旧芝川の木道を歩くと、イグサの仲間のような太いのと細いのがある
フトイ
Schoenoplectus tabernaemontani (C.C.Gmel.) Palla
チョエノプレクツス タベルナエモンタニ
カヤツリグサ科 フトイ属
「イ」ってついてるけどカヤツリグサの仲間なのか・・・茎が丸くて水につかって生えているからイグサ科と思った
YListをみるとシノニムが15以上ある、学名が混乱しているのかな
ホソイとの違いは花序に長短があること
茎の途中に花が付いているように見えるが、そうではなくて、花序より先に葉が伸びている
茎を縦に割るとはしご状になっている
コゴメイ
Juncus polyanthemus Buchenau
ユンクス ポリアンテムス
イグサ科 イグサ属
参考: 荒川植物図鑑
ヒルガオ?のように花柄に翼が無いが コヒルガオ?のように葉の基部が横に張り出している、コヒルガオはこの部分が2裂することが多い
・・・雑種のアイノコヒルガオ??・・・宿題
マメアサガオ
Ipomoea lacunosa L.
イポメア ラクノサ
ヒルガオ科 サツマイモ属
北アメリカ原産。1955年に東京近郊で帰化が報告された。
一か所に複数の花が付いている
参考: 松江の花図鑑
蔓が別なのか一緒なのか、マメアサガオには白~淡紫色の花が咲く
よく似ているけど左のはホシアサガオではないかと思う、花の底が濃い色だから
これは、どちらでしょう・・・蔓がからまっていて、追えなかった
花柄にいぼ状の突起が密生しているのがマメアサガオ、まばらなのがホシアサガオとのことなのd、それを見るのがよさそうだ
ムラサキエノコロと思われます
ヒガンバナが咲き始めました
ヒガンバナ
Lycoris radiata (L'Hér.) Herb.
リコリス ラディアタ
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
オオオナモミだとおもうオナモミは数が減っているというし
花序に雄花と雌花が集まっています、もしかして雄花もこれいくつかがあつまったもの?
いつも参考にさせていただいている松江の花図鑑を参照します
雄頭花は葉腋からでた短い花序についている。花糸は合着して筒をつくり、葯は離生している。
この写真で、丸いのが雄頭花で、飛び出しているのが花糸が合着した筒状の構造と思われます
雌頭花は雄花序の基部に集まってついている。総苞片が合着して壺形になっているのが緑のとげとげの壺上の部分で、中から2つ少し長さの違う花冠がなく雌しべだけになった雌花が2個入っていて飛び出ている。
この写真で、花序の下の葉の付け根に2つとげとげしているのが雌頭花だろう
頭花、または頭状花は花の集まり、キク科の花の構造、ヒマワリみたいな
総苞が成熟して肥厚してかたくなったのがひっつき虫
オオオナモミ
Xanthium occidentale Bertol.
キサンティウム オッキデンタル 読み方?
キク科 オナモミ属
ノブドウの花序
細部までうまく撮れていないのですが、蕾、かろうじて花弁5枚雄しべ5本がわかる咲いている花、花弁と雄しべが落ちて雌しべが残っている状態など、一つの花序にいろいろな段階の花が付いていました。
葉と小さな花がたくさんついた集散花序が対生している様子が面白い
葉と小さな花がたくさんついた集散花序が対生している様子が面白い
ノブドウ
Ampelopsis glandulosa (Wall.) Momiy. var. heterophylla (Thunb.) Momiy.
アンペロシス グランドゥロサ ヘテロフィラ
ブドウ科 ノブドウ属
センニンソウ
小葉が3~7で、小葉に切れ込みはない。たくさんある雄しべは白い萼片より短い
似ている植物にボタンヅルというのがあるという。こちらは小葉が3枚で切れ込みがある
参考; 松江の花図鑑
アレチウリの雄花
アリが動かない
テントウムシと、黒い虫も動かない
蔓は無理やり引っ張ったので変に巻いていますが、下の方のイネ科の葉に先端がしっかり巻き付いてばね状のくるくるは伸びていました
外来生物法で特定外来生物
アレチウリ
Sicyos angulatus L.
シサイオス アングラツス
ウリ科 アレチウリ属
写真を撮って、調べてみて、また見に行って、どれも複雑でよくできていていることがわかって面白くて、
でも来年までに忘れてしまいそうで、
それでまた見に行って写真撮って調べてみて・・・そういうのが楽しい