無人島ではない事はその山よりも高い空で雲雀が啼いているのが微かに聞こえるのでわかる。
☆謀(図りごと)の腎(要)を問う。
二つの算(見当をつける)講(話)は、句(言葉)の運(巡り合わせ)で着(始める)。
訂(正すこと)を備(あらかじめ用意してある)文である。
寂として淋びしい磯の退潮の痕が日に輝って、小さな波が水際を弄んでいるらしく長い線が白刃のように光っては消えている。
☆責(咎めるべき罪)や倫(人の行うべき道)を記す他意がある。
弔(死者を悼む)の魂(心/精神)を化(教え導く)記である。
償(つぐなうこと)を破(やりぬき)推しはかる。
済(救うこと)に労(力を尽くして働き)懲(過ちを繰り返さないようにこらしめる)。
千(たくさん)の魄(たましい)を尋(たずねる)考えの章(文章)である。
山の根がたの彼処此処に背の低い松が小杜を作ってばかりで、見たところ畑もなく家らしいものも見えない。
☆懺(罪の赦しを乞う)魂の悲しみを書く。
詞(言葉)の諸(もろもろ)を積(つみ重ねた)態(ありさま)の章(文章)を消す図りごとは査(正しいかどうかを明らかにする)と、現れる。
将(あるいは)化(教え導くこと)が現れる。
そのうち船が或る小さな島を右舷に見てその磯から十町とは離れていない処を通るので僕は欄に寄り何心なくその島を眺めていた。
☆千(たくさん)の惑(まどう)章(文章)を問うと、幽(死者の世界)が現れる。
兼ねた記を自由に調べると、裏(物事の内側)が書いてある。
二つの目(ねらい)から、覧(見渡す)記に化(教え導く)真(本当)の問いを聴く。
菜の花と麦の青葉とで錦を敷たような島々がまるで霞の奥に浮いているように見える。
☆納(とりこむ)化(形、性質を変えて別のものになる)で、幕(場面)の抄(注釈をつけること)が要である。
襟(心の中)の私記は套(おおっている)。
化(形、性質を変えて別のものになる)で、往(その後)二つが現れる。
船の船首が心地よい音をさせて水を切て進行するにつれて、霞たなびく島々を迎えては送り、右舷左舷の景色を眺めていた。
☆遷(移りかわる)千(たくさん)の衆(人々)を審(正しいかどうかを明らかにする)。
二つの念(思い)を推しはかる説(話)は新しい講(話)である。
化(教え導くこと)の祷(祈り)が透(すけて見える)芸(技)がある。
想(思いめぐらす)幽(死者の世界)の幻を査(調べると)現れる。
刑(罪をただし罰する)の識(物事の道理を見分ける)で、懲(過ちを繰り返さないようにこらしめる)。
勿論若いものの癖でそれも不思議はないが、其処で僕は、春の日の閑かな光が油のような海面に融けほとんど漣も立たぬ中を
☆仏を論(筋道を立てて説く)。
二役を闢(ひらき)普く詞(言葉)を疑う。
目(ねらい)は瞬(素早く)化(教え導くこと)に換(入れ替わる)講(話)である。
論(教え導き)解(わからせる)。
綿(細く長く続く)幽(死者の世界)の他意である。
聯(並べてつなげる)律(決まり)を注(書き記す)。
絶えず甲板の上に出て将来の夢を描てはこの世に於ける人のみの上のことなどを思いつづけていたことだけは記憶している。
☆舌(言葉)の講(話)は反(元に戻る)。
照(あまねく光が当たる=平等)を推しはかることが衝(重要な)記である。
謀(計画)は平(平等)の精(心)で和(調合する)図りごとである。
新しい章(文章)の試みは、奇(珍しい)憶(思い/考え)である。
「ただその時は健康が思わしくないから余り浮き浮きしないで物思いに沈んでいたに違いない。
時はジと読んで、二(弐)。
健康はケン・コウと読んで、兼、講。
思わしくはシと読んで、詞。
余りはヨと読んで、予。
浮き浮きはフ・フと読んで、普、二。
物思いはブツ・シと読んで、打つ、詞。
沈んではチンと読んで、陳。
違いないはイと読んで、委。
☆弐(二つ)を兼ねている講(話)である。
詞(言葉)は予(あらかじめ)普く二つを打つ(語る/述べる)。
詞(言葉)を陳(並べ)委(成り行きに任せる)。
多分僕に茶を注いでくれた客もあったろうし、甲板の上で色々と話しかけた人もあったろうが、何にも記憶に止まっていない。
☆他の文は目(ねらい)を査(明らかにし)、注(書き記す)規約の講(話)である。
判(可否を定めること)が、常に続く私記を和(調合する)。
腎(かなめ)は、化(教え導くこと)が基(土台)である。
臆(胸の内)を試みている。