夕焼け金魚 

不思議な話
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金魚川柳 

2015-07-17 | 川柳


金魚川柳というのを見つけまして、これは参加しなければと思ったのですが、なんと締め切り後。
来年もありますから少し詠んでみようかなと思います。

過去の入賞作品「浴衣着て 金魚すくいで 彼を釣り」と言うのがありました。
縁日ですね、彼とのデート、いいですね。
私なら「金魚すくい たくさんとったら こいにして」というのはどうでしょうかね。
たんなる言葉遊びでしょうかね。
実はデートに縁日に来て、何度も金魚すくいをしたのに「こい」にならなかったという気持ちなのですが、無理詠みでしょうか。

そこで淡い気持ちの初デートを縁日でしているとして一句「出目金も 笑って潜る 縁日の夜」はどうでしょう。
けっこう青春していると思うのですが。
出目金が良いでしょ、出歯亀じゃないですから。

(追加です。)
縁日デートで金魚すくいをして、すくった金魚をビニール袋に入れて帰ります。
着慣れない浴衣と初めての下駄で、ビニール袋の金魚がちょっと重いのです。
「金魚って重いね」と呟いてみます。
「僕が持とうか」
「ううん、手を繋いでくれたら」と俯いて言ってみます。
顔が熱くて、動悸の音が彼に聞かれそうなくらい大きく鳴ってます。
「いいよ」と言って彼が手を繋いでくれました。
ヨッシャ、掴まえた。

そこで一句「掴まえた 袋の中の金魚と彼」うーーん、これでは手を繋いだ瞬間の緊張感がない。
そこで一句「掴まえた ぶら下げた金魚 繋ぐ手で」これで繋いだ瞬間の緊張感を感じていただけますかね。(此処まで追加)


次ぎに考えたのがひと部屋って水槽に似ていませんか。
一部屋にポツンと居る自分は、金魚鉢の中に一匹だけいる金魚と境遇が似ていると思いませんか。
そこで一句「蝉時雨 部屋の金魚と にらめっこ」寂しさが出ていませんか。
ではお後がよろしいようで。

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