・キ・ゲンと読んで、民、危、現。
☆惨(いたましく思う)衷(心の中)、荒(でたらめな)状(ありさま)に竄(逃げ隠れする)民(みんしゅう)の危(安定しない)現(現今)がある。
山中はセン・チュウと読んで、戦、中。
紅茸のこり(紅茸残)はコウ・ジョウ・ザンと読んで、講、常、残。
眠気見えはミン・キ・ゲンと読んで、民、飢、厳。
☆戦中の講(話)は常に残(むごい)。
民(民衆)は飢え、厳(容赦なく厳しい状況)だった。