ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

190607 作楽会 いけばな 草月流 119 カンパニュラ・ケムリノキ・レンギョウ、床上がり

2019年06月07日 | いけばな


お願いします
あら、おしゃべりしながら、あっという間にいけたわね
 あなたも速いけでそれらしくいけるのが上手になったわね
 枝ぶりを生かしていけてあるわね でも
 枝の流れからいうと、左の立った枝が異質だから、取って見たらどうかしら
 (新聞紙で隠して確認)
 中央のケムリノキの塊が重いから、鋏を入れて整理しましょう

ありがとうございました
 大きくいけられるのは、お稽古ならではで、うれしいです

レンギョウの枝が暴れて楽しいので、切らずにおおらかにいけて見たくなりました
テキスト5の床上がりで、大きくいけて見ようと思いました
花展を見てくると、大きくいけたくなります

整理して取った枝は、右の黒い花器の口元に足しました
こうして写真を見ると、先生に直していただいた方がずっといい
ケムリノキが軽くなったので、口元のカンパニュラに目が行くようになった
自分でいけた最初の写真
まだまだ、稚拙ないけ方だとおもいます もっと上手になりたい
自分の力だけでもっと素敵にいけられるようになりたい
そうしたら、もっと、そうしたなりのアドバイスを与え、教えて下さる先生だと思う

花材: カンパニュラ、ケムリノキ、レンギョウ

今日は、基本の方が3名と私だけだったので、ちょっとさみしかった
でも、先週マミフラワーデザイン展を見に行った先生と私がそれぞれ、見てきた期の写真や本を持ってきたので、それを囲んで、久しぶりに皆さんとお茶を飲みながら歓談しました
やっぱり、お稽古だから、こうしてお花の話ができるのは楽しいです

カンパニュラ
枝は折れやすいのでていねいに扱う

名前は、ホタルブクロ属の英語読みから
主に園芸品種をいけばなで使うが、日本にはホタルブクロなどこの属の4種が自生する

水揚げ:水切り
出回り:3~6月
参考:監修:勅使河原宏・大場秀章,1999.現代いけばな花材事典.草月出版:p.166

作楽会 いけばな教室 今日の作品はこちら


190604 似ている ビヨウヤナギ と キンシバイ

2019年06月04日 | 植物・園芸など

フラワーデザイン展の帰り、東京駅まで歩いてみた
京橋のビルの植栽

これは、キンシバイ

自宅のそば、お散歩の途中

こちらはビヨウヤナギ

よく似てる・・・
どちらもオトギリソウ科オトギリソウ属(ヒペリクム)

オトギリソウ属は世界に300種 日本に草本性の野生種が多数自生する
多数の雄しべが5束にまとまってつく

キンシバイ(金糸梅) オトギリソウ科
Hypericum patulum Thunb.
帰化植物・園芸植物 中国原産(山間の岩場)
18世紀中ごろに渡来 
常緑低木
雄しべは花弁の1/2で、ビヨウヤナギより短い
花柱は5本
花冠はカップ状、梅に似ている 横向きに咲く

ビヨウヤナギ(未央柳) オトギリソウ科
Hypericum monogynum L.
栽培植物・園芸植物 中国原産 
名前の由来:長安の未央宮に植えられていた、または、花が美しいので美容柳が転じたなど
別名びじょやなぎ
半常緑低木
多数の雄しべは倒卵形の花弁より長い 
花柱は5本で長くほぼ頂端まで合生している
花は集散花序 上向きに咲く

雌しべ(花柱)の本数や雄しべが5束になっているなど、
本を調べて初めて知った
こんどまた、実物で確かめてみよう

追加①190613 浦和にて

ビヨウヤナギ
真上から見ると雄しべは5束 花弁より長い
花は集散花序

一束とって見た

花柱は長くて先端が5 に割れている
というか、これはほぼ先端まで合わさっているのか

②川口にて

後日、実を観賞するヒペリクム(種名不明)を見かけた
花は小さめ 190612

③同じく

190625 雄しべが印象的 ヒペリカムの品種名'サンバースト’?

④写真を取り損ねたけれど、先日アレンジに使ったのは実が緑色のヒペリカム


参考
①米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)
②安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007.日本花名鑑④.アボック社:2
③監修:勅使河原宏・大場秀章,1999.現代いけばな花材事典.草月出版:p.562


190602 スズメの親子

2019年06月02日 | 生物
フラワーデザイン展をご一緒した帰り道
商店街の歩道で、大きな声でスズメが鳴いている
覗き込んでみたら スズメ

後が小雀で前が親雀

親雀が戻ってきて餌を与えて
また餌を探しに、親は忙しい
子はあまり動かず、甘えて?大きな声で鳴く

ここまで、飛んでこれるようになっても
まだ、自分では餌をとれなくて、親に運んでもらって口移しでもらうんだな

そういえば、ベランダに餌場をつくっていたときも
親子で一緒に飛んできて
子どもが大きな声で鳴き
親から口移しで餌をもらっていたのを思い出した

190602 マミフラワーデザイン展2019

2019年06月02日 | いけばな
松屋銀座へマミフラワーデザイン展を見に行ってきました
作品はすべて撮影可能で、配信可ということだったので、記録として残します


20回記念 日本の美 ことば・いろ・かたち
前期・中期・後期 300名の作品が展示されていたそうです


マミ川崎総長作 三笠の山


友情出展 川崎景太作 二次元の立体


友人の先生作 われてもすえにあわんとぞおもう

川崎圭介校長のギャラリートーク、会場の外での東京校講師によるデモンストレーション(花くばり3作品と花束)も見てきました


お昼はお蕎麦屋さんでみぞれ蕎麦ランチ

前菜、蕎麦茶

ミョウガのきいた大根おろしとお野菜の汁で

ご馳走さまでした
美味しゅうございました

お付き合いいただいて、すっかり疲れさせてしまったので、申し訳なく思いました