労働者のこだま(国内政治)

政治・経済問題を扱っています。筆者は主に横井邦彦です。

民主党王国愛知の末期症状

2007-11-08 02:24:30 | 政治
 現在、われわれが注視しているのは、世界経済と中近東の動向、どちらもこれからの世界のあり方を規定する問題であり、瀬戸際にたっている問題でもある。
 
 幸いなことに、瀬戸際の一つであるアメリカの対イラン戦争という事態は、実現不可能なものとなりつつあり、「第三次世界大戦」の危機は一応遠のいたが、もう一つの瀬戸際である世界経済は、ますますやっかいなことになり始めている。
 
 だから、しばらく日本の政治のことはあまり関心がなくてどうなっているのかよく分からないのだが、身近な愛知では民主党の議員がテレビに登場してわけの分からないことをいろいろいっている。
 
 衆議院議員の河村たかし氏は、朝、出勤前に食事をしているときに、自分は「テロ特措法」に賛成投票したいのだが、党議拘束があってそれができないと文句を言っていた。
 
 また参議院の何とかいう新人議員などは、涙を浮かべて、「民主党はガキだ。代表が大連立というのに、みんなはなぜ黙ってそれにしたがうことができないのか」ともいっている。
 
 「ガキ」という難解な教育用語の意味はよく分からないのだが、お二人とも心はすでに自民党のお友達のようである。
 
 心はすでに自民党なのに民主党を名乗っているのは、有権者にとってまったく理解できないことである。選挙の時には自民党と闘いますといって労働者の票をかすめとって、選挙が終われば、わたしは自民党ですなどというのはサギ・八百長・ペテンのたぐいであろう。そうではないのか。
 
 愛知民主党は愛知の労働者を愚弄しているのであり、こういう愚行がどのような結果をもたらすのかは、どんなに寝ぼけた連中にもやがてはっきりと分かるであろう。
 
 民主党は長い間、この愛知で政治的に優位な地位を獲得していたが、それは愛知の広汎な労働者の支持によるところが大きい、ところが愛知民主党の議員諸君は何を錯覚しているのか、自分が議員であるのは自分が特別の人間であるかのように考え、権力者であるかのように思い、ふるまい、そして本来の権力政党である自民党と融合して区別がつかなくなってしまっているのである。
 
 この愚か者の党が愛知県から消滅する日は、そんなに遠くない。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はじめまして)
2007-11-09 17:57:33
はじめましてこんにちは。
イラン戦争が実現不可能というのは本当でしょうか?
何かあったんでしょうか。
もしそれが本当ならすごく嬉しいですね。
返信する