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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)兎狩り。

2020-11-29 14:42:34 | 飯島晴子

   兎狩りとなりに父を従えて

 兎狩りに幼い子供が同行したとは考えにくいが、並び歩き、父を従えたのだという背伸び、大人びた夢想である。

 兎狩りはト・シュと読んで、図、趣。
 となりに父を従えて(隣父従)はリン・フ・ジュウと読んで、輪、二、重。
☆図りごとの趣(ねらい)は、輪(順番に回り)二つを重ねている。

 兎狩りはト、シュと読んで、妬、衆。
 となりに父を従えて(隣・父・従)はリン・フ・ジュウと読んで、悋、腑、充。
☆妬(ねたむ)衆(人たち)は、悋(やきもち)で腑(心の中)を充たしている。
 


『飯島晴子』(私的解釈)形代は。

2020-11-29 06:43:11 | 飯島晴子

   形代は舟形粗暴なる父よ

 形代(人型に切った紙)、それを舟に乗せ海・川に流す神事がある。舟形は着物の裾(筒袖状)のことで裾つぼまりである(上品で美しい)。荒々しいまでの闘病生活、脚を閉じて安らかにお休みください、という祈りである。

 形代はケイ・タイと読んで、経、替。
 舟形はシュウ・ケイと読んで、修、継。
 粗暴なる父はソ・ボウ・フと読んで、組、防、譜。
☆経(つね)に替(入れかえる)。
 修(整えて)継(つなぐ)。
 組(くみあわせ)には防(あらかじめ備えた)譜(物事を系統的に書き記したもの)がある。

 形代はケイ・タイと読んで、敬、態。
 舟形はシュウ・ギョウと読んで、習、仰。
 粗暴なる父はソ・ボウ・フと読んで、楚、貌、風。
☆敬(人をうやまい心を引き締める・礼を尽くして言動を慎む)の態(様子)の習いには、仰(見上げる)楚(美しさ)があり、貌(姿)にも風(趣き)がある。


『飯島晴子』(私的解釈)細長き。

2020-11-29 06:28:09 | 飯島晴子

   細長き泉に着きぬ父と子と

 大好きなお父さんと一緒に行ったことの喜悦。蛇行した川の一部を細長い泉と感じたのでは・・・幼い日の追想。

 細長きはサイ。チョウと読んで、再、調。
 泉に着きぬはセン・ジャクと読んで、詮、惹。
 父と子とはフ・シと読んで、風、詞。
☆再び調べ、詮(明らかにする)と、惹きつける風(傾向)の詞(言葉)がある。

 細長きはサイ・チョウと読んで、災、兆。
 泉に着きぬはセン・ジャクと読んで、潜、若。
 父と子とはフ・シと読んで、腐、姿。
☆災(自然が引き起こす不幸な出来事)の兆(前触れ)が潜むが若き、腐(心を痛める)姿(景)がある。