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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『忘れえぬ人々』113.

2020-03-24 06:42:15 | 国木田独歩

「一村離れて林や畑の間を暫く行くと日はとっぷり暮れて二人の影が明白と地上に印するようになった。


☆逸(隠れた)存(考え)は理(物事の筋道)である倫(人の行うべき道)である。
 将(あるいは)、言(言葉)の竄(文字文章を変える)講(話)である。
 化(教え導く)簿(ノート)は、弐(二つ)を尋(聞き出し)営(こしらえ)、冥(死者の世界)に迫る。
 弐(二つ)の章(文章)が隠れている。

 


『忘れえぬ人々』112.

2020-03-23 06:55:00 | 国木田独歩

二人は疲れた足を曳きずって、日暮れて路遠きを感じながらも、懐かしいような心持で宮地を今宵の当に歩るいた。


☆字を尋(聞き出すと)秘(人に見せないように隠したこと)がある。
 化(形、性質を変えて別のものになる)を募(招き集めると)露(現れる)。
 掩(おおったもの)を換(入れ替えると)解(わかる)。
 審(正しいかどうかを明らかにし)、弐(二つ)を究(つきつめる)。
 字に混ぜた章(文章)を問う簿(ノート)である。


『忘れえぬ人々』111.

2020-03-19 06:30:17 | 国木田独歩

これは何処の田舎も同じことであるが、ぼくは荒涼たる阿蘇の草原から駈け下りて突然、この人寰に投じた時ほど、これらの光景に博たれたことはない。


☆化(教え導くこと)の諸(もろもろ)を伝える。
 赦(罪や過ちを許す)道(物事の道筋)が目(ねらい)の講(話)である。
 慮(あれこれ思いめぐらすと)吾(わたくし)の素(物のもとになるもの)が双(二つ)現れ、句(言葉)の化(教え導くこと)に突(つきあたる)。
 全て実(内容)は換(入れ替わる)。
 統(収めた)弐(二つ)の講(話)を継(つなぐ)と吐く。


『忘れえぬ人々』110.

2020-03-18 06:27:11 | 国木田独歩

村の夕暮れのにぎわいは格別で、壮年男女は一日の仕事のしまいに忙しく子供は薄暗い垣根の蔭や竈の火の見える軒先に集まって笑ったり歌ったり泣いたりしている。


☆存(安否を尋ねる)幽(死者の世界)の簿(ノート)を書く。
 瞥(ちらっと見ると)、双(二つ)の念(思い/考え)の談(話)を叙(のべている)。
 逸(隠れた)実(内容)の詞(言葉)の字を謀(はかる)。
 詞(言葉)の教(神仏の教え)を募(招き集める)案(考え)が掩(隠れている)。
 魂に隠れている総ての過(罪科)が現れる。
 験(調べて)千(たくさん)修(正す)章(文章)であり、化(教え導くこと)で究める。


『忘れえぬ人々』109.

2020-03-17 06:49:51 | 国木田独歩

「村に出た時はもう日が暮れて夕闇ほのぐらい頃であった。

 村はソンと読んで、存。
 出たはスイと読んで、推。
 時はジと読んで、弐。
 日はジツと読んで、実。
 暮れてはボと読んで、募。
 夕闇はユウ・アンと読んで、幽霊、案。
 頃はケイと読んで、継。


☆存(考え)を推しはかる。
 弐(二つ)の実(内容)を募(招き集め)幽(死者の世界)の案(考え)を継(つなぐ)。


『忘れえぬ人々』108.

2020-03-16 06:38:15 | 国木田独歩

麓は直きそこに見えていても容易には村へ出ないので、日は暮れかかるし僕らは大急ぎに急いで終いには走って下りた。


☆録(文字に書き記した)自記が現れる。
 要は委(なりゆきにまかせ)、存(考え)を推しはかる。
 化(教え導く)簿(ノート)の目(ねらい)には他意がある。
 求め、究(つきつめ)、修(整えると)、総て解(わかる)。


『忘れえぬ人々』107.

2020-03-13 06:27:48 | 国木田独歩

あたりを見ると彼処此処の山尾の小路をのどかな鈴の音夕陽を帯びて人馬幾個となく麓をさして帰りゆくのが数えられる、馬はどれも皆な枯草を着けている。


☆現れる秘(人に見せないように隠す)の諸(もろもろ)を詞(言葉)の諸(もろもろ)で算(見当をつける)。
 備(あらかじめ用意した)照(あまねく光が当たる=平等)が露(現れる)。
 倫(人の行うべき道)が隠れている。
 幽霊(死者の世界)は杳(くらい)。
 他意の腎(大切なところ)の目(ねらい)は鬼(死者/亡霊)である。
 己(わたくし)の録(書き記したもの)は鬼(死者/亡霊)を教(教え導くこと)が目(ねらい)である。
 解(問題をとく)個(一つ一つ)は双(二つ)を惹きつける。

 


『忘れえぬ人々』106.

2020-03-12 06:37:25 | 国木田独歩

下りは登りよりかずっと勾配が緩るやかで、山の尾や谷間の枯草の間を蛇のように蜿蜓っている路を辿って急ぐと、村に近づくに連れて枯草を着けた馬を幾個か逐こした。

☆解(問題をとくこと)を套(被った)講(話)である。
 肺(心の中)の肝(重要な部分)に算(見当をつける)。
 備(あらかじめ用意しておく)と告げる。
 兼ねた個(一つ一つ)は総て換(入れ替わる)。
 邪(正しくないこと)を掩(隠す)態(ありさま)は露(現れる)と伝える。
 求めるか存(考え)を混ぜて聯(つなげている)。
 故に双(二つ)を惹きつける。
 場を記し個(一つ一つ)を築いていく。


『忘れえぬ人々』105.

2020-03-11 06:36:08 | 国木田独歩

「いっそのこと山上の小屋に一泊して噴火の夜の光景を見ようかという説も二人の間に出たが、先が急がれるので愈々山を下りることに決めて宮地を指して下りた。


☆散(バラバラにする)章(文章)は衝(重要)也。
 逸(隠して)吐く(言っている)。
 粉(まぎれているのは)化(教え導くこと)也。
 考えを継(つなぎ)、兼ねて設(こしらえる)。
 字で訊(問いただし)推しはかる。
 詮(明らかにし)究(つきつめると)、弐(二つ)の詞(言葉)が解(わかる/さとる)。


『忘れえぬ人々』104.

2020-03-10 06:37:30 | 国木田独歩

僕等がその夜、疲れた足を踏みのばして罪のない夢を結ぶを楽しんでいる宮地という宿駅もこの窪地にあるのである。

 僕等はボク・トウと読んで、目、問う。
 その夜はヤと読んで、也。
 疲れたはヒと読んで、秘。
 足はソクと読んで、即。
 踏みのばしてはトウと読んで、套。
 罪はザイと読んで、剤。
 夢はムと読んで、謀。
 結ぶはケツと読んで、決。
 楽しんではラクと読んで、絡。
 宮地はキュウ・ジと読んで、究、弐。
 宿駅はしゅく・エキと読んで、粛、易。
 窪地はア・チと読んで、吾、置。

☆目(ねらい)を問う也。
 秘(人に見せないように隠す)、即ち套(おおっている)。
 剤(調合する)謀(図りごと)を決め、絡(筋道)を究(つきつめている)。
 弐(二つ)は粛(謹んで)易(とりかえ)、吾(わたくし)が置いている。