石川県を中心にしたご当地アイドル「親指プリンセス」を紹介します。
2012年8月13日結成、同年12月2日デビュー。
豪雪地方である北陸地方ならではの地域貢献を表す言葉として、「除雪アイドル」を名乗っています。
また、長くアイドル不毛の地であった石川県で活動するに当たり、降り積もる雪を困難に見立てて、どんな困難をも除雪車のように掻き分けて進んでゆく、という意味も込められています。
県 . . . 本文を読む
友達から聞いた話です。
友達は沢釣りが趣味で、山に登るときは必ず釣り竿を持っていく程に釣りが好きな人です。
釣り竿は振り出しの物で、小さくたためますがやはり面倒な物です。
それでも持っていくという事はそれだけ好きなのだと思います。
釣り人も山好きな人と同様に人嫌いでありながら人好きな人が多いのです。
釣り場を知られると言って誰も連れに誘わないのに、なぜか釣果については人に語りたがるのです。
釣果が . . . 本文を読む
友達から聞いた話です。
友達が部屋で寝ているとカリカリと壁を引っ掻くような音がしたそうです。
友達のアパートの壁はトタン張りで猫などが時々引っ掻いてそんな音を立てていたので、音自体は聞いた事のある音だったそうです。
でもカリカリという音が、少しずつ近づいてくるのだというのです。
まさかトタン張りの壁を上ってくる物がいるとも思えなかったのですが、やはり徐々に近づいてきたというのです。
恐る恐る窓を . . . 本文を読む
ある夫婦の話なのですが、奥さんが熱帯魚が大好きだったそうです。
夫婦の部屋には、大きな水槽が壁際にドンと置かれていて、色とりどりの熱帯魚が泳いでいたと言います。
旦那はあまり好きではなかったようですが、妻が好きだというので許していたそうです。
旦那が「君は魚の生まれ変わりじゃないのか」と冗談に言ってみたら「ええ、私の前世はきっと魚だったと思うの。もしもよ、もしも私が亡くなったら水葬にしてくれる」 . . . 本文を読む
友達の話です。
友達が長年付き合っていた彼女と凄い喧嘩をしたそうです。
ちょっとした言葉の行き違いだったのが、いつの間にかお互いのプライドをかけた喧嘩にまで発展してしまったそうです。
友達はもうダメだな、別れようと決心して彼女の部屋に行ったそうです。
彼女の部屋をノックするとドアは開いたのですが、彼女がいなくて小さな女の子が一人でいたのだそうです。
保育園に行っている子だろうか、彼女が保母をしてい . . . 本文を読む
ご近所に素敵なお店がありました。
昭和時代の民家や商店を模したミニハウスを売っているお店でした。
民家や商店を模した箱庭ハウスです。なにより凄いのが民家や商店の回りに配置された人や猫が本当に本物そっくりなのです。
いまにも動き出すのではと思う程の精巧な造りなのです。
人物も配置されているのですが、人物も生きているかのような精巧さなのです。
民家や商店はいくつもあったのですが、いずれも非売品でした。 . . . 本文を読む
友達から聞いた話です。
友達が小学生ぐらいの頃に、良く近所のお寺さんに遊びに行っていたそうです。
大きな庭があって、池には鯉がいたと言います。
友達一人がそのお寺に遊びに行っていたのは、お寺に尼さんがいてその方と仲良くしていたからと言います。
お菓子や本を読んでくれたそうですが、なにより友達には髪の毛のない女の人が珍しくて頭ばかり見ていたそうです。
尼さんはいつも白い着物を着ていて、首になぜか白い . . . 本文を読む
学生時代に登山同好会に入っていたので、山で行方不明者などが出ると狩り出される事がありました。
1週間前から山に入って帰ってこない人がいると言われて、捜索隊に加わった事があります。家の人から聞いた登山計画に沿って脇道とか崖地などを重点的に捜してみるのです。事故があったところだとリュックとか衣服とかが落ちているのが普通なのですが、何も落ちていない事もあるので最近の枝の折れとかそんな事に気をつけて歩くの . . . 本文を読む
大学に通っている頃、いつも通る広場で赤い服の女という噂がありました。
いつも目の吊り上がった赤い服の女が広場に立っていて、目が会ったりしたら突然その人に体当たりする感じで走ってくると言うのです。ぶつかりそうになったとき、手や肩を掴まれて男の人が助けてくれて「危ないから、この広場は通るな。取り殺されるぞ」とか言うそうです。そのままお礼を言って別れれば何事もないのですが、取り殺されるぞとか言われるとど . . . 本文を読む
先日、訪ねてきた友達から聞いた話です。
友達は霊感とか全くなくそんなの見た事もないのですが、一度だけ不思議な体験というか、不思議なものを見たというのです。
彼女の家にプロポーズを言いに行ったときの事だそうです。
彼女の家に近づいたとき、突然に雨に降られたそうです。
アスファルトの道が白くなっているところに、黒い雨粒が丸い円をいくつもパッと書きだしたときに彼女の家の前の一部だけ、丸く白くなったままの . . . 本文を読む