ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

220816 旧芝川散歩

2022年08月16日 | 植物・園芸など
クレマチス、テッセンと同じ仲間

雄しべがにぎやかにたくさんありますが、これが花弁より長いとボタンヅルという別の種になります。葉は1枚ずつついているように見えるけれど、実は3~7枚の小葉からなる奇数羽状複葉だとのことです。葉柄(小葉柄)がクネっと曲がってからまっているので、良くわかりませんでした。このクネっと曲がって絡みつく性質はクレマチスと同じ


キンポウゲ科 センニンソウ属 センニンソウ 仙人草
Clematis terniflora DC. クレマチス テルニフロラ
ternifloraは「3枚葉の」 でも多いのは5枚葉だそうです
常緑でつる性半低木、そういえばクレマチスも株元から木化するな
北海道南部~九州の山野の道端
両岸のツツジの植栽の上を覆って咲いている。花は円錐花序につくので、にぎやかで目立つ
 
 

トウネズミモチの実が撮りたくて分け入ってみたら、そうだ葉も撮っておこうと思い表と裏を比べてみます

裏から見ると葉脈が透けて見えるので「透」。葉の縁も明るい黄緑色
モクセイ科 イボタノキ属 トウネズミモチ
Ligustrum lucidum Aiton リグストラム ルキドゥム
lucidumは「明るい、輝く、透き通った」の意味
おお~っ、葉脈が透き通ってることが種小名になっているのか
 


アブラナ科 イヌガラシ属 イヌガラシ 
Rorippa indica (L.) Hiern ロリッパ インディカ
スカシタゴボウかもとおもったけど、これは角果が1.5cm以上と長くいのもある
のでイヌガラシの様ですい。それに葉の切れ込みも少ない。スカシタゴボウは角果が短く7mmで曲がっている
 
 
今日の散歩は、昆虫に詳しい方とお会いして、もっぱら動物の写真を撮ったものだから、めずらしく植物の写真がすくないです。そちらの様子は別途まとめました。

220816 旧芝川で

2022年08月16日 | 生物

ツバメシジミ含め、ウスバキトンボ・クルマバッタモドキ・オオシカラトンボ・クロバネツリアブ、今日初めて見ました
 
 
5年振り、
その時は冬、野鳥観察して出会い、いろいろ教えてくださった方と、また行き会うようになりました。その節は、たくさん写真もいただいてありがとうございましたとご挨拶したら覚えていてくださっていて、この夏は、昆虫観察を何回かご一緒させていただいています。
昆虫も詳しくて、いろいろ教えていただき、ほんと感謝です。
自分一人では気が付かない、見つけられない、そんな昆虫やクモを、あそこにいますよ、名前は○○と、こちらから撮るといいですよ、朝涼しいうちにくれば昆虫も動かないので撮りやすいですよと
 
ということで、今日は、植物より動物の写真が多いです。
 
 
イチモンジセセリ
圧倒的に多く出会うのがシオカラトンボの雄とこのイチモンジセセリ。視野に5~6匹(頭)見つかることもある。こうしてみると、背中・胴体が毛深いね、もふもふ
 
 

ウスバキトンボ
桜並木の下で、ムギワラトンボともアキアカネとも違う黄色いとんぼがいるなとおもったんだけど、速いしとまらないしでペンディングしてたのは、これのようです。教わって撮ったのはウスバキトンボ。羽が大きいという。写真は不満だけどこうやって見られたのはラッキーでした
 
 

下流で底をさらうためにせき止めているからだと思います。水が流れてなくて、少し匂うし、おそらく酸素も欠乏しているのでしょう。小さい魚がアップアップしているし、横たわってしまっているコイもいました。



ツバメシジミ
ベニシジミ・ヤマトシジミに加えてシジミチョウ3種目。やっと会えた。白みが強くて後翅のオレンジ色の斑紋が特徴。後翅の尾状突起も大きな特徴。こうして葉に触れているので足のようにも見える。
 


ナガコガネグモ
先日も他のより大きい、そして隠れ帯が帯でなくて花のようにひろがっている。今見えているのは腹側。背側を見るとジョロウグモとの違いがはっきりわかるそうだけど、今日はここまで
 


カマキリ 
まだ翅が短い。昆虫は苦手。カマキリの一生がよくわかってない。不完全変態で、さなぎの時期は無い。この状態は羽が小さいのか無いのか、幼虫とよばれている。
 

ナナホシテントウ
こんなに照りがあるんだ。写っている。拡大鮮明化できそう
 

バッタの仲間 
複雑な模様から、クルマバッタモドキではないかと思います
 


アオモンイトトンボ
5月に初めて気が付いた。イトトンボが2種いるようです。これはアオモンイトトンボ。腰が青い。これは雄。雌が明るいオレンジ色~茶色
 

シオカラトンボの交接
 
 

カマキリ チョウセンカマキリと思われます
見分けは難しいそうです。調べてみると、チョウセンカマキリは羽が薄い色で前脚の付け根がオレンジ色。オオカマキリは羽は黒くて前脚の付け根が黄色。虫が苦手で怖いので捕まえて調べるのは無理
 


ニホンミツバチ
スマホの写真編集で拡大ができるのでやってみました。ぱっと見、セイヨウミツバチより黒い。腹部の黒い縞の幅が広いせいだろうか。脚には黄色い花粉の塊がついている。
 

オオシオカラトンボ
教えてもらって初めて見ました。シオカラトンボより黒っぽい。なにより頭部・眼が黒い。いたのかもしれない・見てたのかもしれないけど全然気が付かなかった。


双翅(ハエ)目 ツリアブ科 クロバネツリアブ Ligyra tantalus (Fabricius, 1794)
羽根が黒く、白帯がある。クロバネツリアブとおもわれます。
2~3のサイトを検索してみたのですが、雌が大きく・寄生性と思われ・生態は不明な点が多いということです。分布は、日本(本州、四国、九州、沖縄県)、朝鮮半島、中国、台湾、東南アジア
 
 
ギンヤンマを見ましたと言ったら、産卵してますよと教えていただき、足をのばしました。
オオカナダモの上で、ばさばさとおぼれているような音がして、みたらまさに産卵していました。なんてラッキーなんだろう

ギンヤンマ、前が雄で後ろが雌。雌は青い部分が緑で、腹部の茶色が目立つ
 
 


アオモンイトトンボの雄と雌

アオモンイトトンボ 交接してるペアもいました
 


ヒメアカタテハ
ツマグロヒョウモンとにている。後翅の端の黒がはっきり幅広いのがツマグロヒョウモンの雌♀。こちらは黒い点の連続になっている。
 

アオサギ
熱心に覗き込んでいる。色が薄いので幼鳥だろうか
 
 

カルガモ
先日から見かける、今日も1羽。♂♀を見分けられるようになりたい
背の羽縁の白が目立たずお尻が黒っぽいから雄かな?
 
参考: 庭のチョウ