方向性 １０月２６日（月）

昨日小浜市の口名田地区にある下中井という集落へ行ってきました。

口名田地区を南川と呼ばれる川が流れています。この河川敷を下中井の青壮年会の皆さんが掃除されるとお聞きして、激励に寄せていただいたのです。

たまの日曜日にもかかわらず、数十名の会員の皆さんが汗と泥にまみれながら、堤防の草刈りや河川敷や橋の橋脚にたまった草木やゴミをボートまで出して集めて焼却されていました。本当に頭の下がる思いです。

参加者の方にお話をお聞きしてみますと、義務感ではなく自分たちの地域の財産だから自分たちの手で維持管理するのは当然のことだと話されていました。

一昔前なら、区長さんから河川を管理する土木事務所に陳情して、公共事業として発注されていたはずですが、今日では発注する予算の確保が難しい状況です。

今年の夏休みに地元の小学校のグランド整備（暗渠排水整備）が行われ、ＰＴＡの保護者の皆さんの奉仕作業により快適なグランドに生まれ変わりました。材料は小浜市から提供されましたが、この作業も少し前なら、小浜市から公共事業として発注されていた物件であったことでしょう。何百万円の代金が何十万円で完成しました。

自分たちの財産は自分たちの手でまもる。
これがこれからの「方向性」だと思います。
ここに行政として少し応援できるものがあるはずです。


今日はでした。