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夕焼け金魚 

不思議な話
小説もどきや日々の出来事
ネタ控えです
最近は俳句ばかりに

楓蔦黄もみじつたきばむで一句

2024-11-04 | 日記
 72候では11月2日から6日までは「もみじつたきばむ」候 なのだそうです。 知りませんでした。 そういえば、近所の紅葉が一気に黄葉してきました。 季節外れという言葉を何度聞くことでしょう。 11月に真夏日ですよ。 11月に台風ですよ。 師湘子に聴きたいですよね。 こんな時期はずれに句を詠むのはどうすれば良いのかと。 そこで一句。 青空に暑いといえど影は秋   夕金魚 . . . 本文を読む

文化の日で一句

2024-11-03 | 日記
師の教えをもう一度読み直しています。才能があるかないかは、一日一句を3年続けてから、考えろというものですけど、3年は長くありませんか。なんとか、1年続けてからです。あまりに兼題にこだわって作るのも正直お疲れです。おじさん、疲れちゃって。自分のために詠む。日記代わりに一句でいいではないか。あまりに評価されない、負け惜しみかな。それで一句、文化の日。 朝霧に師の教え請う文化の日       夕金魚&n . . . 本文を読む

一句一遊兼題「寝酒」

2024-11-01 | 日記
 季語「寝酒」 寒い夜、身体を温めるため就寝前に飲む少量の酒。 ほのぼのとした酔いが寝つきをよくしてくれる。  少量のお酒ですよ。酔っ払うほどの量じゃないって、無理かも。 例句として    ふたたびの寝酒にかへす白枕       山口草堂     いやなことばかりの日なる寝酒かな    草間時彦  そこで一句    黙々と手酌一杯寝酒かな      寝酒飲みついつい深 . . . 本文を読む

一句一遊兼題「霜夜」

2024-10-31 | 日記
季語「霜夜」は霜の降りる寒い夜のこと。良く晴れて風の無い夜は霜が降りやすい。身を切るような夜更け庭や道にうっすらと霜が降りて白くひかる。  例句として     霜夜読む洋書大きな花文字より  田川飛旅子     不忍の鴨寝静まる霜夜かな     正岡子規  霜夜、冷たい夜ということですよね。  そこで一句   かたちなき物のうえにも降る霜夜    「かたちなき物」っていいでしょ。  勉強中に見た句 . . . 本文を読む

俳句ポスト兼題「冬暖か」

2024-10-30 | 日記
 季語「冬暖か」は冬のさなかの暖かい日のこと。 つめたい風も吹かない穏やかな日和。冬の恵まれた一日である。 【子季語】冬ぬくし、暖冬   例句として  冬ぬくく地の意にかなひ水移る    飯田 蛇笏  冬ぬくし海をいだいて三百戸     長谷川素逝  暖冬や砂丘をのぼる身の重さ     秋元不死男  校庭の柵にぬけみち冬あたたか    上田五千石  山々に坂が寝そべり冬ぬくし  . . . 本文を読む

NHK俳句兼題「双六」2

2024-10-29 | 日記
兼題「双六」を考えてます。で一句です。  上がるとは人生双六外れること  夕金魚  上がりを目指すのですけど、上がってからは、  何をするのでしょうか。  人生も上がってしまうとすることがないのでしょうね。  すごろくの上がりのように 逝かれけり     角野良生  という句もあります。  絵双六囲む十二の膝頭            鷹羽狩行   双六は大勢でするものです。  膝頭が十二 . . . 本文を読む

NHK俳句兼題「双六」

2024-10-28 | 日記
 季語「双六」  正月の室内遊戯の一つ。 盤双六と絵双六があるが江戸時代からは絵双六が一般的となった。 絵双六は、サイコロのでた目の数だけ駒を進めて、 先に上がった方の勝ちというもの。 江戸初期から行われていたという。 昔は雑誌の新年号の付録などに付いてたりしました。 知ってますかね、双六。 ゲームボードのようなものです。 東海道双六とか、出世双六とかありました。 今の人生ゲームも双六の一種でしょ . . . 本文を読む

NHK俳句兼題「初鏡」2

2024-10-26 | 日記
兼題「初鏡」を考えています。      心いまだ燃ゆるものあり初鏡             鈴木真砂女     真砂女の句は「女」感じさせますね。 そこで一句。  勝ち負けは男の世界初鏡  女の世界にも勝ち負けはあると思うのですけど、  男の勝ち負けとはサイクルが違うみたいです。 . . . 本文を読む

NHK俳句兼題「初鏡」

2024-10-25 | 日記
 兼題が「初鏡」です。 新年、初めて鏡に向って化粧をすること。 また、その鏡をいう。初化粧。 もう新年の季語ですよ。 俳句公募とかにも、新聞紙等が新年の特別号用の俳句を 公募し始めています。 でも、うーーん新年ですか。 頑張ってみます。 例句として   初鏡逃げも隠れもできぬ顔    林 十九楼   唇を舐め消す紅や初鏡      杉田久女   女の句が多いのですが、男を詠んだ句もあります。    . . . 本文を読む

俳句必携1000句を楽しむ宮坂静生 老いること

2024-10-24 | 日記
本日紹介する句 老いることやうやく楽し冬日向   坂本謙二  「良弁杉」 松山在住の作者。 句集名は東大寺二月堂開山の良弁さんが植えた杉にちなむ。 作者とて老いに悩んだ事も嫌ったこともあったろう。 が、長生きを楽しむことを悟った老いの知恵。 と宮坂は評する。 金魚も老いました。最近つくづく老いを感じることが多くなって、 上記のような句を好むようになっています。 同じような句として、  いちまいの落 . . . 本文を読む