お中元川柳というのを見つけました。
お中元というのには少々遅いのですが。
「社用から 身内にシフト 定年後」というのがあります。
そこで一句「お中元 小さくなった あの方も」
届くお中元が小さくなったことと、あの方の態度も小さくなったということです。
「職を辞め 中元消えて 妻も消え」さびしいですね。
そこで一句「会社止め 中元で知る 人の情」所詮中元は方書きに贈る物です。
「中元は 方書なくても あの方に」方書きが無くなっても人との繋がりを確かめると言う面もあります。
「良い品だ あいつも結構 良い奴だ」お中元の品で評価が変わると言うこともあるようです。
逆に品物が悪いと人柄も悪く思われる物で。
そこで一句「お中元 裏読みされて 評価下げ」
一時期「ごま擦り器」がユーモアがあると人気になったのですが、ごま擦り器ばかり何台も貰ってもしょうがないですよね。
「お中元 お隣ばかりに なぜ届く」と言うのことがあります。
そこで一句「自分宛 中元送って 留守がちに」留守がちの家は何度も宅急便に来て貰うためと言う話しもあります。
運送業者の方ごめんなさい。
そう言えば、昔はお隣さんに預かって貰うと言うことがよくありました。
そこで一句「ごめんなさい どういたしまして 火花散る」
何気ない言葉にも火花が散るときがあるようです。
「上司から 届く中元 ランク有り」がありますが上司から中元なんて貰ったこと無いですね。
そこで一句「元気かと 上司が顔見せ お中元」なぜかお中元シーズンになると上司が顔を見せるのですね。
これやられると送らないわけにはいかなくなって。
もちろん上司の羽振りとか親しみなどを考えて送ることになります。
そこで一句「あの方は ランク下げても お中元」
部下も上司の勤務評定というか考えていますから。
そこで一句「心地よい 上司の評価 ランク付け」この時期だけは上司をランク付けして送りましたね。
なぜか私の評価の高い方が左遷されたりと、当たったことはないのですが。
もしかしたら私のランク付けで、逆評価していたりしてと裏読みしたくなるほど、嫌いな方ばかり昇進しました。
お中元リストを見て、こんな事もしていたのだなぁと言う日々です。
そこで一句「お中元 リスト眺めて 夢の跡」
「お中元 あの方今は 何してる」送った方も送られた方も消息しらないですねぇ。
てな処でお後がよろしいようです。