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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

片付かない。

2015-02-13 06:00:11 | 日常
 一生懸命片付けようとしている。(あれもこれも要らない)と思いながら、もしかして(あれもこれも必要になるかもしれない)と思い直す。
 優柔不断・・・(死んだら、まとめて捨てて頂戴)とばかり断念してしまう。

 死ぬその日まで《もしかして》は続行する。可能性がゼロになるということは、精神的な死を意味する。
 そうだろうか。無になることで見えてくる新しい発見があるかもしれないという期待、もしくは妄想が過ぎる。

 明らかに不要になった物が目の前に有る、けれど、その物を除去する勇気が著しく低下していて、決断がつかない。埃を払い、丁寧に並べなおす。あんなに捨てたのに、再び溜まってしまった二度と省みることがない物たちは、わたしを脅迫するかのように棘ある眼差しを向ける。わたしと物との対峙・・・かくてわたしが折れる。そしていつまで経っても片付かない。

 山頭火のように(茶碗と箸があればいい)という生き方が何故出来ない。物に執着している、しがみついている。

 傍から見たら、我家など、サッパリと貧しげな家の様相に違いない。それにも拘らず中では悪戦苦闘し、ため息をついている。

 昨日は押入れの収納を少し片付けた。《これは今後絶対に要らない書類である》という確認をしてゴミ袋へ、なんでこんな所にと思う物は、あるべき場所へ。この生地は・・・要るかも知れないし要らないかもしれない。買い置きしているシーツ類、靴下や下着の類・・・あることを忘れて新しい物を購入し着用していることが多い。眩暈を感じながら捨てきれず・・・。

 こんな風に何年も使わず、古びていく物たちよ・・・。
 いったい幾つになったら、ちゃんと整理が出来るの?(身体の自由が利く今のうちに何とか・・・やらねばならぬ!)

『冬のスケッチ』24。

2015-02-13 05:49:43 | 宮沢賢治
       *
  ここの並木の松の木は
  あんまり混み過ぎますよ
  あんまり枝がこみあって
  せっかくの尾根の雪も
  また、そら、あの山肌の銅粉も
  なにもかもさっぱり見えないぢゃありませ
  んか。すこし間伐したらどうです。
       *
  雪がふかいのならば


☆併(あわせていること)を黙っている。
 章(文章)に黙って混ぜている。化(形、性質を変えて別のものになる)の詞(ことば)に於いて、痕(後に残った印)を屑(細かく)散(ばらばらにする)記(書き記す)である。
 導く個(一つ一つ)が現れたら、換(入れ替える)末の説(はなし)である。

『城』1878。

2015-02-13 05:31:00 | カフカ覚書
彼は、ブルーンスヴィック家の客人にしてもらえるし、ブルーンスヴィックがもっている権力も、村長に対抗する必要上自由につかわせてくれるだろう。それによってはかりしれないほど得をするだろうし、おそらく彼の妻のそばへしばしば近づくこともできるだろう・・・。



☆彼はブルーンスヴィック(種族を包むもの)の他国人になるだろうし、ブルーンスヴィック(種族を包むもの)の持っている権力も信奉者の長にとっては現象に過ぎない。