夕焼け金魚 

不思議な話
小説もどきや日々の出来事
ネタ控えです

金魚の日記11

2015-12-31 | 日記
恒例といいましょうか、今年も年末のこの時季に風邪を引いてしまいました。 咳き込んで熱が出て大変です。 28日にバイト先の不動産屋さんに行ったときも河内さんには会えず、本日まで何の連絡もありません。 クリスマスプレゼントに書いた金魚のプロポーズ、見ていただけたかと思うのですが。 どうなんでしょうね。 意中の人からの告白でしたら、すぐにでも返事してくれると思うのですが、 思わぬ人からの告白だとすこし考 . . . 本文を読む
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石川の食彩川柳

2015-12-29 | 創作
加賀の食彩川柳です。 四季色々の食材を詠み込めばいいのです。 と言うところで一句「いい湯だな 蟹海老蛸の おでん風呂」          「良い湯だな 海老蟹出汁で 俺は灰汁」     お湯に浸かって一杯やりながらのおでんはまた格別です。          「牡蠣祭り アツアツぷっくり これがよい」         能登牡蠣は広島産よりぷっくりしていて食べこだえあります。           . . . 本文を読む
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脳卒中川柳

2015-12-28 | 創作
脳卒中川柳です。 過去の入選作は前兆現象を詠んだ物が多いです。 例えば「すぐ受診 動悸は危険の 触れ太鼓」とか「様子見は とにもかくにも 命取り」 等があります。 そこで一句「手はしびれ 呂律回らぬ 脳卒中」というのはいかがでしょうか。      「半身が 麻痺としびれは 脳卒中」      この場合も脳卒中と言う言葉が最初か最後に使う事になります。 脳梗塞の場合は (1)顔の歪み脳梗塞を . . . 本文を読む
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火の用心川柳

2015-12-26 | 創作
火の用心川柳です。 昔から標語になっていて難しいですね。     「火の用心 マッチ一本 火事のもと」なんて有名です。 そこで一句「消えたはず 消えるだろうは 火事のもと」てな処から始めますか。            「ちょっとでも 目は離さない 火と旦那」      「旦那と火 不始末起こすは 妻の恥」       目を離してはダメです。      「二度見して イケメン火の元 見逃さず」 . . . 本文を読む
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金魚の日記10

2015-12-25 | 日記
メーリークリスマス。 23日に河内さんの家で二人だけのクリスマスイブパティーしてきました。 もちろんプロポーズの言葉のはいった水紋型の一輪差しを持ってです。 緊張しましたね。久しぶりの緊張です。 家の中にはいると少し小さめのクリスマスツリーが飾ってありました。 でも外は明るい午後ですから、電飾を点けてもなにか場違いな感じがしました。 彼女も普段よりも少しお洒落な服を着ていたような気がします。 少 . . . 本文を読む
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ぶなしめじ川柳

2015-12-24 | 創作
ブナシメジ川柳です。 ぶなしめじのように商品名が入った川柳だと最初か最後にもってくるしかないですよ。 そこで一句「ぶなしめじ 押しくらまんじゅう アツアツに」という処から始めます。      「キノコ鍋 やっぱり肉厚 ぶなしめじ」       「母の味 野菜たっぷり ぶなしめじ」      こんな感じになります。  ちなみに【ぶなしめじ】は洗わずに、流水でゴミを取る程度で良いそうです。 . . . 本文を読む
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クリスマスパーティーの悪戯

2015-12-23 | 創作
大学時代のことです。 クリスマスパーティーをやろうと言うことになって仲間と企画したのです。 仲間の独りが、女友達に悪戯を仕掛けようと話したのです。 女友達に綺麗でお嬢様の女がひとりいたのです。 自分の綺麗なことを鼻にかけているというか、他の女の子達を見下すような事ばかりして、ちょっと嫌われ者。 その子が来たらその子の横にコップを一つ余計に置いて、さも霊が憑いているような振りをみんなでしようという事 . . . 本文を読む
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金魚の日記9

2015-12-22 | 日記
23日に河内さんとクリスマスパティーというか、デートをしようと誘いに行ったのです。 本当は夕方頃からと思っていたのですけど、夜は息子さん達が来るというので昼間にすることにしました。 もちろん、クリスマスプレゼントはあの水紋のようなプレートの一輪挿しです。 あの水面のようなガラス面に「結婚していただけますか」と金魚を浮かべるつもりでしたが見たらすぐに分かるより後で分かった方が良いのじゃないかと畜光型 . . . 本文を読む
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ゴルフ川柳

2015-12-21 | 創作
ゴルフ川柳です。 ゴルフって変なスポーツです。言うなれば失敗のスポーツ。 回りはナイスショットというのですが、打った本人は失敗したと思っているのです。 酷いのになるとホールインワンしても、「ダフり気味でしたが、飛んだところが良かった」みたいなことを言います。 野球で言えば満塁ホームランくらいの価値があるのに、卑下というか上手く打てたとは言いません。 野球なら「気持ちで打ちました」と言うところなので . . . 本文を読む
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妖怪川柳

2015-12-20 | 創作
妖怪川柳です。 お決まりの一句「妻呼ぶと なにかようかい のっぺらぼう」と言うところ。 思えば水木さんも亡くなったのですよね。        「鬼太郎も 目玉オヤジも 焼香に」        「カラコロと 下駄の音悲し 独り逝く」と言うところでしょうか。 水木さんは戦地で左腕を無くしたとき、これで生きて帰れると密かに喜んだそうです。 戦地の過酷さというか、死の恐怖に対する素直な感想です。    . . . 本文を読む
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